駅を降りるとハングルの観光案内が・・・。この地方が韓国のドラマのロケ地である事は知っていた。ドラマは見た事は無いが、カラオケのPVで、韓国ドラマが流れて、そこには日本の雪国が現れていた事を記憶している。もっとも、私は韓流ドラマはあまり見た事が無いし、この旅の目的もロケ地巡りではない。

角館は武家屋敷の街並みが残されている事で知られている。観光客も多く、秋田新幹線も停まる。秋田内陸縦貫鉄道の乗換えで２回ほどこの駅を使った事はあるが、街並みを歩いた事はない。今回も主目的は秋田内陸縦貫鉄道乗車であるが、１本前の新幹線でやって来て街を散策してみようと思う。駅から徒歩圏内に武家屋敷がある。

駅前は観光地らしく、綺麗に整備されていたが、暫く歩いてゆくと、すこし古びた、地方都市らしき街並みが現れる。他の地方都市と比べて、それほど寂れてはおらず、活気があるとは言い切れないが、寂れてはいなかった。やがて、目的の武家屋敷が現れた。ここは観光客も多く、人力車も客を乗せて走っていた。

 あまり時間も無かったので、入り口付近の家を眺めてすぐに駅に戻った。武家屋敷自体は珍しくないが、大木が立ち並ぶ通りと、高い壁、立派な門の組み合わせが素晴らしい。

２０１５年、ここを訪れる機会があった。厳密に言えば、立ち寄る時間があった。僅かな時間ではあるが、桜の咲き乱れる街並みを歩く事が出来た。武家屋敷も良いが、川沿いの桜並木のスケールの大きさにも驚きであった。

	新幹線E3系「こまち」、あっという間にE6系「スーパーこまち」に置き換えられてしまったが。この時は、全てこのE３系だった。
	このドラマは見た事がない・・・。韓国のドラマに日本の美しい風景が写されるのは悪い気がしない。
	角館駅前。 駅舎も武家屋敷を意識しているようだ。新幹線といっても、在来線の改良版なので、このような地上駅が多い。 駅前の街並みは、他の地方都市と同じ。ただし、背後に観光地をひかえているせいか、人通りは少なくない。

	訪れる人に中国人が目立っていた。
	テレビの取材も来ていた。 桧木内川堤に２�qにわたって続く桜並木。

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