石神井川

・2019年4月14日  作成
  
訪れた日 2008年から
2019年4月6日

石神井川は東京都小平市花小金井南町から 北区堀船三丁目で隅田川に合流する。 流路延長25.2km、 流域面積61.6kmの一級河川である。とても馴染みのある川である。

祖父母の家であり、また2005年から18年まで住んでいた東京都北区滝野川は石神井川の河口付近であった。ジョキングコースとして豊島園までの10キロの川沿いの道を走ったものだった。この地を離れて1年・・・。懐かしさと、撮りためた写真を整理する意味で、源流である小金井公園から河口の隅田川までの記録動画を作ってみた。テキストはそのダイジェストである。

石神井川の源流は小金井公園。嘉悦大学の中は暗渠となっている。上流は水量も少なく、あまり整備されていない。武蔵関公園の 富士見池に流れ込む。かつては湧水地であったが、現在は地下水をくみ上げて池を保持している。
西武新宿線から池袋線まで、河川の改修工事が進んでいる。将来は南田中団地付近のようなスケールの大きな景色になるのかもしれない。
練馬高野台付近の緑地では花見をする人が大勢いた。この先、目白通りを過ぎて豊島園の中に流れ込む。豊島園の中はもう少し整備すればいいのに・・・と思う。
都立城北中央公園付近は、巨大運動公園や公園が多く、大自然の中を行く雰囲気があって好きだった。
東上線より上流は、街路樹も無く、退屈な景色が多いが、東上線下流は河川沿いの緑道も整備されていて、街路樹も見事である。かつての石神井川はまがりくねっていたが、まっすいぐに付け替え直された箇所が多いが、跡地を公園としている所も多く、憩いの場となっている。
加賀藩の屋敷跡地は加賀公園となって、人気スポットとなっている。
中山道の宿場町、板橋は石神井川の観光スポットのひとつ。板橋はレトロな雰囲気になっており撮影する人も多い。
埼京線と交差する付近は桜が見事、鉄道ファンも大勢集まっている。この日もベスポジは確保できなかった。観音様があったり、川沿いまで降りられる緑地公園もあり、石神井川を散歩するなら一番良い場所だと思う。
石神井川は下流域では渓谷になっていたようだ。現在残る緑道にもその名残が感じられる。吊橋も、かつて石神井川を渡っていたものである。音無橋付近は深い谷になっている。この付近は洪水被害も多かったようで、現在は飛鳥山の地下をバイパストンネルで抜けている。跡地は音無親水公園として整備されている。
飛鳥山の下で暗渠から再び外に出てるが、河口まであと僅か。かつての工場地帯の跡地で、殺風景な景色の中、隅田川に流れ込む。
川沿いを歩くのは河口から上流を目指すべきかと思うが、石神井川は河口付近の方が綺麗だし面白い。動画を編集していて、後半ほど力が入った。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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