− フリートーク Vol.4 −



2000/01/29

 前の日曜に買って手付かずだったモデムの取り付けに取りかかる。それまで使っていたモデムのケーブル類を取り外し、本体もマニュアル・付属品と共に捨てずに取っておいた箱の中に収納する…が、その箱から3年前に御用済みとなって処分に困ってしまっておいた2400bpsモデムが出てきた。今時こんなの買い取ってくれる店は無いだろうし、それでも動作はするだろうから捨てるのも…。これでますます処分に困ってしまった。

 接続後ドライバをインストールし、設定もそれに合わせたら早速接続開始。…最初は正常に動作せず、マニュアル片手に再設定をしてから再試行。…何とか接続はしたが、ダイヤルアップしてからネットに繋がるまでの時間が非常に長い! 少なくとも1分以上はかかっている。くそっ、やっぱいろんな周辺機器を作っているようなところではダメだ。通信系メーカーの物を選ぶべきだと痛感した(本当はそうしたかったのだが、内蔵モデムが使えず、外付を選ばざるを得なかった。でも今外付モデムってほとんど無いんだよね)。


2000/01/27

 出勤前にNHKみんなの広場(確かそんな名前だったと思う)と、かねてから行こうと思っていた代々木公園へ寄り道。公園を数枚分残っていたフィルムを使い切ろうと写真を撮りながら散策したら原宿駅まで歩き、そのまま会社へ向かう。もちろんその前に会社の最寄駅近くの写真屋で先程のフィルムの現像を頼んでおいた。この日会社に着いたのは午後3時を過ぎていたが、待機状態なので特に問題はない。


2000/01/24

 仕事の方は先週の間に何とか追いつき、一段落した。ソフトはもうほとんど完成に近い状態なのだが、外部から来るはずのデータがまだ届いておらず、今後のスケジュールは不明瞭。よってしばらくの間待機状態で事実上ヒマになった(でも細かい調整やバグレポートが来る場合があるのでそれに備えて出勤はする)。この日はスタッフがビデオで映画『スターシップトゥルーパーズ』を見ており、私も最後の20分だけ見る。モンスター「バグズ」のCGはよく出来ていると思ったけど、宇宙戦闘機やその内部のセット、爆発のシーンなどは何かちゃっちく見え、『スターウォーズ エピソード1』のSFX技術の先進性を再認識した。グラフィッカーU氏曰く「マジメに作っているんけどハズしている」。最後のシーンは軍の広報CMのようで見てたスタッフから笑いがこぼれ落ちていた。


2000/01/15

 今日も仕事…をするつもりだったが会社へ行って呼び鈴を鳴らすが誰も出ない。鍵を取ろうとオフィスルームへ行っても鍵がかかっており、これでは仕事をやるにやれない。この会社は「年がら年中誰かしらいる」と聞かされていて、今までもそうだったのでこの事態を予期していなかったのだった。仕方がないのでこの時買っておいた弁当は近くの公園で食べる。その後は川口へ向かい(詳しくは別ページ)、その後は秋葉原をいろいろ回ってからまだバスがある時刻に家に帰った。


2000/01/13

 実はマスターアップまであまり日数が無い。プランナー氏によると他のプログラマーの作業が落ち着いて、私だけ遅れている事が発覚!

きゃー プレッシャー!!

(『カメレオン』の矢沢栄作風に)


2000/01/12

 出勤早々会社でスタッフが持参した『ファンロード1月号』を読む。その中の『HUNTER×HUNTER』『ONE PIECE』アニメ化発表会の記事で冨樫義博が武内直子と結婚した事を(今頃になって)初めて知る。そういや『H×H』のコミックスをコンビニで手に取った時「結婚しました」って作者コメントがあったが、私は冨樫流の冗談だと思って信用していなかったのだった。それにしてもお相手がお相手だけにびっくり。

 更に読み進めると「読者参加型連載推理小説『殺人ゲームの夜』 全国高校生推理選手権」なる読み物が。これって高校生クイズの「推理クイズ」に特化したパロではないか。3人一組のチーム編成といい、「○○地区代表」と言う設定といい。そう言えば近年高校生クイズのパロディーネタをよく見るようになった。一昔前ならターゲットになるのは多くはウルトラ(その次がクイズハンターかな)で、この番組が狙われるなんて考えられなかった。逆に言うとこれは現在視聴者参加のクイズ番組がまるで無い事を表している(ついでに「20世紀クイズ王」でオープン大会での実績が知られていながらいかんせんテレビでの実績の無い若手が軒並みハガキ落ちした事実にも同じ事が当てはまる)。閑話休題。この読み物や私が得た情報から察するに、推理クイズの評価はだいぶ高いようである。おーい、見てるか? HプロデューサーにEディレクター。どうやら世間は推理クイズをまたやって欲しいようだぞ。でも私個人としては「スーパーショックランド」の方が(ボソッ)。


2000/01/01

 という訳で新年あけましておめでとうございます(喪中の方失礼)。で、私宛てに届けられた年賀状は1通。年賀メールも1通。昼にネットサーフをしていたら、2000年問題の波が…。掲示板の年表示が「100年」に、我がHPのファイルをFTPソフトでチェックしたら年表示が一部おかしくなっている。今度の更新は上手く行くのだろうか? どうでもいい事だけど、今この文は『踊る大捜査線THE MOVIE』を見ながら書いている。半年前にもビデオで見たんだけどね。あぁ、翌日から出勤だ…。


99/12/31

 主にやった事は数人に年賀状書きと少しずつ進めているHP用原稿書きの続き。夜に見たテレビは私らしく雷電スペシャル。…と言うよりもウリナリも入っていたから「土屋スペシャル」だねこれは。で、そのままその番組を見ながらのカウントダウン。


99/12/30

 一人会社で夜10時半まで仕事をして、一応この日で仕事納め。しかし体の調子が悪く、せきが出てたまらない。去年もこの時期に風邪をひいたんだっけ。


99/12/29

 今度は出先の会社で納会。でも私は翌日も勤務が決まっている。プランナーとの年末年始の処遇についての協議の結果、休みは31日と1日の2日間のみ。しかも次回の提出まで殆ど日数が無い。休み明けは会社でのキャンプ生活が確実である。


99/12/28

 前日は(ほぼ)徹夜勤務。朝、プログラマー室のカーペットの上でダウンしていたらプランナー氏から作成データの提出をすると一旦退社する。歯医者・本社を立ち寄った後、また会社へ戻って作業の続き。6時を過ぎたところで納会に出席するためまた本社へ。


99/12/26

 午前5時起床。前日の準備に手間取った事もあり3時間しか寝ていない。父に駅まで送って貰い、ビッグサイトに到着したのは8時くらいだったろうか。不覚にも腕時計を忘れてきたので時刻がわからない。列に並んでいる間はカタログを読んでサークルのチェックやマンガレポートを読んで過ごす。結局会場に入れたのは11時を過ぎていたと思う。まず予めチェックした「筑駒クイズ研究会」へ寄ると、原くん&高校生クイズ近畿大会で一緒した きょうこじゃ さんがいた! 原くんには先日「冬コミに呼んで人格改造させる」と言うメールを書いていたのだが、その企みは取り越し苦労だったようだ(笑)。自主規制神こと山下くんの高校生クイズ手記その他を2円(笑)で買ってから雑談をしていたら12時を過ぎており、私は彼らと別れてサークル回りを続けた後、1時過ぎに西地区に入る。3時半過ぎに筑駒のブースに戻るが前述の2人は既に会場を去り渋谷へ行ったとの事。更に6時から渋谷でオフ会がある事を知り、行こうかなと一時思ったが、ずっと立ちっぱなしで腰が痛くなってきたのと翌日も仕事があるので断念した。今度の夏コミは是非ともコボくんやUSK局長(彼は乗り気の模様)を引きずりこみたいものだ(爆)。


99/12/25

 やっぱり今年のイブもシングルベル。しかも会社で仕事をしながらクリスマスを迎える(でもこれがこの業界の常識かもしれない)。いつもは家族と一緒なのに。これで4日連続の泊まり込み(というより住み込みに近い(^_^;))。でも午後2時過ぎに一旦仕事を切り上げ(会社を抜け出すとも言う(^_^;))冬コミ会場へ。でもビッグサイトに着いた時にはもう3時を回っていた。でも今日のメインの目的はカタログ及び有用なチラシの獲得。そして企業ブース。サークルスペースも少し回ったがきちんと見る余裕無し。この日買ったのはリーフの新作CD『蟹MISSILE』のみ。特にリーフは今回で最後の出店との事だったので手に入れられて一安心。会社にトンボ帰りして仕事をしながら拝聴。その中でのお気に入りは「Southern Wind」「月の童話 - Taste of Luna」。このCDはこれまでのリーフサウンドのアレンジで構成されているが、ボーナストラックの新曲「蟹MISSILE」はCDタイトル同様ブッ飛んだ曲調である。ライナーからしてあのボイスの主はリーフのサウンドスタッフの面々だろうか。でも聴いてて少しトリップしてしまい(笑)、しばらく仕事にならなかった。この日は翌日の事を考え早めに退社する。


99/12/17

 (もはや)いつものように昼に出勤して仕事をするも、午後6時過ぎに一旦仕事場を離れ、本社で月1回行われる親睦会(兼忘年会)に出席する。今回は預かっていた注文書を提出する目的もあったのだが。飲み食いもそこそこに、開発室のパソコンでネットサーフをしている横で上司と今回の仕事についていろいろ話す。その後その上司ともう一人の同僚が互いにDCを取り出し『ヴァーチャロン』に興じている横で、また客先へとんぼ返り。プランナーの要請によりこれまで作成したプログラム&データの提出を行い、現在取り掛かっている作業を、グラフィックチームリーダーが『パラサイトイヴ2』をやっている後ろで午前4時までやって会社の毛布をかぶってカーペットの上で寝る。


99/12/15

 この日、同部屋のプログラマーが契約の関係でこの会社を引き払い、一部の残務処理を除いて来ない事になった。と言う事はこの部屋は事実上私の個室状態。でも一人では弱くなる事が分かっているので精神的な辛さが更にのしかかってくるだろう。


99/12/10

 この日も仕事が深夜に及び、前回の仕事でも手を出さなかったユ●●●皇●液に手を出し、修羅場モードに突入する。実はマスターアップまでさほど日数が無く、そろそろ本格的に追い詰められてきたようだ。この分だと今度の冬コミに(1日でも)行けるかどうか怪しくなってきた。この間のTGSの件といい、どうも私には「マスターアップはビッグイベントの直後になる」というマーフィー的法則がついているようである。冬コミと言えば、職場近くの商店街の本屋でカタログが売っていた。今やこうゆう街角の一般の本屋にもカタログが置かれるほどコミケットが認知されてきたって事なんでしょうかね。


99/12/05

 昨日買ったアクセラレータの取り付けを『ASAYAN』での石黒彩のモーニング娘。脱退発表を見ながら行う(それにしてもあれは引っ張り過ぎ(笑))。これによりCPUがPentium166MHzからK6−2・400MHzになった。いくつかのベンチマークソフトを起動させると体感速度の向上は感じられたが(数値的には1.5〜2倍くらい)それ程劇的なものではない。まぁ実際の活用における体感速度は殆ど感じられないのが実情だと思われる。でもまぁこのマシン環境であと2年は持たせたいなと思う。


99/12/04

 早めに仕事を切り上げ、秋葉原のソフマップでかねてからの懸案だったメルコのCPUアクセラレータを買う。値段は18000円台。これで今のマシンで可能な限りのパワーアップは出来たと思う。まぁメモリを拡張させる余地は残ってはいるが得策ではないだろうし。


99/11/17

 昼過ぎ、開発機材を持って新たな職場に訪れると前日に送ったパソコンが届けられており先方の社長と面談の後、開発室へ機材を運び、一人でセッティングする。いよいよ「H電子的ゲームプログラマー生活・第二章」のスタートである。まずは既に作られたプログラムの解析から全ては始まる。ソフト動作・制御の根幹を成す構造プログラム(これを「エンジン」と言う)は作成者によってまちまちで、その他のプログラマーもそれに合わせた作りをしなければならないからである。ある一本のプログラムを基にいろいろ試してその日の作業は終わった。


99/11/16

 仕事に使うパソコンを顧客の会社へ運ぶ為の梱包をして、宅配便で送る。


99/11/15

 午後3時過ぎ、先日発注のあった会社へ我が部署一同(と言っても3人だけど)揃って出向く。仕事内容の説明や作業開始日、契約についての話が行われると、開発室に通される。そこはマンションの一室であり、風呂も完備されているので寝泊りには困らない模様(^_^;)。最後に開発機材を渡されて本社に戻る。パソコンに機材を接続して動作確認すると、また取り外してケースにしまう。マシンを運搬する際の衝撃で壊れる事を恐れたからである。


99/11/12

 読書とプログラム検証をしている状態が続く中、主任が電話で何か話している。どうも新しい仕事への答申のようだ。主任の声に耳を傾けてみると、今回もゲームの仕事でそれ程難しくはないそうで、(手が空いていてギャラの安い)私に白羽の矢が立つ事に。比較的短期(1〜3ヶ月)との事で、自分なら絶対に出来ると言う。そして例のごとく主任から

「Tプロデューサーばりに『(この仕事を)やりますか?』


そして私の答えは「やります」だった。これで「ゲームプログラマー生活・新章」へ突入する事になりそうだ。


99/11/09

 12時前、歯医者へ。だが本社に戻った私はかえって遠くなった(やはり完治まで通い続けておいた方がいいし)。そこで会社近くの自転車レンタル屋(賃料200円)を活用して向かう。結局会社に戻れたのは1時半。まぁ手が空いてる状態だったので別に問題は無かったけど。


99/11/08

 何もやりたくない状態が続いた休暇が明け、出勤を再開する。手が空いている状態なのでとりあえず持参したVisual C++の本や会社の蔵書を読んで技術力の向上を図る。


99/10/29

 リフレッシュがてら横浜駅前の相鉄ムービルへ行き、『スターウォーズ エピソード1』を見る。映画館へは10年近く行ってなく、「映画はテレビ放映まで待つ派」の私としては極めて異例の行為である。まぁ実のところ友人に手紙で絶対見ろと薦められるままに…なのだが。売り場でチケットを買い(2000円と高めの設定になっているのは辛い)、画面全体が見渡せるようやや中央寄りの席に陣取る。平日の夕方なので客はまばら。入場口で買ったパンフレット(800円はやっぱ高いよ)を読みながら上映開始を待つ。館内の照明が落ち、様々な商品や映画のCMが映されてから本編の開始である。手には事前に買ったペプシコーラ(当然この映画のデザインのやつ。キャラはR2−D2だった)がある。やっぱ久し振りなのでどうも落ち着かない。そしてやはり字幕を読む分画面への注意が散漫になる。ビデオと違って見直しがきかないから余計に頭の中が消化不良になってしまう。さて映画の感想だけど、まず感じたのが「今の特撮はここまで出来るのか」という事。クライマックスのグンガン軍とドルイド軍との戦闘シーンなんか、PS2ソフト『決戦』の合戦シーンを思い出してしまった。自分の中で一番良かったと思うシーンはポッドレースかな。ポッドの破壊ぶりが実に素晴らしい。その反面、ストーリーに関しては何かベタっぽい感じがして特に強い印象は残らなかったが、クライマックスシーンでいくつものプロットが並行しているにも関わらず全く混乱する事無く見られたあたりは流石によく出来ている。

 席を立ちロビーに出ると、この映画のために開発された音響システム「ドルビー・デジタル・サラウンドEX」の説明書きがあるのに気付いた(当然ここはそれに対応している)。しまった。これが分かっていればそっちにも注意して見てたのに! それを含め、1回見ただけではしっくりこなかった所もあったので居残ってもう一度見てちゃんと理解しようかと思ったが、時間が押していたので断念した。その後HMV横浜店に寄ってサントラCDを買ってから家に帰ったのだった。

 家に帰って10時ごろ話がしたくなって原くんの家に電話。まず今年の高校生クイズの事を。15人斬りはつまんなかったなとか。私は石原慎太郎の所も同様だが、原くんは大分見入ったらしい。あと、ラ・サールが全然映っていなかったのも不満だったと話していた(ちなみに彼はちょうどそのビデオを見ている最中だった)。それから「アメリカちょっとだけ…」の事など雑談も含めて50分くらい話をした。


99/10/28

 『とんねるずのみなさんのおかげでした』を久し振りに見る。特に今回のお目当ては「アメリカちょっとだけ横切りウルトラクイズ」。この企画の事は以前から知っていたが、しょうも無い内容だろうと思って気にはしていなかった。しかしFQUIZで話題になって「これは見ておかねば」と思うようになった。そしてこの企画に対する認識を改めた。解答席に“ウルトラハット”、更にはBGMや正誤音まで非常に忠実に本家を模倣(!)している。正解音は明らかにこの番組が作ったものだが、一生懸命本家に近づけようとして作ったのがよく分かる。今回のチェックポイントは本家でも行っていない(野猿の『叫び』プロモビデオの撮影地)ドライレイクでのバラマキクイズ(アレンジが16回本家のサンタフェでやったのを踏襲している)とラスベガスの絶叫マシン「ビッグショット」を使っての2連答クイズ。問題はこの番組に関するカルト系問題が多々出るものの、一般問題もちゃんと出るので(でも「都営地下鉄の初乗り運賃はいくら?(170円)」は(通勤で乗ってる私や)出場者には常識だろうが地方の視聴者は置いてけぼりをくっちゃうよなぁ)番組にそれ程詳しくない人でも安心して見る事が出来、ましてやウルトラファンなら夢中になる事請け合いである。ドライレイクの罰ゲーム(敗者達で『叫び』のプロモビデオを再現して作る)もちゃんと楽しめたし。残るは準決勝の罰ゲームと決勝だ。もうここまでパクリ方が徹底していると逆にすがすがしく感じる。これなら最初から見たかったよ。ったく、日テレは何をやってるんだ(笑)!? 来年「今世紀最後」を裏切って本家をまたやってくれ。


99/10/26

 会社では自腹で購入したプログラム参考書を持参し、それを読んで過ごすが、ほとんど訳が分からない。前日申請した休暇の取り方もあり、今日で3ヶ月余り通ってた会社を引き払う事に。5時を過ぎると私物の整理を始め、自分のパソコンから開発機材を取り外す作業を行う。パソコンはまだ残る上司に後日運んで貰う事にし、6時半前には「お世話になりました」と言って退社。重い荷物を持って一旦本社へ。いたのは社長と総務課長のみで他の皆は退散。職場用と持ち帰り用の私物に分け、改めて正式な休暇願いを提出してから退社した。これから土日・祝日を含めて12連休だーーーっ。


99/10/25

 今日は給料日なので出社前に銀行へ寄り、持参した通帳に残高を記入させ、今月の給与額を見ると…、「ざ、残業手当が無い!」。明らかに基本給と交通費しか振り込まれていない! 先月は休日出勤も含めればゆうに100時間以上残業やったのに。定時になると上司と共に本社へ。主任に(勤務先で作成・プリントアウトした勤務時間表を提出して)今回の給料の事を話すと、何でもウチの会社、かなり苦しいらしく残業手当が払えないと言う。そのカタとして10日の休暇を与えるそうで、私はその内の7日分を明後日から行使し、残りの三日分については保留とさせて貰う事にした。そして今後の仕事の方針についての話となる。主任から今回の仕事の感想を聞かれた後

「Tプロデューサーばりに『ゲーム(の仕事を引き続き)やりますか? やめますか?』


と言われる。私は正直、迷った。これまで書いてきたようにこの仕事のハードさを(それでもまだマシな方だと言う事も分かっている)身をもって知り、今後は他の(分野の)仕事を…と考えた事もあった。しかし主任から「制御系にしろ汎用機にしろ(仕事にキツさは)変わらない」とも言われる。それならば…と思えば「もしPS2の仕事が来たら死んで貰う」とのお言葉が…。この場で私が出した答えは

「考えさせて下さい。」


 その後社長も交えて会社の戦略を含めた今後の方針についての話があって、本社を出たのは午後9時過ぎ。このまま帰ろうと思っていたのだが駅前の飲み屋にノコノコついていき、酒も飲まず料理(特にマグロものがとても美味しかった!)とソフトドリンクを頬張って11時に退散。お代は社長のおごり。


99/10/22

 会社では待機状態が続いている。そして家では「高校生クイズ全国大会会場の旅」の下調べをしようと本やビデオで情報収集。ビデオで見れば大抵の所で会場名がテロップで出るので嬉しいが、14回の準々決勝の会場は民家だろうから公開できないのは判るが、12回の4回戦のようにテロップだけでは場所を特定出来ないのは困ってしまう。


99/10/01〜21

 忙しさにかまけて更新も思い切り滞る。面倒なのでここは箇条書き。

・幾多のバグレポートの修正報告を書いたり、プログラムの実装についてディレクターと口論になったりと、終電帰りや徹夜を含めた泊まり勤務を続けた甲斐もあり、ゲームのマスターを提出し、上の承認も得られて事実上の完成となる。プロデューサーからその事が告げられるとスタッフ皆で「お疲れ様でした」と言い合う。私は少し涙目になった。辛い事もきつい事もたくさんあったけど、この仕事をやれて良かったと思う。私の会社の性質上、おそらくゲームの仕事は続けられないだろうけど、一生の誇りにしたい。

・でも理由あってしばらくの間会社で待機状態。しかし今までの忙しさと打って変わってヒマ…。ネットサーフしたりサンプルプログラム読んだり…。そして定時に帰れるという素晴らしい勤務に。でも今の会社を引き払って自分の会社に戻れるのはいつの日か。戻ったら1日も無かった夏休みを振り替えて貰う事になっているだけに非常に気になる。


99/09/21〜22

 21日はメイン開発スタッフ全員が徹夜で事にあたる。22日の朝には仕事を切り上げると私は疲れがどっと出て即座に眠りに入っていた。昼前に職場を去り、本社へ寄って社長に仕事の状況を報告する。その後は久々に秋葉原散策をし、何を思ったか普段行かない渋谷へも寄ってしまう。家に帰ったら夕食を済ませるとすぐに眠りについていた。23日は世間様並の休みなので昼過ぎまで思いっきり寝たのだった(あぁ、またHPの更新が…)。


99/09/19

 起きたのはいつもより早い6時で、家を出たのは7時過ぎ。そしてゲームショウ会場の幕張メッセに着いたのは9時ごろ。駅前は相変わらずダフ屋が目立つ。チケット売り場で当日券を買ってから(前売券はいろいろあっていつも買えない)行列へ。コミケと違って殺伐としていないのが良い。開場直前に小雨が降り出したりもしたが、10時20分頃には会場内に入る事が出来た。取り敢えず私が仕事で作っているゲームの試遊台の様子を見る。でもその感想はここではノーコメントとさせて頂く。いろいろ見て回るが注目どころはやはりPS2を展示しているSCEブース。巨大モニターに映し出される各ゲームの映像にはただただ驚かされ、『グランツーリスモ2000』での陽炎の描写には感動的ですらある。本体のデザインは(事前に新聞で見て)個人的に余り気に入っていないんだけど、上面の「PS2」の文字のホログラム(?)には目を引いた。そして開発ツールマシンも本体に合わせたデザインにあっけに取られると同時に、「まさかこんなものまで作っていたとは」と思った(ちなみに現行PSの開発環境(プログラミング用)は市販のDOS/Vパソコンに専用ボードを差し込むタイプ)。もうひとつの見所は『DQZ』の試遊コーナーがあるエニックスブース。時間がもったいないので試遊しようとは思わず、離れた所から見ても「お、画面が動いているぞ」ぐらいの感想しか持てず、注目している読み込み速度は試遊コーナーの様子ではどれ程のものかよく分からなかった。でもビデオ上映で流された戦闘シーンでの切り替わりは「これ、ノー編集だったらマジで早いぞ!!」と思った(ちなみにその場面に関して編集の跡は見受けられなかった)。タイムリミットまでいろいろ回り、時間になったら一目散にメッセを去って会社へと直行した。

 約束の4時ギリギリに会社に到着。汗だくになっていたので小休止の後仕事に入る。その後スケジュールの変更を知らされ、徹夜は避けられたがそれでも午後11時まで仕事は続いた。


99/09/18

 この日も夜遅くまで仕事をしていた。翌日のゲームショウにはどうしても行きたい。だがよりによって仕事が非常に切羽詰っている状態。上司からは明日も来るように言われている。それでも諦め切れない私は何とかゲームショウに行けないか上司を説得するという暴挙に出た。その結果「泊まり覚悟で午後4時までに会社に来れれば」という条件で行ける事となった。社会人(プロ)失格かも知れないが、それでも「行ける」という安堵感で心がいっぱいになっていた。帰りがけに午後4時までに会社に辿りつける海浜幕張発の電車便を調べ、メッセにいられるギリギリの時刻を計算してから家に戻った。


99/09/14

(今日は専門用語がちらほら出るので意味不明でもご容赦下さい。)
 仕事ではゲームショウバージョンでの私のパートは一応完了し、製品版に向けての一部仕様変更とデバッグ(バグ取り)作業に明け暮れる。デバッグモード(プログラムの流れや変数の内容・データ格納位置が目で追えるモード)でバグの原因を調べているうちに、ある命令の返り値がリファレンスマニュアルに書かれていない数値になっていた。その数値の意味はすぐに分かり、それに合わせたプログラム修正を行ったが、こうゆう「マニュアルの記述抜け」によるものだと分かると非常にムカついてしまう。それと新たなバグレポートが1枚来たがこれは「メッセージ記述の不統一」という簡単に修正出来るもの。修正版データを早速メインマシンに送り込む(チーム各メンバーのマシンはLANで繋がっているので)。これで私の担当パートでの既知のバグは全て取り除けた(ハードの仕様に起因するものは除く)。しかし新たな問題が…。私の一部プログラムが割り振られたメモリ量をかなりオーバーしている事が判明した。なお、ここで言う「メモリ」とはCD−ROM媒体のそれではなく、PSに内蔵されたメインメモリの事。2メガバイト(MB)しかないのは辛い。更にVRAMは1MBでやはり非常に少ない(ちなみにPS2の内蔵メモリは全体で32MBだが、「少ない。もう先が知れた」と思ったものだ)。早速プログラム全体を見直し、余計な記述を見つけては削り、更に同じ処理内容が数カ所に渡っているところは全て関数化して1箇所にまとめるが、縮められる量はたかが知れている。そこで思い至ったのが大量に組み込んであるメッセージパラメータ領域を外部から呼び出す方式に変える事だった。それへの変換は困難である事が予想される…。


99/09/13

 気がつけば半月もフリートークを書いていなかった。9月に入っても忙しさは変わらずで、今はゲームショウ展示バージョン開発の追い込みがかけられている。面倒な仕様変更を迫られたりでヘロヘロ状態である。え? まだ完成してないのかって? それは聞かないで。


99/09/03

 この日家に帰ったのは深夜1時半過ぎ。ビデオに予約録画しておいた今年の高校生クイズの全国放送を見る。翌日も仕事だから今夜は予選部分だけにしようと思っていたのだが、結局最後まで一気に見てしまった(^_^;)。放送された予選は北海道・東北・沖縄の決勝を中心に20分ほどで少なめ。更に特別ブロックは5分ほど流しただけだった。どうでもいいけど鹿島高校の決勝地は昨年の九州の決勝地だった所ではないか。折角の企画なのだからもうちょっと時間を割いても良かったと思うが。ところで淑徳与野高校・鹿島高校は本来の大会への参加資格はあったのだろうか?

 全国大会では昨年同様前日に企画を発表し、高校生が家族や担任に電話しまくるところを取り上げ、高校生が示された形式の対策に必死に取り組む姿を掘り下げる手法をとると予想していたが、見事的中。で、石原都知事が登場するシーンはモロ『お笑いスター誕生』。高校生が出す提案も石原氏の答弁も面白みが無い。一般視聴者は高知名度の進学校である東大寺やラ・サールが出す案を見たかったと思うのだが、その手の学校では麻布高校のが流されたくらい。そもそもこうゆう企画はきちんとディベート能力の優れた人を使ってやるべきで、クイズで選ばれた人達を集めたのだからクイズで戦って欲しいと思う。見てるか? 番組2年目のHプロデューサーに移動好きで運大王嫌いのEディレクター。特に後者とは一度是非この企画ばりのトークバトルを交わしてみたいものだ(注:これは冗談ではなく、マジです)。

 続く三人バラバラ面接も命題を与えられた高校生の対処ぶりを見せる…という意図なのだろうが、変に教養主義的で娯楽番組らしくない作りで視聴者は引いてしまいそうに思えるものだった。「自己アピールの間」は本当にお堅いだけだし、「応用力の間」は出すネタは皆同じようなもので見るほどに寒くなる企画だし、「集中力の間」はどう楽しんでいいんだか。そういえばつぶやきシローを見たのは久し振りだ。更に結果発表なんか石原氏登場時同様『お笑いスター誕生』の合格発表そのまんまじゃないか! 更に高校生の「落ちろ」コールも『ラブアタック』を想起させる。それにしても「ゆーとぴあ」すら知らない今の高校生はこの二つの番組を知っているのだろうか(ちなみに今年の近畿大会でB&Bが出て来た時も同じ事を思った)?

 準々決勝は、多答クイズの選択肢が多いのと難度設定に問題があって盛り上がらなかった。最初の「真田十勇士」では阻止側の大半が正解を書けず、書けてもせいぜいメジャーな「猿飛佐助」くらい。このような形式は3〜4回くらい対決が無いと面白くない。放送ではあっけなく決まったが実際の収録ではどうだったのだろうか。それに「15人斬り」といっても全然インパクトないし。2年前に同様のクイズで弘前高校は「26人斬り」をやった事だし。

 準決勝は、事前にテレビ雑誌で形式を知って「そんな企画ではどれだけの時間と問題数がかかると思っているんだ!」と思った。この無茶さ加減は収録に4時間かかった、あの昨年の東北の準決勝に匹敵する。放送でも大幅に編集されていてもその辺が見て取れる。ここ数年の準決勝で一番面白いのはやはり「スーパーショックランド」だな。個人的にまたやって欲しいんだけど、ホーム&アウェイ制の決勝をとっている現在では無理があるのだろう。3チームになった時の展開を考えると。

 決勝は昨年のような点差も無く、今年の全国大会で唯一盛り上がった戦い振りだった。が、札幌南が優勝を決めた「ブラックボックス」はスタッフの判定ミスか、問題作成者の出題ミス(「ブラックボックス」とはボイスレコーダーとフライトレコーダーをまとめた呼び名であり、あれを正解にしてはイカン)。これはこの文章を読んでいる人も皆同じ事を思っただろう。よりによって優勝を決める場面でこのような事が起こるとは。しかもあの時本当に19:19での勝負だったら山口高校も浮かばれないであろうな。

 で、番組を最後まで見ての感想は「今年の放送はつまらなかった。全然物足りない。」だった。私は今年5地区の予選を回り、時には楽しく、時には熱くなれる場面をたくさん見てきた事もあり、特にそう感じたかもしれない。これを読んで番組についてあなたはどう思われましたか? 是非掲示板にて意見や感想を書いて欲しいと思います。まだまだ仕事が忙しい状態なのでレスを付けられないかも知れませんが。


99/08/29

 12時まで寝て、前日放送された高校生クイズの事前番組をビデオで見る。主な企画は都立園芸高校と駿台学園高校それぞれの定時制に通う人を追うもの。何か高校生クイズじゃなくて『スーパーテレビ』かテレビ東京の『ドキュメンタリー人間劇場』みたい。唯一良かったと思うのは関東のYES−NOクイズ7問全てをちゃんと流した事くらい。確かに人間ドキュメンタリーとしては良く出来ていたろうし、あれはあれで意義のあるものだったとは思う。しかし私はあえて言いたい。「我々が本当に見たいのはあのような企画ではない!」と。もう何年も前からネット上に書いている事だが、そんなものを流す時間があるならもっと大会自体の模様を流して貰いたい! ああゆう事は他でやって頂きたい。15回の事前番組のように、各予選の模様と淡々と流せばいいのだ。10年前、父の実家で中部大会の番組を(地方大会の番組を初めて)見た時「なんてまともなんだ」と驚いた記憶がある(ちなみにこの大会は高校生の余りのレベルの低さに当時の司会者がキレていたそうだ)。それなのにどうして関東(NTV)はそれが出来ないんだと毎年思う。今度この感想を番組宛にメールする事にしよう。


99/08/28

 朝から会社。レポートに基づいてのデバッグ作業。1つバグが取れてもそれに伴う新バグが出てくるもので非常にしんどい。結局3枚分しか修正報告を書けなかった。退社間際に出来たてのオープニングムービーを見てスタッフの皆から歓声が。やはり上手いもんだ。ところで、どうもこの仕事に関する一部の事情が外部に漏れて問題になっているらしい。そのソースがここで無いのを祈りたい。でもその「事情」はここには書いてないけど。これまでもタイトルや発売元の特定が出来ないよう注意して書いてはいるが、ヤバくなったらフリートークごと消去するかも。


99/08/27

 昼から夜にかけてソフトのバグレポートが届けられる。そのうち私の担当部分についてのレポートは約10件。簡単に直せるものもあれば「どうしてそんなバグを見付けられるんだ!」「どうやって直すか想像もつかない」と思ったものもある。タイムリミットまであと僅か…。それでもどうにか帰宅だけは出来た。ここ数十日間はバスが無いので親に車で迎えに来てもらうパターンが続いている。ありがたい反面何だか申し訳無いという気持ちもある。


99/08/24

 プロデューサーから製品版の提出期日が繰り上げられた事を告げられる。スタッフからは「無茶だ」「今から不眠不休で作業しても間に合わない」と言う声があがる。私もこれにはため息を出すしかない。


99/08/20

 社内の「寒い」冷房に目を覚まされるが、それでも仮眠として朝を過ごし、9時に起床して寝ボケ眼のまま就業する。この日は8時半で終業となった。


99/08/19

 この日の夕食はスタッフ4人と職場の隣のファミレスで。その席で仕事の現状や、技術面の話。例えば『Tobal』シリーズはハイレゾ画面を60シンク/秒で描画させるという物凄い事をやっているとか、『グランツーリスモ』でさえPSの70%程度のパワーしか引き出してない(なお、PSに限らずマシンの性能を100%にまで活用する事はほぼ不可能だという事も付け加えておく)といった事が話された。そして何度目かの泊まり勤務となる…のだが、12時を回った頃にはもう目がうつろでウトウトしながらの作業となっており、1時半には一旦寝ても良い事に。4時に叩き起こされるが全然仕事にならず、もう作業はいいと言われてまた同じ所で寝るという有様で、もう完全にダウンしていた。


99/08/17

 16日はもはや恒例の泊まり勤務に。一応徹夜分で今日1日の勤務はOKとなったが、私は歯医者があるので昼前まで社内で寝る、上司からは今日はまっすぐ帰ってすぐ寝るよう言われたが、歯医者の後は久々に本社へ寄り道する。入ってみるとかなり模様変えされており、以前より広々とした感じになっていた。本社は夏休み中なので殆ど人はいない。でも社長はいたのでしばし話をしてから本社を後にすると少し秋葉原へ寄り道し、家に帰ったのは4時半頃。もちろん上司の指示に従いすぐに寝た。


99/08/13

 今週も終電帰りの連続で寝不足が積もり、席のすぐ後ろでディレクター兼ゲームデザイナーが構えていて更なるプレッシャーが襲い掛かり、もう気分が悪くて吐きそうな状態になっていた(でもメインプログラマーの先輩は連日泊り込みで、実際吐いているそうだ)。その頃私はあるシーンの画面制御のプログラムを作成をしていた。ゲームデザイナーから画面レイアウトが書かれた紙と仕様書を渡され、それに基づいた絵を表示・動作制御・そして外部から正しく呼び出せるようプログラムやデータ構造を構築していく。そして今日はあるひとつの締めとしてある程度全体のシステムをまとめ上げる作業が行われる。そこで最近私が仕上げたプログラムがきちんと動作している事が確認され、ホッとする。この時点で開発スタッフ陣は皆疲れ切っているのがハッキリしているので次の土日は休みにしようという事になった。


99/08/08

 午前5時半頃に千里ニュータウンに到着。ここで降りた方が運賃も安いので非常に都合がいい。しばらく周辺をブラブラしてからすぐそこにある北大阪急行の駅(名前忘れた)から千里中央までほんの一駅。そこから大阪モノレールで公園東口駅へ行く。会場の「東の広場」はすぐそこで外からもヒントBOXも見える。しかし開場は9時。それにしても朝っぱらから見事な日差しだ。仕方が無いのでまで入れないので近くの万博記念競技場でしばらく涼む事にして持参したVAIOでいろいろ各所掲示板用に文章を打ち込んで時間を潰す。そこのトイレを使わせてもらった際、グラウンドを見る事が出来たが、そこでクイズをやるような気配は無い。9時になったところで広場に入る。早速以降の会場の情報を探すべく各所を歩き回る。そしたらある理由によりあっけなく全ての会場名が分かった。しかし3回も移動する。他の予選では大きな移動はせいぜい1回なのにさすが「よみうりテレビ With E」。広場に戻ると関東以外には来ないと言っていた原くんがいた。彼からUSK局長の居所を聞いて早速局長のところへ。すでにコボくんなど「ネット組」が集結している。書く時間が無いので詳しくはいずれ別枠で書く(いつになるかは分からないけど)。それにしても今回は昨年の全国大会出場者とやたら関わった。万博公園では筑駒のリーダーと絡み、クイズ開始から決勝まで玉島高校と和歌山高専の人と行動したし、大会終了後、誰かが携帯で話していて私が居る事を知ると代わって欲しいと言うので代わると相手は市立伊丹高校の人だった(そして後日掲示板は18回関係者の溜まり場に…)。完全に解散したのは大阪駅で午後8時半頃。みどりの窓口で今日中に帰れる新幹線をあたってみると、もう「のぞみ」しか残っていない。仕方が無いのでその乗車・特急券を買って、在来線で新大阪駅を経て「のぞみ」で新横浜まで乗って、家に着いたのは12時半ぐらいだった。


99/08/07

 夜の11時に会社を出て終電で家に帰る生活が連日続くなか、6日もまた午前3時まで仕事をしていた。今度は空いたイスを3台並べてその上に乗って寝る。起きたのは7時半頃だったろうか。朝食を買いに外へ出てからまた仕事をして一旦家に帰る。翌日の旅行の身支度をして、仮眠をしたりしてから午後7時にまた会社へ。9時まで仕事をして同40分に大阪行きの夜行バスに乗り込んだ。


99/08/02

 この日の朝、私は会社に居た。そう、初めての「泊り込み勤務」である。前日の9時から朝の8時まで(昼休みや夕食を買いに行く時間もあったが)。深夜黙々と仕事を続け、気がつけば外が明るかった。その後は机の中に潜って仮眠して、今日はいいと言われて12時に会社を出る。その後歯医者に行ってから昼に仕事が無いからと調子に乗って秋葉原で6時過ぎまで過ごし、家に着いたのは8時過ぎだった(←バカ)。


99/07/27

 職場が移ってから気になることがあった。それは「近くに歯医者があるか」ということ。最近虫歯が出来ている事がはっきり分かったが、勤務や都合でかかり付けの所へは行けないので職場の近くを探すしかなかった。昼休みになってから会社を出て、歩いて数分のところにあったのでそこに入る。保険証を提示してしばらくすると診察室へ通される。いろいろ診てもらった所、私が最も気にかかっている奥歯の穴が神経に達しており、神経を取り去る治療を受けることになった。今後週1ペースで数回の通院が求められた。


99/07/26

 引越しが終わり、今日から1ヶ月強はこの会社で仕事をする事になる。建物も内装もウチの会社よりも広くて立派だ。1フロアの中に複数のゲームが開発されている。そんな環境での仕事がこれから始まる。


99/07/24

 前日家に上司から電話がかかってきて、私も上司同様発注先の会社で仕事をする事になったので引越し作業に来るよう言われる。昼過ぎに会社へ行って、いろいろあってから開発機材と私物を用意された車に積み込みその今後行くする会社へ向かう。機材のセッティング後、上司からこの会社(少なくともウチの会社より堅い)での注意事項を受けてからプログラムの結合作業を行なう。新たに与えられたデータには、何曲かのBGMとCV(キャラクターボイス)が入っている。そしてこれを境にそれまでスーツ着用だったのが私服通勤解禁となる。でもその会社はウチの会社よりも遠い(つまり通勤時間も更にかかる)ので朝がとても辛そうだ。でも今後はカンヅメ状態な生活になる事が予想されるのでもしかしたら余り関係無いかも知れない。


99/07/20

 今日は海の日。だが私は昼ごろ自主的に会社へ。ビルは完全に閉まっていたが、大家さんに鍵を開けて貰い社内へ。時折かかってくる電話への応対をしながら作業をする。こうして少しでも作業を進めておかないと本当に休みたい日に休めなくなってしまう。納期は刻一刻と迫っているのだから。最終的に9時半まで会社にいたのかな。


99/07/19

 会社へ行ってメールチェックをしたら出向中の上司から(メールで送っておいた)プログラムに致命的なバグがあったとどやされる。原因は求められた仕様に対する私の認識の誤り。


99/07/18

 高校生クイズ関東大会を見に行く。西武ドームで原くん・コボくん・松くん、そして前回優勝者の自主規制神くんらに会う。優勝旗返還時に神くんに「グラウンドに乱入して優勝旗を奪って自らの手で福沢アナに返還してよ」と提案したが当然却下される。まぁ詳しくはそのうち別枠で書く。関東大会終了後、「連合軍」を含めた約20人が参加しての夕食会を所沢駅近くのシェーキーズでの食べ放題コースで行なう。私は持ってきたVAIOや5月に行った「高校生クイズ全国大会会場の旅・お台場編」の写真(でも一番受けたのは『雷波少年』の「新熱狂的巨人ファンvs阪神ファン」の舞台であるテントの写真だった)で皆の興味を引く。店を出て所沢駅で記念撮影をしていたら、代表チーム(多分川越高校だったと思う)と鉢合わせもした。その場で午後9時半に解散。結局家に着いたのは12時を過ぎていた。


99/07/17

 今日は土曜日。でも出勤。今の会社に入ってから初めての休日出勤。ここ何日も行き詰まっていた作業が霧が晴れたように一気に進み、午後8時に今日のノルマを(一応)達する事が出来た。納期は8月末。地獄の生活はまだまだ続く(-_-;)。


99/07/16

 生まれて初めてのボーナス(それまではずっとバイト暮らしだったのでそうゆうのには無縁だった)を社長からの手渡しで貰う。でも手取りで4ケタ。入社からまだ半年経っていないこともあるが、ウチの会社のボーナスは皆こんなモンらしい。月末に出る残業手当に期待しよう(T_T)。


99/07/12

 今日、私は四半世紀生き続ける事が出来た。でも仕事漬けで家に帰れたのは12時前で午前様にはならなかったかな。


99/07/04

  高校生クイズ中国大会を見に行く。夜行バスで一旦福山駅まで行き、電車で尾道駅へ。車内では先週の今治に続きしまなみ海道を見る。乗ったロープウェイから「文学の小道」を眺め、降場から無料双眼鏡で尾道の街並を見る。詳しくはそのうち別枠で書く。でも決勝は見られず。更に尾道港の港湾員からガセナタを掴まされて(全国有数の柑橘類の産地である)生口島の瀬戸田町へ。散策中売店で「レモンの風」なる小瓶のドリンクを買って飲む。確かにレモンの味はするが、酸っぱくもなく何の事は無いただのレモン水。港の売店では柑橘関連の菓子が多く売っている。レモンプリンなんてのに目がいったが、手持ちぶさたになりそうだったので買うのはやめた。午後5時半に最後の船便で尾道に戻り、在来線で福山駅まで行って新幹線で一気に横浜に向かう。車内では持参したゲームボーイでドラクエモンスターズをひたすらやってた。


99/06/28

 この日は健康診断により、朝は9時半頃まで家でのんびりと過ごす。しかしピークを過ぎたとは言え電車は結構混んでいるものだ。そして10時半頃に水道橋にある検診センターへ。視力は左右共に1.5と良好。身長・体重なども計り(それに伴いプロフィールもいじった(笑))、更には生まれて初めての血液検査も受ける。採血器の針が自分の左腕に刺さる所や、そこへ流れ出る自分の血をまじまじと見る。色はちゃんとした真っ赤だったので一応ホッとした(笑)。その他、肺のレントゲン写真撮影や医師の検診(この時レントゲン写真も見たが影1つ無いキレイな体(^_^;)。もちろん「異常なし」の診断を受ける)など一通り終わって会社に着いたのは12時頃だった。

 そして会社を出たのは午後10時半。急いで電車に乗って家に向かうが、東京駅で横須賀線のホームに向かう途中、人身事故により横須賀線と東海道線が運転見合わせ。この状況で帰るには京浜東北線しかない。3路線分の客を1路線に集めるのだから当然“超”大混雑。停車する度に大勢の客が乗りこみ今までに経験した事のないすし詰め状態。車内放送によると事故現場ではレスキュー隊まで出てくる騒ぎになっているらしい。私はと言うとドアのそばにある手すり用パイプが腕や背中に食い込んで痛いの何の。何度もうめき声を出してようやく横浜駅へ。それでもまだ運転は再開していない。仕方がないので改札で振替輸送券を貰って相鉄に乗り換える。電車に乗る前に家に電話して状況を説明。そして駅に迎えの車を出してもらう事になった。結局家に着いたのは0時15分頃。速攻で部屋のテレビに向かい、アニメ『To Heart』の最終回を見る。時刻が時刻だから前半部分を見逃す。そして番組を見終わるが、「え? これで終わりなの?」という何とも釈然としない終わり方で中途半端な印象が残った。私は第3話から見ていたが、設定や世界観は一応楽しめたし話の内容も、自分も高校時代こうゆう学校生活を送りたかったなぁと思った…というのがこのアニメを見ていての感想。


99/06/27

 高校生クイズ四国岡山大会を見に行く。まずは早朝に夜行バスが瀬戸大橋を渡っているところで目が覚め、朝6時過ぎに坂出駅に到着。今回目指すは愛媛県は今治。特急列車の車窓から見える瀬戸内海の風景は素晴らしかったが天気が少々ぐづついていたのが残念。詳しくはそのうち別枠で書く。帰りも同じ坂出からの夜行バス。


99/06/25

 会社で今後の作業内容の大まかな日程表を渡される。今回のプロジェクトで私が担当しているのは大半のモードの選択場面、メモリーカード動作システム、テキストウィンドウ、エンディング、バトルシーンのエフェクト…などのプログラム。納期は8月末。果たして私の力量であれだけの作業をこなせるだろうか。


99/06/20

 高校生クイズ北陸大会を見に行く。詳しくはそのうち別枠で書く。


99/06/19

 起きてから居間に降りると『踊る大捜査線THE MOVIE』のビデオがまだあった。今日は休日だし、この機会を逃すといつ見られるか分からないので昼過ぎに見る。一部の台詞が聞き取りづらくて何度も巻き戻したり、いきなり大音量でのBGMが流れたりしてボリュームの調整を何度もして勝手が悪い構成だ。時間的にはドラマの2倍強なのだが何かいろいろ詰め込んで、それが空回りしているような印象だった。見る直前に兄から「あんまり面白くなかったね」と話し、予告編やCMでは見せ場を集中的に流してさも面白そうに見せていたとした上で「やっぱ“宣伝”ってスゲェや」と話していた。が、全編を通して見て私も「なるほどな」と感じた。その他の私的感想を書いてみると、複数の事件が平行して進むのでやや頭の中が消化不良の感がある。「湾岸署史上最悪〜」のコピーも「ウソつけー」だ。小泉今日子演じる猟奇殺人犯Teddyが湾岸署に乗り込んだシーンもあっけなく進んで全然緊迫感が無かったし、逮捕後の拘束衣姿の時の青島とのやり取りなんかまんま『サイコメトラーEIJI』の沢木晃だったし、クライマックスで青島の倒れるシーンには必然性がまるで無く、まさに宣伝のためにとってつけたようなシロモノだと思った。見終わってみても、「面白かった」という感情は全く残らなかった(つまんなかったとも思わなかったけどさ)。

 夜、身支度を済ませてからいざ、今年の高校生クイズ予選観戦の旅第1弾・北陸大会を目指し、出かける。電車で池袋駅まで行き、雨の中バス停で待つ事数十分。新潟行きの夜行バスに乗り込んだ。運行時間は5時間くらいだったので寝たという実感がまるで無かった。


99/06/18

 昼休みに秋葉原駅沿いにある旅行代理店へ行き、で予約しておいた新潟行きの夜行バスのチケットを受け取る。午後の仕事では新たな内容の作業の指示を出され、とりあえず渡されたソースリストを受け取り読んでみる。はっきり言って行き詰まりを感じ出した。おまけにここ数日の寝不足もたたり眠気ばかりがたまっていく。


99/06/17

 今日、会社の主任が本来明日発売のファミ通をフライングゲットして会社に持参。その中の「新作ソフト発売スケジュール」の中に私が今仕事で作っているゲームの名前があり(タイトルはまだ秘密です)、しかも発売日・価格まで明記されている。しかし、今の開発状況・ペースでは絶対に間に合わない。ギョエーーーーーーーッ!! 何せまだゲームとして遊べる段階になっていないのだから。その主任も現在他社へ出向して3D系ゲームの開発を手掛けているが、メインメモリが足りなくなると言う大問題が発生したそうで、いろいろボヤいていた。


99/06/16

 会社の昼休みに新潟行きの夜行バスの予約に成功。あとは旅行代理店でチケットを入手すれば「高校生クイズ予選3連発プロジェクト」の準備の土台は出来上がる。あとは新しいカバンでも買わなきゃイカンかなぁ〜。「新兵器」もあることだし。

 仕事を終え家に帰ると、『踊る大捜査線THE MOVIE』『リング 最終章』のビデオが。兄が借りて来たのが容易に分かる。が、その兄は外出中。母によるとレンタル期間が1〜2泊しか無いそうだ。しかし私には見る時間が無いので(遺憾ながら)鑑賞出来ずじまいになるだろう(今月になってから毎日残業してるし)。

 そして久々の更新を行なう。アクセスして下さる皆様には申し訳がない。で、今回の更新ではアクセスカウンタが壊れていたのでカウンタファイルに格納されている数値に6000をプラスする事で補正した。


99/06/13

 午後3時、高校生クイズのディレクターズカット版を見る。しかし「ディレクターズカット」していたのは関東大会だけで実質的には昨年の細切れ再放送である。しかし関東でのYES−NOクイズの途中や決勝(ほぼ勝ち抜けシーンだけだったけど。でも表彰式での千葉高校メンバーの「林原めぐみさん」発言も流して欲しかったのは俺だけか?)を流したのは画期的だし、かなりの収穫だった。しかしこの放送を知って一番最初に思ったのは「運大王をちゃんと映してやれよ」だったが、昨年の本編同様全面的カットだった。「運大王全国大会」終盤での明星高校と修猷館高校の一騎打ちは結構盛り上がってたんだがなぁ(当然会場中が“ガチャピン”修猷館を応援していた)。やはり番組全編に渡って出場者募集のテロップを流しまくっている。番組の合間に独自の映像として大仁田厚と福澤アナとのやりとりを流していたが、私としては(本来ただの一挑戦者であるはずの)有名人出場者をそうやって大々的に取り上げて、話題性で勝負するのはやめて貰いたい。関東での事前番組でもそうゆう構成になるのは目に見えているが、そんな事よりも各地の様々な、たとえ一瞬であっても一人でも多くの高校生(とクイズの模様)を映してやって欲しい。

 VAIO購入後、デスクトップからソフトをインストールしようとネットワーク環境を試み、なかなか接続されなかったが、何とかネットワークを構築できた。ちなみに私が使っているデスクトップ「PC-9821Xa16/W16」にはLAN端子が標準装備されており、ようやくこの機能の意義を見出す事が出来た訳だ。まずMOから秀丸エディタなどのオンラインソフトをVAIOに転送。更に「BM98」の本体とデータもコピーした。しかしCD−ROMドライブからのインストールが上手く行かず、結局この場では諦めてしまった。


99/06/12

 昼過ぎ、駅前の銀行で金を下ろし、「清水の舞台から飛び降りる買い物」をしに横浜駅方面へ向かう。まず西口前のビッグカメラパソコン館(仮名)で買ったのは兼ねてからの懸案だったノートパソコン「VAIO505V」。'99夏モデルの最低ランク品。MMX-Pentium300MHz・メモリ64MB・HDD4.3GBで値段は\199,800(税別)。ノートパソコンは最初秋葉原で中古で買おうと思っていたのだが、リサーチしてみたら値段が新品とそう変わらないのと、i-Link端子に惹かれた事もある(笑)。それに中古商品での欠品や破損部分を考えたらむしろ新品を買った方が得策という結論に達した上での選択だった。更に溜まったポイントでLANカードとケーブルも合わせて購入した。これで出先からでもHPの更新や文章書きが出来るぞ。

 今回横浜駅に来たのにはもう一つ目的がある。それは「高校生クイズ予選3連発プロジェクト(北陸・四国岡山・中国)」に向けての夜行バスチケットの予約・購入である。まず相鉄観光で横浜−坂出間の便を往復で購入。続いて横浜そごう前の神奈中バス売場で横浜−福山間の片道便(帰りは新幹線を予定)。以前は窓口で直接予約・購入出来たのだが、現在は前もって予約センターに電話する必要はあるとの事。番号を教わって近くの公衆電話にかけるが一向に繋がらない。何度リダイヤルしても同じ。しばらく待って午後6時半過ぎになってようやく繋がった。予約手続きも無事済ませ、改めて窓口へ向かい晴れてチケットを購入する事が出来た。さて、あとは新潟行きだけだ…。


99/06/05

 久々に部屋の整理&掃除を行なう。特にビデオテープの山を先日買ったケースに収納出来たのは大きい。更にそれまでテーブルの上に鎮座していたビデオデッキとテレビをその上に載せる事で部屋全体の間取りがかなりスマートになった。あとは学習机の上の整理と持ち物の取捨選別作業が残っているのだが、私は物を捨てられない人なのでこれは辛い(「情報整理の基本は捨てる事」というのは分かってるんだけどね)。


99/06/02

 この日、このHPのアクセス数が6000に達している事を確認。5000アクセス到達時が3月12〜3日くらいと推測されるのでここ1000アクセスに約80日かかっている事になり、前回よりも遅くなっている。まぁ高校生クイズの時以外は無名の個人のしょうもないトークしかないからなぁ。あ、早く残りの高クイビデオを見なければ。


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