佐野

2013年9月16日作成
訪れた日 2012年4月30日
2012年7月22日

ローカル線が1時間間隔で行き交う路線にしては立派すぎる駅で下車する。2面3線であるが、現在、退避線が使われるような事はなさそうである。街の名前は有名であるが、交通の要所としては、JR両毛線と接続する佐野駅の方が知られている。佐野市駅は東武鉄道だけの駅であるが、佐野厄除け大師へはこちらが便利である。

駅前は古い街並みも残っており、有名な寺院への窓口として体裁を保っているが、人が少ない・・・。歩くこと約5分、佐野厄除け大師に到着する。TVのCMでも馴染みのある、関東の三大厄除け大師(川崎・西新井・佐野)である。この日は静かであったが、初詣の参拝客は50万人と聞。しかし、そのうちどのぐらいが鉄道利用なのだろうか。

佐野市で有名なものはラーメンと「いもフライ」。「いもフライ」とは全国的には馴染みが薄いが、佐野市民の主食とまで言われている。その名の通り、揚げた芋を串刺しにしているが、ソースも特徴的だとか。以前に訪問した際、佐野駅前で購入したが、前に注文した人が巨大ロットで発注したので、諦めて帰ろうとしたら、2本だけなら・・・と先に頂く事が出来た。単にB級グルメではない事を実感。

佐野市には名所もあり、グルメもある。「いもフライ」は本来の芋の美味しさが味わえて好きである。佐野ラーメンは個人的にはインパクトに弱いが、全国区の人気を誇る。しかし、私が佐野市で受けた一番の印象は佐野線の寂れ具合である。大丈夫かな・・・。


東武佐野線に乗って強烈なインパクトを与えてくれたのが、この北館林車両解体場。かつての貨物駅の跡地で車両の解体業務が行われている。東武以外の車両もここで解体されている。都営地下鉄と小田急ロマンスカーを確認する事が出来た。
佐野駅。広い待合室は初詣の時期は賑わうのだろうか・・・。佐野線はかつて貨物輸送で賑わった路線であり、その面影は散見できるが、現在は1時間間隔で3両編成の電車が行き交うだけである。
関東の三大厄除け大師。鉄道駅から参道が延びているわけではなく、最初から鉄道は期待されていないようだ。
いもフライとは、蒸したジャガイモを、串刺しにして揚げた後、特製ソースをかけて仕上げたもの(佐野市観光協会HPより)

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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