FJVVとは?

高屋敷(FJVV広報担当)

FJVVとは、fj volunteer votetakerの略であり、面倒な投票管理を代行するサーバの維持管理などを行う組織です。 発足当時は、投票(CFV)しかNGMP(NewsGroup Management Protocol)には規定されていませんでしたが、署名募集(CFS)が手続きとして認められた現在はCFSにも対応しています。

newsgroupの新設をしたいと思う方はどういった手続きをふめば良いのでしょうか? 答えはNGMPを読めばわかります。 また、岸本さんが fj.archives.answers,fj.news.group,fj.news.policy に定期的に投稿されている、"How to Create a New fj Newsgroup"を読むと、よりわかりやすいでしょう。

それらを読んでみると、「○○の話題について議論できるnewsgroupが欲しいんだけど、かなり手続きが面倒なんだな」と思うでしょう。 でも、くじけずに何とかハードルを乗り越えました。

NGMPに則れば、ProposalからCFDを行い、さらにCFXへと作業を進めます(Proposalは必ずしも必要ありません)。 なんの問題もなく、CFAが通れば良いのですが、作成に反対する人がいないとは限りません。 作成のために反対する人への説得工作などを行っても、お互いの主張が平行線をたどったままであれば、CFVあるいはCFSへと進む事になります。ここで次の難関が待ってます。

「投票とか署名の管理って面倒だな。 最低でも50はメールを集めないといけないのか。 もしかして、受け取りましたって返事も出した方がいいのかな? いやだなぁ。 あれ? なんか自動集計システムとか、他サイトが提供する投票箱とか書いてあるぞ。 こんなのどこにあるんだ? もしかして自分で作らなきゃだめ?」

と、そこまで気が付いた人は、FJVVに連絡してみましょう。 現在の連絡先は、fjvv@ml2.src.ricoh.co.jpです。 最初は以下の3項目を連絡いただければ結構です。

あくまでボランティアな組織ですので、返事が2,3日遅れる事もあるかもしれませんが、ご了承いただきたいと思います。

あとは、FJVVを使う上で必要な事項に同意していただければ、利用可能になります。

以下にFJVVの提供する署名管理システムの使用許諾条件を示します。 投票管理システムに関しては、以下の文面の「署名募集」を「投票」に読み替えてください。

署名管理システムの使用許諾条件

初めに

以下の使用許諾条件は署名募集システム管理者の権利を守ることを意図しており、署名募集システム管理者の権利を制限するものではない。 使用許諾条件は署名募集システム管理者によって予告なく変更される可能性がある。

署名募集箱開設者の義務

署名募集箱の開設を希望する者は、希望する署名募集箱の名前、および「『案件』に賛成」または「『案件』に反対」という形式のメッセージを明記した署名募集箱開設申請を署名募集システム管理者に送る。 このメッセージは送付されてきた署名メールに対し、確認を促すメールを送付する際に使用される。

署名募集箱開設申請には、公開したPGPkeyが含まれ、有効なPGPサインがなされていることが望ましい。署名募集箱開設申請は、署名募集システム管理者により公開されることを前提とする。

署名募集箱開設申請に対し、署名募集システム管理者は、開設を許可するかどうかを決定する。決定に対する異議は認めない。

署名募集箱開設申請が許可された者を署名募集箱開設者(以下 開設者)と呼ぶ.

開設者は、署名募集システムの使用許諾条件を守り、署名募集システム利用者(以下 利用者)に説明し、利用者に使用許諾条件を守らせる義務を負う。 すなわち、この使用許諾条件全文を、改変する事無く、すべての署名募集の呼びかけ、この署名募集システムのアドレスを書いたあらゆる種類の文書(公的および私的電子メール・ネットニュースへのポスト・web・その他あらゆる印刷された書類を含む)へ添付する事である。 使用許諾条件添付の際には、申請に用いた公開PGPkeyで有効なPGPサインをすることが望ましい。

また、開設者は署名募集システムに保管されているデータが必要無くなった場合には、速やかに署名募集システム管理者にその旨連絡する義務を負う。この連絡も、署名募集システム管理者により公開されることを前提とする。

署名募集システム利用者の義務

署名募集システム利用者(以下 利用者)は、この使用許諾条件を読み、これを認めた場合のみ署名募集システムへのメール送付を許可される。

また逆に署名募集システムへメールを送付した場合はこの使用許諾条件を認めたものとみなす。異議は認めない。署名募集システムへ送られたメールはすべて公開されることを前提とする。

署名募集システム使用許諾条件

1 Absolute No Warranty

署名募集システムは、完全無保証である。すなわち、故意・過失・事故など、いかなる理由で署名募集システムが期待通りに作動しないとしても、署名募集システム管理者に対し、手段の如何を問わず苦情・意見・質問・反論等をしてはならない。 また署名募集システム管理者はあらゆる記録(署名募集の結果、syslogや署名募集システムのlogを含む)の保持を保証しない。

2 Decision is made by the users.

署名募集システム管理者は署名募集結果の信頼性を保証しない。 署名募集が信頼にたるものかどうかは利用者が決定する。 この署名募集システムは利用者が署名募集の信頼性を判断できるように署名を検証し、記録を公開しようとする試みであるが、信頼性を判断するのはあくまで利用者であって、署名募集システム管理者ではない。

したがって、署名募集の結果に対して、署名募集システム管理者に対し、手段の如何を問わず苦情・意見・質問・反論等をしてはならない。

3 Do not forge.

署名募集システムおよび、署名募集システム管理者宛のメールに書かれることはメールのヘッダ、本文を含めて署名者の知りうる範囲で正確であり真実でなければならない。


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