実業団ボウリング

少し前ですが、6月17、18日に実業団の方のボウリング大会に出てきました。 西日本選手権とかいうやつです。

アマチュアのボウリング団体には大きく分けて二つあって、JBCとNBFといいます。 JBCの方が平均的なレベルは高いと思います。 国体はJBCの会員しか出れないらしいですし。 でも、トップレベルの人たちのすごさはどちらも変わりません。 実業団については、JBCの方は内部に、NBFは外部にABBFという形で存在しているようです。

福岡にいたときは、JBCの普通の会員でしたが、水島の事業所としてABBFに参加しているとのことなので、そちらに入っています。 昨年度は、途中で入ったこともあり、出たのは8月の四国大会(坂出)と、11月の親善大会(地元)、2月の親善大会(博多)でした。 今年度は、会社も方でも予算が多めに取れたそうで(これも景気が良い証拠?)、参加費を負担してもらえるそうです。

5月に博多にて九州・中国ブロック選手権大会というのがあったのですが、これはトリオ戦であり、うちの会社からは他に誰も出れなかったので参加を見送りました。 そんなわけで、今回のが今年度最初の大会です。

場所は下松というところです。 私も高速のサービスエリアくらいしかしらなかったのですが、下松市というのがあるそうで、徳山のすぐ東になります。 ちなみに、徳山があるところは周南市。 水島からだと200キロちょっとのところです。 朝、地元のボウリング場に5時集合です。 途中休憩を取って、8時頃着きました。 福岡に居た時には、県外に行くことはなかったですし、福岡市以外で行うときは第2シフトというのでしていましたから、開始時間が遅いため、ボウリング場に着くのも比較的ゆっくりでした。 でも、さすがに4時過ぎに起きてというのはきついです。 しかも、200キロ以上運転してですから、お金に余裕さえあれば前日入りしたいものです。

レーンは結構、難しかったです。 私が簡単だと思うのは、中央部にオイルが適当にあって、ガーターそばにオイルが全然無い状態です。 これだと、間違えて外側に投げたらオイルが無いところで大きく曲がってくれ、内側に投げたらオイルですべってあまり曲がらないというポイントがどこかで見つけられるからです。 しかし、今回のレーンはその逆になってて、外側にミスをするとそのまま、さよ〜なら〜〜という感じでボールがポケットに戻ってきません。 最初の3ゲームは553でした。

昼食を取った後、車の中で30分ほど寝てました。 今回の大会は1ボックス8名で投げていたので、3ゲームが終わるのに3時間くらいかかります。 しかも、会場のシステムを最近変えたばかりで、今回のような予選を二組以上に分けるような大会を行うのが、システム入れ替え後では初めてということで、トラブルが発生していました。 1ゲームが終わって、次のゲームに行くためのボタンを押すと、システムが固まってしまうのです。 そうなると再起動するより他ありません。 そんなのもあり、通常より時間がかかっていたので、余裕で寝る時間がありました。

今日のレーンコンディションでは1回戦は第1シフト不利、2回戦は第2シフト不利と予想していました。 もっとオイルが多ければ、そう差はつかないのですが、あまり多くないので、1回戦では第1シフトが第2シフトの人たちのために、レーンコンディションを整えてあげる状態でした。 実際、1回戦終了時点では、第2シフトの人たちの方が上位にいました。 しかし、オイルが多くないので、2回戦は第1シフトの人たちがレーンコンディションを壊していく状態だなと踏みました。 案の定、投げていくたびにオイルがはがれていく、そんな感じです。 私はこういう方が好きなので、2回戦は623でした。 第1シフトの2回戦だけをみると2番目の成績です。 近年まれに見る良い状態でした。 一緒に投げてたほかのチームの方と、うまい具合にレーンコンディションを読みながら投げれたのが良かったのでしょう。

とりあえず、初日を終えて、徳山駅そばのホテルに移動し、ご飯をたべに行きました。 が、悲しいかな、徳山駅近くは土曜は店を閉めているところが多いようで、結局、白木屋系列の居酒屋になりました。 地元の居酒屋とかがあれば一番いいんですけど。 店では当然のごとく、ボウリング談義です。 今回は倉敷から3社、合計6名が参加です。 年はみんなばらばらだけど、ボウリングについて熱く語っていました。 3時間ほどいて、二人はパチスロをしに、4人はホテルに戻りました。 ホテルに戻ったところ、第2シフトの人たちが着いたところで、フロントはごったがえしです。 第2シフトの人たちを押しのけて鍵をもらっても良かったのですが、彼らも早く部屋に入って、シャワーを浴びたり着替えたりして食事に行きたいでしょうから、そのままロビーで待っていました。 私たちは顔を真っ赤にしているは、居酒屋で余った焼酎のボトルをもらって帰ってきていたのに加えて、ロビーで紙コップで水を飲んで居たりしたので、ロビーでも飲んでる奴らと映っていたことでしょう。 結局、鍵を受け取ったのはホテルに戻ってから30分くらい経った頃です。 私は部屋に戻ると、ちょっとテレビを見て、すぐに寝ました。

翌朝、ロビーで朝食を済ませ、ボウリング場に向かいます。 昨日の感じだと、うちのチームは予選通過ラインの少ししたくらいかなと思っていましたが、案の定、予選通過の4つ下に位置しています。 初日は、私のアベレージが200弱、もう一人が170強、あわせて185くらいでした。 3回戦、なんとか190アベ出せれば予選通れるかなと思ったのですが、1回戦以上に難しいレーンとなっていて、私も170アベ、もう一人は140アベと落としてしまいました。 私と組んで投げていた人は、まだ経験が浅いので、私ががんばって引っ張らなくてはいけなかったのですが、そこまでの腕はまだありませんでした。 ただ、どうしようもないという状況ではないので、また次回ですね。 次回は7月頭に大阪で全国大会です。 これはさすがに予選通過はかなり厳しいですね。 現時点で一般男子172名がエントリーしていて予選通過がたった20名です。 きびしー。

「シフト」について
ボウリングは予選を6〜9ゲームくらい行って、決勝を3〜6ゲームくらいします。 奇数と偶数レーンの組み合わせを「ボックス」と呼んで、1ボックスに4〜10名で投げます。 10名というのは5人1チームの時です。 予選は参加人数によって、1組だったり、2組だったり、3組だったりします。 その予選の組を「シフト」と呼んでます。 ABBFの大会は二日間で行われることが多いようで、シフトが二つあったら、
1日目
 第1シフト予選1回戦3ゲーム
 第2シフト予選1回戦3ゲーム
 第1シフト予選2回戦3ゲーム
 第2シフト予選2回戦3ゲーム
2日目
 第1シフト予選3回戦3ゲーム
 第2シフト予選3回戦3ゲーム
のように進めていきます。 そのため、第2シフトの人たちの集合時間は、第1シフトの1.5〜3時間くらい後になるのが多いです。


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