ゴールウェイ

2005年9月10日作成
訪れた日 2005年6月19〜21日
 

印象深きイニシュモア島、アイルランドを代表する観光地モハーの断崖、これらの観光のベースキャンプとなったゴールウェイの街。人口6万人の小さな街だが、観光拠点として賑わう。泊る所が圧倒的に不足しているとの情報があったので、珍しく1泊目は国内からネット予約(ゴールウェイ大学の学生寮)。2泊目は駅付近のB&Bを飛び込みで確保した。6月上旬なら、まだ宿は空いているようだ。

5月19日。夜9時を廻って夕闇迫るゴールウェイに到着。この時はこぢんまりとした街に好感を持って、散歩しながら・・・というつもりで、歩いて郊外の宿まで行ったのが失敗だった。中心地を離れると人気も無くなり、道に迷った事もあり、かなり心細い思いをした。

翌20日、イニシュモア島で知り合った人に教えてもらったアイリッシュパブで独りビールを飲んだ。丁度、パブ・セッション・フェスティバルというものが開催中で、店内ではライブが行われていて楽しかった。ギネスビールを1杯だけ飲んで帰ろうと思ったが、音楽に聞きほれ、そして帰ろうと思ったらニュージーランドとオーストラリアから来たという、それぞれ独り旅の女の子、地元のナイスガイと会話が弾んでしまい長居してしまった。私は英語が駄目だけれど・・・。

休暇が1週間という私に対して、彼女らは3週間という。バカンスという制度がない日本。こればかりはどうしよもない。旅人として欧米文化圏の人たちが羨ましくて仕方ない。それでも、私は日本人でありたいし、日本に生まれて良かったと心の底から思ってはいるが・・・。

ゴールウェイの街は、水辺の景色が美しかった。中世の古い建物が川沿いに点在して、散歩しながらでも充分楽しめた。時間が許すならば、もっとゆっくりしたい所だった。街を離れる列車に乗った時に、後ろ髪を引かれる思いになった。


街の目抜き通り
水辺の景色
ゴールウェイ大聖堂
ゴールウェイ駅


http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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