●阿字ヶ浦・磯埼灯台

・2011年7月18日 作成
訪れた日 2010年10月11日
 

秋の太平洋は穏やかで、日差もやさしい。癒される風景とはこの事だと思う。ここは、茨城県磯崎、東京から車で2時間程度・・・。遠くへ行くばかりが旅でない。最近、特にそう思うようになった。

磯崎灯台は「ひたちなか海浜鉄道」の終点、「阿字ヶ浦」の近く(最寄駅は隣の「磯崎」)。海水浴場が有名で、かつては、国鉄、JRが「快速阿字ヶ浦号」として首都圏から直通列車が乗り入れていた。しかし、乗り入れが廃止されローカル線になってしまってから随分たつ。長編成が停まる事ができた長いホームと、引込み線郡は荒れ果て、かつての繁栄は夢の跡・・・。

阿字ヶ浦が寂れたわけではなく、利用者が鉄道から車になっただけである。ホテルが立ち並び、駅前の天然温泉「阿字ヶ浦温泉のぞみ」は賑わっていた。2011年の原発事故の影響がどのぐらいあるのか判らないが、観光で活きる街が、寂れてしまった阿字ヶ浦駅のようにならない事を祈るだけである。

磯崎灯台に灯が点った。この灯台は今後も淡々と海を照らし続けるだろう。震災も、原発事故も関係なかったかのように・・・。昔の船は、灯台の光を頼りに暗い海を進む事が出来た。この国にも、未来へと導いてくれる灯火が必要だと思うのだが・・・。

磯崎の海。穏やかであった
磯崎灯台は高台にあって、国道からだとちょっと判りにくい。
立派な灯台なのだが、陸地から近づけず、写真に撮るのは難しい。
灯台の周りは、集落や旅館などがあった。
阿字ヶ浦駅、引込み線は、機関車牽引の客車列車が乗り入れた名残であろう。
海を照らす磯崎灯台


http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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