●二ヶ領宿河原用水

・2005年5月29日  作成
 
訪れた日 2005年4月10日
 

南武線の車窓に映った桜並木・・・。間近で見たくて途中下車した宿河原駅。可愛らしい小さな用水路の両側には満開の桜、そして花見の宴会。同じ桜並木でも残堀川とは雰囲気がちょっと異なるが、それでも素晴らしい桜並木には変わらない。個人的には大いに気に入った。

二ヶ領用水は農業灌漑用水として1611年(慶長16年)に建設された多摩川からの用水路である。上河原と宿河原の2箇所の堰から水を引き込んでいる。宿河原堰からの部分を二ヶ領宿河原用水と呼ぶ。

多摩川には数多くの用水路が存在して、ちょっとした川好きには興味深い。用水の中を泳ぐ鯉、両岸を埋め尽くした花見の宴会・・・。自然の中の小川とは異なるが、用水路として機能を失った今日でも地元住民に愛されているのだから、工事を指揮した小泉次大夫も喜んでいる事だろう。

宿河原堰
満開の桜と
南武線と
屈まないと潜れない橋の下
花見の宴会の真っ只中であった

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)

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