セントレア使ってみました

中部国際空港が2月17日にオープンし、今回、初めて使ってみました。 通常、私はJALを使っているのですが、本日は前日の東日本の悪天候の影響で福岡発名古屋行きの便が朝から3便欠航という連絡があらかじめあって、ANAの便にて名古屋に向かいました。 先週、うちの同僚が開港当日に行って混んでいたといってましたが、さすがに1週間も経つと普通の状態に戻ってました。 もちろん、土日には遊びに来る地元の人たちが増えるとは思いますけど。

名古屋駅に向かうため名鉄の乗り場に向かいます。 そこまでがちょっと遠い感じがします。 券売機と窓口合わせても10も無いですから、少し並ぶのは覚悟しなくてはならないようです。 今後路線とか便数が増えてきたら同じような時刻に到着客が固まるのは目に見えていますから、改善してほしい項目ですね。 券売機のところに「近鉄の乗り継ぎ切符は窓口で販売しています」というような張り紙があったので窓口の方に並びます。 しかし、窓口で自分の番が来て「近鉄の海山道行きをお願いします」というと「限られた駅分しか扱っていません」という返事です。 それならそうという表示をしてくれたらいいのにとか思います。

今回はミュースカイという特急みたいなやつに乗りました。 事前に名鉄のWebにて乗車時間とかをしらべていたのですが、「全席特別車」というのと「一部特別車」というのが名古屋駅に行く電車としてあるのですが、どういう意味かわかりませんでした。 「全席特別車」というのは「全席指定席」という意味のようです。 昔の新幹線のぞみのようなものです。 ミュー切符(350円)というのが指定席の切符になっているようで、それが不要の人は「一部特別車」に乗れば850円で名古屋駅に行けます。 でも、「一部特別車」は40分、「全席特別車」は28分。 悩むところですね。

ミュー切符は指定席券なので座席番号が書かれています。 でも、指定席であることは窓口でも教えてくれないので、最初、自由席車両を探してしまいました。 もちろん切符を良く見ていれば気づくのでしょうし、近鉄も確かに特急は全席指定なので、東海地区はそれが普通なのかもしれません。 私はJRばかり乗りますので、特急券は基本的に自由席という頭しかありませんでした。

名古屋駅と空港の間は電車が一時間に3,4本です。 「全席特別車」と「一部特別車」がそれぞれ半々くらい。 「全席特別車」の少し後に「一部特別車」が出発することが多いようですが、名古屋駅に着く時間を10分程度しか変わらなくなりますし、途中で乗換えが必要な電車もありますので、ちょっと不便ですね。 小牧空港のころはバスで28分、870円で名古屋駅との間を結んでいました。

私が行くのは四日市なので、空港から船が出ていると良かったのですが、地元に負担がかかるということで四日市との間の航路は実現しなかったそうです。 海を横切ればだいぶ楽なんですけど。

私が名古屋を通るのは四日市の事業所にいくためなので、近鉄に乗り換えるのですが、近鉄と名鉄の改札口は近いので乗り換え時間は新幹線と近鉄に比べると大幅に短いです。 空港から来るほうが、空港へ行くよりもホームが近鉄改札口に近いので、さらに乗り換え時間は短いですね。

帰りに空港に着き、チェックインをしようとして名鉄の改札から歩いていくと、国産船のカウンターが左、国内線のカウンターが右ですが、案内がちょっとわかりにくいです。

ちょっと時間があったので、一つ上の階にいってごはんを食べようということになりました。 どこの店も混んでいます。 多分、空港に遊びに来たと思われる人がまだまだ多いようです。 実際、手荷物検査場を過ぎると人はかなり減りますから。 おかげで、どこも人が並んでいて、出発時間までにそんなに余裕のない私たちは列の無いところということで、ラーメン屋に行きました。 正直、値段と味、ボリュームが釣り合ってません。 なんかノンフライ製法のインスタントラーメンみたいな麺でした。

その後、手荷物検査場を過ぎ、BLUE SKYというJAL直営のお店を探します。 私はJALカードを持っているので、提示すると10%引き(一部商品を除く。名古屋だとゆかりせんべいとかは対象外)になるので、いつもBLUE SKYのお店を探します。 検査場を出ると目の前にあったBLUE SKYは軽食などを扱っているところです。 福岡行きの搭乗口が少し離れたところにあり、そこにもBLUE SKYがあるようなので、とりあえず、空港ラウンジに行きました。

空港ラウンジはかなり広く、席はたくさんありますが、機内でも出るし、他のラウンジにもあるいつものおつまみがありませんでした。 かわりにあるのは、サラダ味の柿の種っぽいやつと、小石のような見た目のチョコレートです。 ビールは生ビールでした。 私は飲みませんけどね。 小牧の缶ビールより、飲む人は良いでしょう。

ラウンジを出て搭乗口に向かい、BLUE SKYにいくと、そこもまた軽食しか扱っていません。 「おみやげになるものはありますか?」と聞くと、なんか見たことのない饅頭が1種類。 それしかないそうです。 検査場出口のところのANA FESTAにいけばいろいろとあったのですが、搭乗時刻直前だったので、戻る気もしませんでした。

全般的に開港直後ということで、まだまだ手探りの状態が続いているのか、あるいは空港でのコストを下げるために、いろいろなものを省きすぎているのかわかりませんが、いずれ改善しないといけない項目じゃないかと思います。

ところで、行きの飛行機が着陸したそのとき、近くから携帯電話の着信音が鳴りました。 その後、おばちゃんが通話しています。 なにかある可能性は非常に低いと思いますが、携帯電話の電源は機内では切って欲しいものです。


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