おうおう。いるいる。あっちこっちで甲羅干ししちゃって。 |
どこもかしこも場所争いが激しい!激しい! 特に熾烈を究め |
ているのが一番下の写真。まさに亀のためにあるような浮き島 |
でも、スロープは彼等には、余りにも狭い。ちゃんと先に登っ |
た奴等は奥に行けばいいのに、そこは横着な亀のこと、どっか |
りと甲羅を落ち着けてしまい、後から来たのが上がれない。 |
先客の甲羅を乗り越え損なって落ちる奴、力任せに、周りの奴 |
を落とそうとして自分も一緒に落ちる奴。そこにちゃっかり居 |
座る奴。ひたすら無駄な陣とり合戦は続くのでした。 |
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そうそうここで知りたいことが2つあった。 |
一つは、こんな岸辺の無い池で、こんなた〜くさんの亀は、ど |
こで冬眠していたのかな。それから、去年の夏見た「かみつき |
かめ」はどうしたのかな?ってこと。一生懸命に探したけど、 |
例の亀は、影も形も無い。日本の冬が越せなかったんでしょう |
か? 公園のおじさんに聞きたい、でも、聞けない、聞きたい |
聞けない! 聞いたらきっとこんなふうになっちゃうんだろう |
なぁ |
わたし:「あの〜、去年、池にいた大きな亀どこいっちゃった |
んですか?」 |
おじさん:「大きな亀? あっ『かみつき亀』?」 |
わたし:(にこにこしながら・・)「そうそう、その『かみつ |
きかめ』」 |
おじさん:(無言、そしてむっとして)「あんたたちかね?困 |
るんだよ責任持って飼ってくんなきゃ。」「あんな |
の捨てて行って。迷惑なんだから。」 |
わたし:(焦って)「いっ!いいえ!うちじゃないですよ。」 |
おじさん:「じゃあ、なんで聞くの」 |
わたし:「何んでって! あの、その・・・」 |
おじさん:「ほんとに、あんな亀捨ておって・・・」(ぶつぶ |
つ、言いながら去って行く) |
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注)これは勝手な想像。きっと親切ですよ。 |