事故にあったので、その状況をまとめてます。個人名以外はすべて実際の名前で出しています。
今日はついていなかった。 昼休みに週番活動の一つ、再生紙を専用コンテナに運び込むときだった。 コンテナはJR貨物が使っているあのコンテナ。 結構大きく、定期的に回収業者が再生紙を持っていってくれるため、普段は割とすかすかである。 しかし、私が再生紙を入れようとして扉を開けようとしたとき、いつもなら力を入れないと開かない扉が自動的に開いてくる。 中身が崩れかけていて、紙の重みで扉が開き始めているのだ。 これはまずい、と思いながら、必死で扉を押し返すものの、隙間から見えるのは自分の背丈ほどに積み上がった再生紙の山。 結局、押し返しきれずに少し扉が開いた状態で止まった。 このまま扉を開けると、かなりの量がコンテナから押し出されてしまう。 しかも、あいにく、強い雨が降り続いている。 奥の方にもう一つ扉があり、そちらの方は紙がほとんど無いように見えた。 そこで、もう一つの扉を開けたところ、こちらの方の扉が軽かったため、一気に中身が出てきてしまった。 結局、同僚10名ほどに手伝ってもらい、雨に濡れながら回収作業を行った。 そのとき、グループリーダーが一言、「高屋敷は今日は全然ついてないなあ。」
今日はボウリングでリーグ戦を休む人から代わりに投げてもらうように頼まれていた。 ボウリングでも左側のレーンコンディションがさっぱりわからず、右側はほとんどストライクなのに左側はスペアが精一杯。 おかげであまり良くないスコアだった。
その帰り道である。 私の住んでいるところは、鹿児島本線の東側。 ボウリング場は西側。 そのため、帰るためには跨線橋を通るか踏切を渡る必要がある。 近道なのは踏切であり、いつも、そこを渡って帰る。 踏切前の交差点を左折し、前の車の後ろに止まったとき、警報がなり遮断機が降りてきた。 と、そのとき、突然、前の車が後退灯をつけた。 「なんでバックするんだ」と思いながら、クラクションを鳴らす。 後ろにスペースがどれくらいあるのか確認のためルームミラーを見るも、後ろにも車は連なっている。 この踏切は結構車通りが多いのである。 結局、クラクションを鳴らしっぱなしにしていたにもかかわらず、前の車は私の車にぶつかってきたのだった。
車を降りる私。 自分の車の状態を確認する。 バンパーがちょっと浮いており、ライトとは1cm近くずれが出ている。 側面側も4mmほど隙間が空いていた。 ただ、自走には問題ないし、最悪、修理しなくても目立たないレベルである。 「相手が変なやつだったら困るな」とか思いながらも、前の車に近づく。 相手の車から運転手が降りてくる。 若い女の子だった。 ちょっとだけほっとする。 よく見ると、女の子ばかり3人乗っていた。 とりあえず、片側一車線の踏切で止まっていては後続のじゃまになるので、「踏切が上がったら、渡ったところに駐車場があるのでそこで止めてください」と言う。 車に戻り、車種とナンバーを控える。 メモとボールペンを積んでおいて良かった。 なぜなら、前に信号待ちしていたら居眠りの車におかまを掘られて、右側車線だったので「左側に寄せましょう」と言ったら、逃げた車がいたのだ。 幸いにも追いかけて警察に突きだしているが。 それ以来、筆記用具は積むようにしている。
駐車場に入ったところで、一応、逃げないように自分の車で駐車場の入り口をふさぐ形にして、話を始める。 まずは、免許証の確認をする。 本人であることを確認し、住所と電話番号を記入してもらい、携帯を借りて110番通報を行う。 物損事故であることを告げ、場所を説明するが、なかなかわかってもらえない。なんとかわかってもらい、近くの交番を教えてもらう。
交番に行くと、駐在の人はいない。 やはり、住宅街の派出所は夜間無人になるのだ。 電話で近くにある東署から来てもらう。 110番の方からは、すぐに誰かが向かうからと言われたが、東署からの連絡がまだ届いていなかったようだ。 しばらく経ち、2名の警官が来た。 損害状況を確認してもらい、調書を取り始める。かわいそうなことに、その相手の車に乗っていた友達も派出所でおとなしく座っている。 ぶつかっていなければ、いまごろ友達3人で楽しく遊んでいた頃だろうに。 自分も、そろそろ寝たい時間だけどしょうがない。 調書作成は無事に済んだ。 一応、警官に今後の手続きは通常どうすればいいのか?と聞くが、予想通りの答えであった。 責任に関しては警察では判断しないと言うものであり、あとは、保険に入っていれば保険会社を含めた話し合いによるはずだよ、という物であった。 相手には保険会社に連絡を入れてもらうよう伝えて別れる。
家に帰り、保険会社に連絡する。 相手の名前、住所、電話番号、車種、ナンバーは控えてあったが、相手の保険会社名を聞くのを忘れていた。 明日電話しよう。
起きてから、相手に電話をして修理見積をお願いすることを伝え、さらに、相手の保険会社から自分に連絡をしてもらうように依頼する。 その後、ネッツトヨタ福岡松崎店に行き、修理の見積を依頼する。 自分が見ただけでは、多分、高速走行してもほとんど影響は出ない程度だろうな、とか思いながら、一応、見積をとってもらうのだ。 万が一、重要な部分が壊れていたら大変だからである。 多分、10万円くらいはかかるだろうけど、正式な見積を発行するのは明日になると言われたので、とりあえず帰る。
夕方、ボウリングの練習にいく。 一緒に練習した人から、「この程度だったら直さないでも十分走れる。もし、相手の保険会社がごねてきたら半額の5万くらいもらって直さなきゃいいんだ」と言われる。 まぁ、来年の春には車検だし、今、11年目の車なのでそれでも良いとは思う。 月曜が楽しみである。
今日は見積書を取りに行くはずだったが、すっかり忘れていて、気がつけば夜9時。
会社に日産火災から連絡が入る。 担当者の説明によれば、
ということだった。 まぁ、私自身に過失があるとは思っていなかったので、当然といえば当然だが、一つ気になったのは「どこに修理見積を出しているか教えて欲しい」ということであった。 まだ、見積書をもらっていないので、もらう前に値切られるのもしゃくだったので、適当にはぐらかしておく。
会社から帰ったあと、見積書を取りに行く。 金額は約11万6千円であった。 塗装が半分くらい占めて、あと、バンパーやライトなども交換になっていた。 車自体が10万じゃ買ってもらえないだろうになぁとか考えていたが、全部、相手持ちになるということで修理してもらうことにして、部品を発注してもらった。
日産火災の方に連絡を入れ、
と伝えた。担当者は了解し、代車に関してはバジェットレンタカーから連絡があるので、対応願う、という話であった。
バジェットレンタカーより連絡があり、「1800ccクラスで良いか?」と聞かれる。今乗っているのが1600ccだから十分だなぁとか思いながらOKする。
午前中に車をネッツトヨタへ持っていく。 レンタカーはVISTA(1800cc)であった。 実家と同じで排気量が違うだけであるから、とり回しとかあまり気にならない。 前席はベンチシートとなっていて、6人乗れるようだ。 一応、車検証を確認すると、レンタカーとして登録されているせいか、新車なのに2年後に点検となっている。 やはり自家用車とはまた違っているのだろう。
修理が終わったという連絡がネットトヨタから入っていた。予定通りである。
午前中に車を取りに行く。 今回の修理代、および、代車に関する費用はすべて日産火災が支払うという書類にサインをして終わり。 帰る前に営業の人に新車を薦められるが、まだ車検が残っているのだし、せっかく、車直して、すぐにばいばいではかわいそうだから、もうしばらくは乗っておくこととしよう。
停止中の車両への事故だったので、あっさりと保険会社もすべて支払うといって来たため、今回の事故は処理が楽だった。 やはり相手側もきちんと任意保険に入っていてくれないと困る。 今まで、バイクで信号停車中にやはり前の車がバックしてきてぶつけられたことと、赤信号で停車中におかまを掘られたことと2回の事故があるが、いずれも相手の人は任意保険に入っていなかったため、事故の処理が大変だった。
このPageについて質問や意見,要望がありましたらyashiki@msf.biglobe.ne.jpへ。