●宮地岳線

・2006年11月25日作成
訪れた日 2006年9月24日
 

JR駅前の繁華街、そこを抜けると西鉄の高架線の近代的な駅があった。飲み屋を探して徘徊したが、JR側には沢山あるのに西鉄側は寂れていた。近代的な駅に人影は無く、ツリカケ駆動の古臭い音をたてながら電車が発車してゆく気配を感じた。宮地岳線に乗るのは初めてではないが、時代に取り残された遺物のように見えて仕方ない。西鉄が末端区間の廃止を表明した理由も判るような気がする。

仕事が早く終わった午後、地下鉄で貝塚まで行き、同一ホームの先端で待機している宮地岳線に乗る。本線のお古が中心で、よくは判らないが雑多な形式が集められ、異形式同士の連結も見られた。単線ではあるが、12分間隔の高頻度で運転されているので、高頻度で列車交換がある。沿線は住宅地が続き、廃止というイメージからは遠い。しかし、列車は空いていた。

古賀市の中心と思われる。西鉄古賀駅で降りてみる。構内踏切を渡らねばホームから出られない古い造りの駅だった。駅前は閑散としており、住宅地の中にあって駅舎は目立たない。溶け込んでいるというよりか、忘れ去られたような感じがする。このような景色を目の当たりにすると、とても悲しくなる。

最古参の1943年(昭和23年)製造の電車に乗って、とりたてて特徴の無い終点津屋崎に到着した。駅の脇には「電車延長記念」石碑が建っているが、その横に、遺構だけが残る事になるのだろうか。この日より約1ヶ月後の10月23日、協議会は西鉄新宮〜津屋崎間の廃止を決定した。


古賀駅に進入する電車
列車交換
古賀駅を去る電車
奥が駅
エアポケットのような古賀駅
最古参の電車
電車延長記念碑

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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