●明石海峡大橋

・2009年6月7日作成
訪れた日 2008年7月5日
 

巨大なつり橋で淡路島まで一跨ぎ・・・。車で走ればあっという間の出来事である。世界最大のつり橋で、近くで見ると流石にその圧倒的なスケールを感じる。ただし、湾を結ぶ橋と違って、海峡をまたいでいるのでスケールを比較するものが乏しく、遠くからではその迫力をあまり感じない。

この橋が自動車専用道路である事を常に残念に思う。もともと道路・鉄道併用橋として計画されたにも関わらず、途中で設計変更されてしまった。瀬戸大橋との兼ね合いもあっての事であろうが、もしも鉄道が走っていれば四国の鉄道が現在のように苦境にたたされていなかったのではと残念に思う。現在、大阪から徳島に向かうのに鉄道を使う人は皆無に等しいであろう。

本州側から橋を渡りきったところに淡路サービスエリアがある。ここには巨大な観覧車もあり、公園化されている。淡路島には不釣合いなほど立派な施設であるが、これが無かったら、淡路島は単に四国と本州を結ぶ高速道路が通過するだけになってしまっていたであろう。

淡路鉄道(離島では珍しい)は私の生まれる前に廃止されているが、もし、この鉄道が残っていたら、明石海峡と鳴戸海峡のふたつの橋を超えて本四連絡鉄道として機能したかもしれない。明石海峡大橋を鉄道で越えてみたかった。


車で一気に渡る
小さなな島も点在している
ちょっと霞んでいるが・・・
もう鉄道が走れない構造だとわかる
サービスエリアの観覧車
ライトアップされた明石海峡大橋

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


back