JALのマイレージがたまっていたので、北海道旅行に行った。 今回は、久々に阿寒方面が目的である。
前日までに、実家に連絡して、レンタカーを借りておいてもらう。 今回は、実家の車は借りれなかった(結局、親がレンタカー代払ってくれた)。 車は、カローラフィールダーの1500cc。 ちょうど、うちの車と車体などが共通なので感覚が非常に近い。 まー、さすがにエンジンが違うのと、ATなのでちょっと坂道なんかだと非力に感じるが、これで一泊二日、10,500円は安い。 本当は、Vitzクラスで予約していたらしいが、実際に使えたのがこれということで安いのだろう。 こうなると、早目の予約がいいのかどうか悩んでしまう。 早ければ、本当にVitzだったんだろうし。
とりあえず、福岡空港をほぼ定刻に出発し、千歳空港には若干早めに着いた。 連休でかなり混んでいることを予想していたので、意外と言えば意外である。 遅く着くよりは早くつくほうがよい。 車を親から引き継ぎ、出発。 すでに12:30過ぎているので、北海道で無駄とおもうだろうけど、高速をフルに使うこととした。 早来を抜けて、追分から夕張まで高速に乗り、そこから、日高を抜け、日勝峠を超え、清水から再び高速に乗って池田まで。 池田から本別、足寄を抜け、阿寒まで直行。 途中、日高の道の駅と本別で銀河鉄道の駅でトイレに行く以外は走りっぱなしだった。 おかげで、18時前にはホテルに到着した。
今回泊まったホテルは、阿寒湖畔に面しているホテル御前水。 ちょっと建物は古く、お風呂も内風呂男女各一つずつということだったが、食事はよかった。 毛蟹が一人一杯つき、しかも、身が割りと詰まっている。 もしかすると、団体客が多かったので、部屋もよいところだったのかもしれないが、部屋も3人で行った割には、畳が10畳タイプ。 朝も、リッチモンドとかいうレストランで、団体さんとは別であり、静かでよかった。 団体さんの部屋とは手ぬぐいが異なっていたらしい。 残念だったのは、てんとう虫が異常発生しているとかで、部屋の中にも何匹か入ってきていたこと。 これはしょうがないか。
2002/9/22朝、5時半くらいに起きる。 6:05発の遊覧船に乗るためだ。 朝は霧がかかっていて何も見えない。 それでも乗るのは、マリモの観察センターに行くためだ。 マリモを見て、7時頃ホテルに戻り、朝食をとる。
朝食後、腹ごなしの運動を兼ねて、ボッケを見に行く。 すでに霧は完全に晴れており、快晴に近い状態だった。 10年以上前に行ったときは、ボッケの先にある湖畔部分はたちいれたのに、今は、立ち入り禁止になっている。 当時は、屈斜路湖の砂湯のように砂利を掘ると下から温泉が出てきたのだが、危険なため立ち入り禁止になっているらしい。 残念だ。 ビジターセンターの方に戻る途中、エゾリスを見かける。 木の高いところにいるため、はっきりとは見えなかったが、だいたいの姿は見えた。 その後、車を取ってきて出発する。 なお、阿寒湖畔には無料の駐車場はほとんど無いので注意。
摩周湖に向かう。 天候があまりよくない場合は、裏摩周展望台に行くほうがよいが、この天候だったら霧がかかっていることも無いと思い、通常のルートで行く。 予想通り、きれいに晴れ渡っており、摩周湖をきちんと見ることができた。 せっかく、駐車場代を払ったので、そのまま硫黄山に向かう。
硫黄山で、硫黄のにおいにまみれた後は、屈斜路湖に向かう。 砂湯に行くためである。 砂湯は、最近、ぽちたまでまさお君が行っていたので、何か記念が無いかと思ったが、何も無かった。 やはりメジャーじゃないらしい。
ところで、硫黄山の駐車場で、ふと、レンタカーにカーナビがついているのを発見する。 うちの親にカーナビは?と聞いたら、ないという返事だったのでないと思い込んでいたのだが、旅行の半分を過ぎた時点でようやく発見。 なんかもったいないなーと思ってしまった。
その後、美幌峠にて揚げ芋を食べる。 「ここのは名物なんですよー」とか言われて食べるが、他のところとあまり変わらないように思った。 まー、そんなものだろうと思いながら、札幌に向かう。
美幌から北見に行く途中、カーナビが近道を指示していた。 それにしたがっていくと、途中、砂利道になる。 不安になりつつも、進んでいくと確かに北見についた。 あとで確認すると、確かに、若干のショートカットらしい。 でも、あれはかなり不安にさせられる。
途中、層雲峡で銀河の滝を見るが、他に泊まったところというと、温根湯と当麻町で道の駅にいったくらい。 当麻では、ゆできびが税込みで100円だったので、つい、買って食べる。 かなり甘い。 当たりだった。
その後、旭川北から高速に乗って帰る。
2002/9/23今日は、朝から小樽に行く。
先に、凍れ館とかいうところに行くが、駐車場が見当たらない。 普通行く方向と反対から入ったため、看板が見えなかったのだ。 -20℃の世界というところは、大きな冷凍倉庫を改造した感じだった。 確かに寒い。 外の気温が20℃くらいだったから、非常に寒く感じた。 冬に行っても「へー」という程度かもしれない。 同じようなものは、上川とか宗谷にもあるようだ。 ここでは、初めてクリオネを見る。 確かに、妖精と呼ばれるような形と動きをしていた。 ついでに、クリオネの形をした葛餅があったので、おみやげとして買う。
その後、裕次郎記念館に行く。 裕次郎はたしかに格好良い男だったと思うが、意外にも服装の趣味はいいとはいえないようなものが結構あった。 特にネクタイなんかはあやしいとしかいえないようなものが多い。 まー、それ以外には、あまり印象に残る場所ではなかった。 裕次郎が現役だった世代がいなくなる時期には、「この人誰?」ということで、すたれてしまそうだなーと思ってしまう。
「初代」というラーメン屋でラーメンを食べた後、空港に向かう。 千歳で降りた後、ちょっと回り道をして生協に入り、ベルのジンギスカンのたれと、ゴマ味の団子を買う。 両方とも福岡には売ってないものだ。 ラム肉は手に入らないから、牛肉とモヤシでジンギスカンっぽくして食べよう。
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