●太東埼灯台

・2012年11月10日作成
訪れた日 2012年1月8日
 

「いい写真撮れましたか?」灯台の写真を撮っている方が訪ねてくる。さほど観光地になっていない灯台を巡って、人と会うのは珍しい。あまり会話のない鉄道ファンと違って、少し会話をしてみたくなったが、気もそぞろ、何故ならば、デジカメのメモリが一杯になってしまって、要らない写真を消そうとしたところ、間違って他の大事な動画を消してしまって、慌てて操作していたら、メモリに何かが書き込まれてパニックになっていた。

この日はいすみ鉄道を巡ったが、珍しく車で来たのは、この灯台を訪ねたかったからである。電車からも辛うじて見えるが、駅から遠く、車が無ければとても訪ねる事が出来ないような場所にある。NPO太東埼燈台クラブのHPによると、村が設置した灯台が1950年(昭和25年)に国に移管、1952年(昭和27年)に移築。1972年(昭和47年)に内陸に移設され、今の2代目の灯台になったとの事である。クラシカルな形をしているが、意外と新しい灯台である。

太東埼灯台が聳える太東崎は全長66qの九十九里浜の南端である。外房の海は豊富な観光資源で溢れており、その中で太東埼灯台はマイナーかもしれない。しかし、この灯台から見下ろす大原の街並みは、もっと評価されても良いかと思う。もっとも、交通手段は車しかなく、かつ道路はとても狭い。

たどり着いた時はもう夕暮れ、灯が点っていた。
月も綺麗、今日はとても好天で夕暮れも綺麗だろう。
大原の街並み。九十九里浜とは反対側であるが、こちらも浜が続く。この岬が無ければ九十九里浜はもう少し続いていた事がわかる。
手前には売店がある。この時間は当然ながら閉まっていたが、観光地としての設備は整っている。
奥は九十九里浜。夕日がとても美しく、このまま夜までいたかったが、カメラのメモリも一杯。そして、事故が起こったので、すっかり気分が萎えてしまった。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)

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