リューデスハイム

2020年12月13日作成
訪れた日 2019年3月10日
 

天気は悪いが、今日は仲間たちと一緒にフランクフルト中央駅からローカル列車に乗ってライン川沿いの村を目指す。ICでも通った道だと思うが、ローカル線だと趣が異なる。昔であれば客車列車だったのだろうが、ライトレイルを大きくしたような低床電車。ヨーロッパを旅行した若い頃とは走る列車も変わった。

1時間以上かけてやってきた街はリューデスハイム。ブドウ畑、古城、ワインの街である。ライン川沿いの古城は気になっていたが、ようやくじっくり訪れる事が出来た。小さな街であるが、中心街の路地はつぐみ横丁(Drosseogasse)と呼ばれていて世界的に有名だそうだ。そこで昼食、もちろんワインを飲んで良い気分になる。今日は4名のちょっとしたグループ旅行だが、こうゆうのも楽しいと思う。

有名なゴンドラは強風で運休、しかし、ゴンドラリフト乗り場付近から見下ろすブドウ畑と、ライン川、対岸の街は絶景だった。夕方の列車で戻ろうとしたら、強風で列車は1時間以上も遅れて、小さな駅は人で溢れた。

ようやくやってきたローカル線だが、行きとは異なり、ボックス席をグループで占める事はできず、バラバラに座り、私はひとりで暮れなずむドイツの車窓を眺めていた。明日から仕事だが、終わりがみえている。もうすぐ帰国だが、こんな経験も最後かと思って感傷的になっていた。


街並みが美しい。右上、ブレムザー館(ジークフリート・メカニカル楽器博物館)。
下、「つぐみ横丁(Drosseogasse)」
古城も残っていて、中世の雰囲気が漂っている。

丘の上から街を見下ろす。
ライン川はコンテナ船が行き交い、時間があれば、渡し船で対岸に渡ってみたかった。
フランクフルトまれ行くローカル列車。ICは通過するので、このローカル列車を使う事になる。

それでも、1時間強でフランクフルトまで行けるので、観光するにはとても便利である。


http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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