ここ数年、病院にいくことが増えました。 昨年、救急車にはじめて乗りましたが、その後も数ヶ月に一度、かなり胃腸の調子が悪くなります。
この前、北九州に出張があったのですが、その前日、かなりおなかの調子が悪く、トイレに何回も行っていました。 ただ、出張自体は講習会で私が講師なので休むわけにも行きません。 講習は二日間で、それを乗り切れば大丈夫なので、出張に向かいました。
今回は前回と違って、胃が張るというよりは腸がおかしい気がしました。 前回まではちょっと食べると胃の部分が膨れ上がって、ずっとそのままの状態が続き、痛いところもそこの部分ですが、今回は痛いところがもっと下腹部寄りです。
講習初日、やはりおなかがかなりゆるい状態です。 パソコンを使った演習がありますので、その時になるとトイレに駆け込む始末。 一応、水分補給にスポーツドリンクは飲んでいますが、それ以上に出て行くようでなんか脱水状態気味になっていたことから、講習終了後に駅あたりのクリニックで点滴をしてもらおうと思いました。 駅に着いたのが6時少し前。 確かに病院はいくつもあるのですが、どこも診察が6時までです。 昨年の件では、7時まで診察してくれる病院でも時間になれば追い出されてしまったので、こういう個人病院は時間外はなかなか診てくれないのは見えてます。 もっと田舎とかだと面倒見てくれるのでしょうが、サラリーマンとか相手のところでしょうから、なおさら時間外の診察は期待できません。 それで、うちの会社の付属病院に電話をして、時間外の診察をしてもらえるか聞きました。 すぐ来てくれるならOKですということで、タクシーで病院に向かいます。 2kmくらいだと思いますから歩ける距離ではありますが、急いでいるのでタクシー使いました。
まずは問診などを受けて、血液検査のために採血されます。 その後、エコー検査、腹部X線撮影と続きます。 エコーは以前、胃透視で胃の外側に白っぽいのが写っているということで検査したことがあったのですが(結局異常なし)、そんなに時間がかかるものではありませんでした。 今回もすぐ終わるだろうと思ったのですが、検査技師の方はかなり時間をかけて調べています。 何か危ないものが見えているのだろうか?と不安になりながら、検査を受け続けます。 エコーはゼリーのようなものをおなかに塗って、検査用の器具をおなかに押し当てておなかの様子を見るのですが、これがちょうどわき腹とかに来るとすごくくすぐったいです。 おなかは痛いけど、検査はくすぐったい。 2重の苦しみです。 ようやく解放されて、X線撮影を行い、処置室に戻ります。 処置室では点滴を受けます。 点滴の途中で先生から検査結果が伝えられ、「腸炎です。入院してもらいたいのですが、出張中でしたね?」と聞かれます。 入院して点滴で水分と栄養補給を行い、しばらくは絶食する方がいいからだそうです。 着替えとかをかばんに入れていれば、入院することになっていましたが、前日から移動していたので、そのときは講習用のパソコンだけがかばんに入っていたので、帰らせてくださいとお願いします。 帰ることを認める代わりに、翌日も点滴を受けるということになりました。 水分をとるのにスポーツドリンクのようなもの、栄養を取るのにおかゆかゼリータイプの補助食品を摂るように言われました。
点滴が終わったのが9時半過ぎ。 近くに駅に戻るバスの停留所があるのですが、遅い時間なので30分ほど待たなくてはなりません。 30分待つくらいならと結局歩きました。 まだ暑いのと、おなかがまだ痛いので変な汗をかきながら帰りました。
翌日、昼休みのあとに演習を行うこととして、先輩に演習の間の面倒を見てもらい、病院に行って点滴を受けてきました。 前の日はゆっくり目に点滴をしてもらったので、2時間くらいかかっていたものを、急いで入れてもらって、1時間ちょっとで終わらせてもらいました。 心臓に負担がかかる手前くらいまでスピードを速めてもらいましたが、なんとか大丈夫でした。 ついでに血液検査の結果の紙ももらいます。 白血球が1万を超えていて、リンパ球は減ってます。 体が炎症に対抗していたのでしょう。
先生からは、しばらくは胃腸に負担のかからないものを食べてください、と言われていましたので、ゼリータイプの補助食品とおかゆなどが、その後の4日間続きました。
花粉症やじんましん、胃腸の不調や指の炎症など、もうだいぶ歳なのでしょうか? 最近は食べる量は変わっていないのに、太ってきているのも基礎代謝が落ちているのでしょうね。 いろいろと気をつけていかないと、まだ数十年ある人生がつらそうです。
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