●首里城

・2017年7月29日作成
訪れた日 2016年1月18
 

駅から首里城に向かって歩いて行くと。「今、首里城に言っても中国人や韓国人でいっぱいで見れないよ。今日はタクシーで観光しようよ」とタクシードライバーが迫ってくる。タイを観光した時の事を思い出した。ここはアジアだ。油断もすきもならない・・・・。とても残念に思った。勿論、断って首里城を観光した。人は少なくはなかったが、普通に観光できた。

首里城は琉球王国の居城であり、薩摩に侵略された後も残っていたが、沖縄県になり、政治の舞台から去り、米国との沖縄戦で破壊されてしまった。復元されたのは1992年である。という訳で、完全に再建されたものであるが、そのような城は本土にも多い。それよりも、琉球文化を感じられる首里城は魅力的で、那覇観光では一度は訪れてみたい場所であった。

山に作られた天然の要塞は、城壁もあり雰囲気は充分にあったが、やはり本土の城とは違う。朱色に塗られた建物は、大陸の影響を受けている事を感じた。まるで、中国のお寺を訪れているような印象を受けた。規模的には思ったほど大きくなく、中国の公園の方が迫力があるような気もする。しかし、迫力は問題ではく、大事なのは琉球の歴史を伝える事だろう。


首里城付近の街並み。ローソンも琉球仕様。
弁財天堂/円鑑池
城の上から眺める那覇の街。


http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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