●観音崎(観音埼灯台)

・2002年11月5日  作成
訪れた日 2002年10月27日
 

日本初の洋式灯台で有名な観音埼灯台。電車だと浦賀駅が最寄駅。観音崎通りと書いてあるから近いと思い歩き出す。歩くにつれ山に入ってゆく感じがして、猪が出てきそうな雰囲気に海が感じられない。30分ぐらいたっただろうか、ようやく海に出ると小さな漁港の鴨居港に出た。あまりの長閑さに、地方の漁村にいる錯覚を覚える。遥か先に灯台らしき白い建物が見えるが、随分遠いなぁ・・・三浦半島の海岸線はこんなに長く、こんなに緑豊かなのかなぁ・・・と、唖然としていると公園に出た。観音崎公園だった。遠くに見えた白い建物は、後で調べたら対岸の千葉県富津市の東京湾観音だと思う。

観音崎を訪れるのは丁度10年ぶりである。すっかり記憶を失っていたが、かつてバーベキューをした海岸。仲間と歩いた灯台への路などを思い出してきた。観音埼灯台へは山道を行く。砲台の跡などもあったりして、戦争を連想させる建物が沢山ある。そのジメジメした暗い山道を抜けると突然海に飛び出す。

明治2年(1868年)に建てられた初代の建物は、フランス人の設計の日本初の洋式灯台で、芸術的だったらしい。現在の建物は大正14年(1925年)に完成した3代目。白色 八角形 コンクリート造りは昔の建物を彷彿させていると思われる。さすが灯台50選の灯台だけある。見学も出来て、展望台から東京湾を眺める事が出来る。

観音崎付近は、心霊スポットの多さも知られている。防空壕やら怪しげなトンネルが沢山ある。海を見ても、何やら怪しげな遺構があったりする。

観音崎灯台
謎の遺構
東京近郊とは思えない光景

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)

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