山形出張

現在、私は二つのプロジェクトに掛け持ちでメンバーとなっています。 一つは、仮にCプロジェクトと呼びましょう。 こちらは、私が一応リーダーのプロジェクトです。 基本的には社内の技術計算関係のとりまとめ。 もう一つは、Fプロジェクトと呼びましょう。 これは新製品を作る会社(F社)からの仕事を請けています。

先週、月曜日が四日市(Cプロジェクト)、水・木と東京出張(Fプロジェクト)でした。 で、その四日市出張の翌日、机でパソコンに向かっていると「高屋敷さん、来週、山形に出張してくれるそうですね?」と突然言われました。 話しかけてきたのは、Fプロジェクトの方で建設を担当されている方。 何の話かわからないでいると、「蒸留搭の立会い検査があるのですが、Tさん(F社の製造責任者)が高屋敷さんに行ってもらうことにしていると言ってました」と言われました。 Tさんがいたので、聞いてみると「高屋敷君、設計したんだから検査も行っておいで」ということです。 私はプラント建設の経験が無かったので、そういうのも一度やっておくべきだろうということです。 あーあ、また先週に引き続き、木曜の月例会出れないなーと思いつつ、かくして、山形に行くことになってしまいました。

福岡から山形市内に行くには、大きく分けて

がありましたが、前者は羽田から東京駅まで乗換えが面倒だなというのと、東京から山形 までの新幹線だけで3時間程度かかるので暇すぎること、後者は、山形空港からの山形駅までのアクセスが良くないこと、便数が無いこと、旅費が高くなることから断念。 結局、福岡から仙台空港まで直行便で行き、そこから直行バスで山形駅まで行くことにしました。 検査日程を見ると、金曜の午前中で終わるとありました。 行きは、17:20に福岡発の便で行けば、仙台に19時頃着で、山形行きバスが19:50発ですから、ちょうど、仙台空港で食事を取ればいい感じです。 帰りは、16:15発と18:35発の便があります。 遅れが生じなければ、14:30に山形発のバスに乗れば、15:50に仙台空港着ですから16:15発に間に合います。 もし、だめでも18:35の便があるので、14:30のバスを予約し、それまでの時間を活用できるところを探すことにしました。

Tさんからは、せっかく東北に行くんだから良い酒買ってこいよと言われていたこともあり、市内付近の酒造メーカーがないかを調べていました。 すると、男山酒造というところ(http://www.otokoyama.co.jp/)があったので、見学を申し込んだところ、仕込みで忙しい時期にかかわらず了承してくれました。 精米から瓶詰めの工程まで丁寧に見せていただき、しかも、酒母の段階からこまかく7工程ほどで味見をさせていただきました。 F社の黒崎と本社とにそれぞれ、吟醸酒、純米酒のセットを発送し、自分用には「純米吟醸夢がたり」というのを買ってきました。 これは720mlで1460円で、ワインと比較してかえって安いくらい。 これからは地方にいったら、酒造見学をしてみようかと考え始めました。

しかし、私のような北海道の人間に「男山」というと、つい旭川のを思い出すけど、全国に何ヶ所かあるんですね。 もとは京都が発祥らしいですが、本家はすでにないらしいです。


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