初めての献血

前から会社には年に一回か二回くらいは献血バスがやってきて、職場の人がジュースをもらって帰ってきたりするのが気になっていました。 ただ、献血をするのはなんとなく抵抗があり、今までずっとしてきませんでしたが、ついに献血をしてみました。

まず、不安なのでネットで献血に関して調べます。 赤十字センターのサイトが当然ながら一番最初に調べるべきものでしょうから、そこを見に行きます。 基本的なことがいろいろと書かれているのですが、献血できない人の条件がたくさんありました。 当然ながら、血液を介した病気を避けるために、肝炎とかエイズとかの類があるのはわかりますが、意外なところとして、歯医者に行ってから3日間はだめとかがあります。 これは、口の中にいる細菌が治療中に歯茎の傷から血液中に入り込む可能性があるということのようです。 治療だけじゃなくて、歯石除去も対象になります。 確かに歯石を落としてもらったときに口をゆすぐと血だらけですね。 他にも予防接種も種類によって献血できない期間があるようです。

とりあえずは献血バスに乗り込もうとすると、受付を別な部屋でしてからと言われます。 マークシートでいろいろと質問があって、それを記入し、また、私は初めてなので献血カードを登録するための書類にも記入します。 二つの書類を記入後、担当の方に提出して、カードの情報などを入力してもらい、問診に移ります。

問診では、ぶすっとした感じのお医者さんがいて、いろいろと聞かれます。 私はじんましんや花粉などのアレルギーがあるので、そのことを伝えたり、あるいは、海外渡航暦を詳しく聞かれます。 ただ、どうも愛想が無いです。 最後に血圧を測定されて、次は血液検査用の採血に移ります。

採血の担当の看護士さんは非常に愛想がいいです。 どちらの腕がいいかと聞いたら、両方を見せてくださいと言われ、両方出して血管を見ると、右側で献血、左側で検査用の採血と言われました。 ちょっとだけ血を採られ、一部は血液型のチェックに使いました。 その後、一部を何かの液体にたらして比重を測定し、十分重いので400mlの方と言われます。 50kg以上あって、比重が一定以上であれば400の献血をしてもらっているようです。 残り血液は後で検査に回され、後日、結果が郵送されるとのこと。 どの程度細かく検査されるのでしょうか? うちの会社の健康診断は、あまり項目が多くないとかかりつけのお医者さんに言われたことがありますので、どんな項目が増えているのかが楽しみです。 その後、ポカリスウェットのペットボトルをもらい、バスに乗り込みます。

バスに乗ると、看護士さんがシートを何やら変更してます。 何のためかと思っていたら、私は右腕から採血したのですが、その前にそこで採血した人は左腕からしていたらしく、採血側の腕が看護士さん側に来るように調整していたようです。 その後、アルコール消毒、イソジン消毒をし、いよいよ針が刺されます。 どれくらい太いのかを見たかったのですが、あっち側を向いててくださいと言われるので素直に外の方を見ていました。 やはり針は太いようで、血管に入っている、という感触が強いです。 でも、以前、救急車で運ばれたときに入れられていた点滴用の針のほうが太かったですね。 ペットボトルで給水をしながら、おおよそ10分ほどで採血が終わりました。 献血後のしおりのようなものを渡され、読んだ後に、別な椅子に移り、献血カードをもらいます。 今は、よくお店とかであるようなポイントカードタイプになっていました。 ただし、暗証番号を設定するのが少し違うようです。 その後、赤十字の新聞、パンフレット、飲むヨーグルト、歯ブラシが入った袋をもらい、職場に戻ります。 歯ブラシはちょうど家で使ってるのと同じものでラッキーです。

職場に戻ってから、なんとなくボーっとしてます。 微妙に貧血なのでしょうか。 家に戻るときに、私は5階に住んでいて、古い建物のために階段で上がるのですが、すこしふらふらしました。 とりあえず、今日は早めに寝て、体力の回復をしないといけませんね。


このPageについて質問や意見,要望がありましたらyashiki@msf.biglobe.ne.jpへ。