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iPhone

もう今更だし、あと数ヶ月で新しいのが出るらしいですが、iPhone買っちゃいました。

4月に転勤になってから(後述)、会社から携帯を支給されました。緊急時の呼び出し用です。自分で持っているのと、会社のとで常時2つ持つ羽目になりました。そうなると、重さはさほどではないものの、胸ポケットに入れると非常に厚みがあります。会社の携帯は、割と薄いほうで15mmくらいです。でも、自分の携帯は23mmくらい。あわせると4cmくらいあるのです。そこで、薄い携帯を探しました。カタログに出ているのでは、822Pというパナソニックのストレート携帯が10mmくらいです。これはいいと思ってショップで探したのですが、どこにも扱っていません。実は2008年初めのモデルなので、もう末期だし、しかも、一時期プリモバイル携帯で使われていて、昨年秋くらいにはなくなっていたらしいです。一応、ネットショップで白ロム機種は売っていたのですが、1万円弱出して古いのを買うのもなんとなく嫌で、いろいろと探しました。

結局、ソフトバンクで買い替えるとすれば、12～3mm程度のものはiPhoneとスマートフォンのX04HT、それに最新機種の832Pです。このうち、832Pはカタログでは10mmと書かれていますが、よく読むと最薄部と書いてあり、ワンセグのアンテナ部分も含めたヒンジ部分は15mmくらいあるようです。しかも、出たばかりなので機種変更だと3～4万はかかりそうなので、あっけなく却下となりました。 X04HTもまだ出たばかりなので、これも追加で832Pと同じくらいかかりそうなので、これも残念ながら却下です。

iPhoneは重さと全体の大きさはかなりあるものに、13mmを切っていて薄いです。しかも、少し前からソフトバンクではiPhone for Everybodyというキャンペーンをやっています。これは、新品でも機種変更でも月月割というので結局のところ分割払いの金額が還元されるというのでした。条件としては、2年間は契約変更できないというが一番大きなポイントです。他の条件もありますが、これは特に現在と変わらないので問題になりませんでした。パケットも上限が4410円に下がるというのもメリットです。これで通常の携帯でのパケットと変わらないということになります。私にとってはいいことずくめなのですが、すぐに契約できない理由がありました。前回の機種変更ではスーパーボーナスというので分割払いをしていたので、残りのお金が機種変更すると実質ゼロにならないということです。それでは、それが終わるのを待てばよいという事でしょうが、キャンペーンは5月一杯まででした。なので、一番ぎりぎりになるまで待って契約しようと思い、この前の日曜に機種変更をしました。しかし、キャンペーンはその直後、9月一杯まで続くこととなりました。残念です。まぁ、だめもとでお父さんグッズをもらえないか聞いてみたところ、しゃべるお父さんクリップはもらえましたし、ソフトバンクのヤフードームでのチケットを3枚もらえたから良しとしましょう。

実際に使い始めて1週間経ち、ある程度iPhoneというものがわかりました。

まず、第一にiPhoneは従来の携帯と思ったらだめですね。通話やメール、Webに加えて音楽や動画機能に絞った超小型モバイルパソコンみたいに考えないとだめなようです。ネットで調べていたときに、そういう表現がたくさん出てきていたのですが、実際に使ってみて初めて言わんとすることが理解できました。

たとえば、今までの携帯ではメールは携帯に残っているものでした。パソコンでいうとPOPメールです。でも、iPhoneの標準のメールは、サーバの上でメールのデータを取り扱います。パソコンでいう、IMAPメールです。ですから、一度読んだメールを改めて読みなおすときも、かならずサーバへアクセスします。 Lotus Notesなんかを使っている人も基本的にはサーバ上にデータが残っていますね。だから、普通にメールを読んでいるだけでもたくさんのパケット通信が発生します。無線LANの機能を使わなければ、すぐにパケット代の上限値になるようですね。さらに、ここ数年の携帯ならできて当たり前の送信元アドレスによるメールの自動フォルダ振り分けなんかもできません。シークレット機能も無いようです。

Webアクセス機能も全然異なります。普通、携帯だとYahoo!ケータイとか、i-modeとか携帯サイトが基本ですが、iPhoneは特殊なことをしないと携帯サイトにはアクセスできず、普通にパソコンでみる通常のサイトにアクセスとなっています。携帯サイトは通信量が大きくならないようなつくりになっていますが、通常のサイトはたいてい通信量はそう考慮されていません。そのため、ちょっとしたWebアクセスをするだけでもパケットたくさんということになります。ただ、おかげで地図なんかはgoogleマップとかが普通に出てますし、グルメとかの検索も画面は小さいけど情報量はたくさんあります。また、新聞各社のサイトとかも情報料が発生しない状態である程度見れますから、パケット上限にいつも達する人などは、いらないお金を払わずに済むと思います。

あと、パソコンのデータを転送しようと思っても面倒ですね。いつもUSBケーブルを使ってiTunes経由になっています。前の携帯だとMicroSDカードで簡単にやりとりできましたから、たとえば、会議中にホワイトボードに書いたものを携帯のデジカメ機能で撮影し、そのデータをMicroSDカードでパソコンに読み込ませる、なんていうのが簡単にはできなくなりました。

サイズはやっぱり大きいです。胸ポケットには入りますが、残念ながらストラップを付ける穴が無いので、オプションのシリコンや皮のケースなどを被せて初めてストラップなどが付けられます。なので、私の当初の予定である個人・会社の携帯2台をまとめて胸ポケットに入れて持ち歩き、というのは落とすことを覚悟の上でないとできませんでした。

まだ、いろんなことができるだろうけど、もう少し使い込まないといけないようです。パソコンが好きな人には面白いだろうけど、そうでも無い人には普通の高機能携帯のほうが簡単にいろいろなことができそうですね。

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