ポートアイランド

2008年12月21日作成
訪れた日 2007年10月27日
 

ポートライナーで人口島に渡る。賑やかな一期工事区間を出ると、城壁のような建造物が見える。ここから二期工事区間であり、当時の防波堤だけが陸地に取り残されているのだ。二期工事区間に入ると、まだまだ未開発という感じで、広大な空き地が目立ち、本当に城壁に見える。阪神淡路大震災の時は、この空き地に仮設住宅が並んだと言われている。

ポートアイランドは神戸沖にある人口島である。この島を有名にしたのは1981年に開催されたポートピア81(神戸ポートアイランド博覧会)である。博覧会の会場後は当初の予定通り開発されて近未来都市になった。六甲山地の土を使い埋め立てたを行ったが、六甲山地の開拓と人口島の建設と同時進行した手腕が当時は評価されていたと思う。しかし、バブルの崩壊、阪神淡路大震災での被災などがあり、開発は計画通りにはいっていないと思う。ポートアイランド沖に出来た神戸空港を見ると余計にそう思う。

昼休み、付近を散策したが、寒々とした光景が切ない。海側にある公園は誰もいないし、入り口もわかならない。あるいは建設中なのだろうか。ポツポツとある建物が、みなお洒落な形をしているのだが、見る人も少ないだろう。そして低迷していると言われている神戸空港だが、空港自体が小さいので、閑散としている感じではない。むしろ関西空港の方が寂れた感じである。問題は、この狭い関西エリアに空港が3箇所に分散配置されている事ではないだろうか。


城壁のような防波堤あと
かつての海側から
先端医療センター駅を出発
雨天練習場のようだ
こういう光景は切なくなる
関空を結ぶ船も閑古鳥がないていた

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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