ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、私は北海道出身です。 小さいときから25年ほど生活していたのですが、やはり嗜好などにその頃の影響が色濃く出ています。
たとえば、私が好きな食べ物や飲み物で、北海道以外で手に入りにくいものというと
などがあります。
魚はどうしても近くで取れるものがスーパーなどで売られていたり、食べ物やさんなどで扱われていますから、北の魚であるホッケやニシンはなかなか手に入りません。 ホッケについては手に入ることもありますが、真ホッケばかりで、脂の乗ってておいしい縞ホッケはまず手に入りません。 ニシンは北海道を出てからスーパーなどで売っているのを見たことがありません。 ニシン漬けも食べたいな。
ラム肉については、一時期のジンギスカンブームのおかげかもしれませんが、たまにスーパーで見かけます。 ただ、私が小さい頃から慣れ親しんでいる「丸い肉」はなく、生ラムとかがあるだけです。 「丸い肉」というのは、多分、プレスしたものだと思いますが、昔はジンギスカン用の肉といえばこれでした。 各ビール園でも使われていましたが、最近は、生ラムばかりだと聞いています。 「丸い肉」にベルのたれをつけて食べるのが、私の中のジンギスカンなのですが。。。
飲み物ですが、これらは全然見たことがありません。 以前は関東でもカツゲンだけは「活源」とかいう名前で出ていたようですが、東京出張などでコンビになどに入っても見たことがありません。 リボンナポリンについては、最近、近くのスーパーでなぜか売ってます。 というか、それを見て、このネタを書こうと思ったのですが、なんで売ってるのかはさっぱりわかりません。 おそらく普通の感覚だと、あのどぎついオレンジは大人になってから飲むものではないと思いますけど、私は好きです。 ガラナはどこでも見たことがありません。
焼きそばについては、なぜ、この二つが売られないかがさっぱりわかりません。 焼きそば弁当の方は、あの、麺をふやかしたお湯でスープを作るというのが、他のカップ焼きそばに比べて、非常に付加価値が高いと思うのですけど。 ホンコン焼きそばについては、ネットでもB級グルメの決定版のようにかかれているのに、なぜか売ってません。 北海道と仙台、大分などの一部ではスーパーで売ってるようですが。 おすそ分けすると、3割くらいの人が気に入ってくれるようです。
六花亭については、もともと直営店や一部のおみやげやさんでしか扱っていないので、入手できないのもしょうがないですね。 甘納豆も好きなんですけど。
甘納豆といえば、北海道以外は赤飯は普通に小豆なんですよね。 北海道だと甘納豆が入っているのが普通だと思いますが、そういうのは気持ち悪がられました。 ついでに、納豆に砂糖を入れたことのある人も、北海道以外では聞いたことがありません。
ただ、これらの私の好きなものが、まったく手に入らないわけではありません。
一つは通販です。 特にインターネットの普及とともに、楽天などで探すといろいろなものが手に入ります。 ただ、送料がどうしてもかかります。 大抵のショップでは、一定金額を超えた買い物には送料無料のサービスを行っていますが、残念ながら、食材関係のショップでは1万円くらい買わないと送料無料にならないところが多く、そこまで大量に買い込むのも難しいです。
もう一つの手は、デパートなどでやっている北海道物産展などです。 これだと送料はかかりませんが、地方都市だとなかなかそういう機会がありません。
最後、私がよく使う手ですが、羽田空港にあるお土産コーナーで買うというものです。 特によく利用するのが、第1ターミナルの北ウィング側のモノレール改札口そばのお店です。 種類がすごく豊富というわけではありませんが、上に挙げたものの半分以上はここで買えます。
たまには北海道に帰省すればいいのでしょうけどね。 でも戻るとき、いつも、おみやげだらけになってしまいます。
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