成田線

2014年8月9日作成
訪れた日 2009年8月13日
2013年3月10日

成田線の路線図を正確に言える人はすくないのではないだろうか。成田駅から見ると、我孫子方面行き、銚子方面行き、千葉方面行き、そして成田空港へ向かう線が集まって巨大なジャンクションの様相を呈している。どれが成田線か・・・・。正解は全てである。図で見ると十の字のようである。普通であれば、それぞれ違う線名をつけると思われるが、何故こうなっているのか判らない。それぞれ支線名がついているので、そのまま路線名にすれば良いのにと思う。

「我孫子支線」
我孫子駅から成田駅に向かう我孫子支線は、常磐線の10両編成の通勤電車が乗り入れてくる。単線ではあるが、全駅交換可能で、いっその事、複線にしたほうが良いように思われる。成田空港に向かうサブルートとしても使えそうであるが、単線というのがネックであろう。

「空港支線」
成田空港に向かう路線は、成田エクスプレスが行き交い、活気があるが、私が成田空港に向かう際に、JRを使う事は殆どない。料金や速度で見ても京成スカイライナーを選択してしまう。成田駅から新幹線のような立派な高架橋を行くが、ライバルの京成電鉄と共用区間があり、JRの快速列車がスカイライナーにブチ抜かれる光景を見る事が出来る。

「本線」
最後に、なぜか本線と言われているローカル線。成田駅から利根川沿いに走り、香取駅で鹿島線を分岐した後は優等列車も走らない閑散区間を行く。かつては「すいごう」という特急列車が、東京駅から成田線経由で銚子駅まで走っていたが、今は特急「あやめ」の末端区間を普通列車として走るという形で残っている。平野を淡々と走るだけで、特に景色が面白いわけでもなく、普通列車で走りぬけるのが退屈に感じてしまう。


我孫子から成田までが我孫子支線
佐倉から成田を経由して銚子の手前の松岸までが本線
そして空港支線

我孫子支線を別の線名にすればスッキリするのに・・・・と思う。
京成成田駅は意外と近い、歩いて充分移動できる。

巨大ジャンクションの雰囲気であるが、警官も立っており、国際空港の近くを感じる事ができる。
成田湯川駅から見た通称「我孫子支線」
こちらには駅が無く、乗り換える事はできない。

スカイアクセスと成田線が繋がってもそれほど有効とは思えないが、鉄道同士が手を結ぶ事も大事だと思う。
成田空港のホテルから見た成田エクスプレス。
複線のように見えるが、JRとスカイアクセスの単線並列である。
佐原駅。京浜東北線のお古であるが、元々通勤型電車なので、旅情を感じるのは難しい。
香取駅。ここで鹿島線を分岐するのであるが、駅舎はお洒落であるが、駅自体は閑散としていた。

高校生のカップルが駅前でポールを使って過激にいちゃついていた。

松岸駅で総武線と合流。この駅で食料を調達したかったが、売店は無く、駅前の商店も閉鎖されていた。ジャンクションなので少しは期待していたのだが・・・。

帰りは総武線の特急「しおさい」。車内販売も行っており、結果的には食料調達が叶った。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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