靖国神社

・2015年4月5日  作成
  
訪れた日 2010年12月5日
2011年12月3日                
2014年4月4日

靖国神社について、様々な意見があると思うが、私にとっては撮影スポットであり、秋の銀杏並木と、春の桜の名所であり、時々訪れては写真を撮っている。神社内の庭園も、秋には紅葉が湖面に反射して素敵である。

九段下駅で地下鉄を降り、地上に出ると皇居のお堀が現れる。何となく清らかな空気が流れているような気がして、好きな景色である。一方、お堀の反対側に現れてくる青銅製の大鳥居は、これでもか・・・というぐらい大きく、威圧感を受ける。皇居から流れる空気とはまた別の空気を感じる。園内に入ってみれば、銀杏並木が続き、大村益次郎の銅像が現れる頃から、この神社の特異性が感じられるようになる。

遊就館には 戦争にまつわる色々なものが展示されていた。ゼロ戦の横にタイの泰緬鉄道で活躍したC56も展示されていた。軍用機と蒸気機関車が並ぶのは少しシュールである。先の戦争で亡くなれた方の遺書や遺品を見てしまうと、戦争はあってはならない事だとは思うし、後世に伝える事は大事だと思う。一方で、勇猛果敢に描かれている日本軍の映画やアニメについては、賛同する事はできなかった。ただし、あの戦争で生き残った方にとっては、全てを肯定する施設は必要なのだろうと思う。

花見のシーズンには、参道には露店が連なっていた。そのうちに一つに入り、売り子のお姉さんにヤキソバを注文した。作ってくれている最中に、仲間がやってきて、「何処のピンサロで働いているの?」 と質問し、それに売り子が答えていた。靖国神社は皇居のすぐ近くであり、特別な神社のようだと思っていたが、どこにでもある神社とお祭りの風景なのだと思った。

銀杏並木は見事であるが、個人的には神宮外苑の方が好きだ。撮影しているとカップルが目立ったのは意外だった。

神社正面の高燈篭(常燈明台)は靖国神社の常夜灯との事であるが、かつては灯台の役割もはたしていたとのこと。
春の奉納相撲は風物詩になっている。外人力士が目立つが、中国や韓国の力士がいたらどうなったのであろうか?

この日、一番の盛り上がりは「遠藤」であった。

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