下町お寺巡りの旅
私には先日引き払った会社の近くにある歯医者での治療がまだ終わっていない。いったいあと何回通えば終わるのだろうか。休暇中だと言うのにそこへ行き、今回の治療を終えると、構想していた旅の実行に移る。まず近くの電話ボックスにある電話帳から千手院の所在地を調べたら歩いて浅草に向かう。目的地の浅草寺の隣には「なんだろうSHOP」があり、入って書籍コーナーを見る。ウルトラクイズの本は3〜13巻があったが高校生クイズの本は14・15巻しかなかった。ウルトラの抜けている巻を買おうかとも思ったが、どうせ定価売りだろうからやめた。仲見世を経て浅草寺の本堂に到着。境内にはお年寄りの観光客が中心で、外国人観光客はあまりいなかったが、見掛ける度に「(持って来たカメラで)『これこれこうゆう写真を撮って来て下さい』って頼もうかなぁ」なんて妄想を持ってしまう辺り私はビョーキである(^_^;)。ちなみにそこでは『ニュースプラス1』の収録をやっているのも見た。
次は営団地下鉄銀座線で一旦上野を経由してJRで鶯谷へ。そこから10分くらい歩いた所に千手院はある。余談だが真言宗の寺だ。中に入って境内を歩き回り、写真を撮ったらその場を後にする。
今度は日暮里で常磐線に乗り換え、金町駅でJRから京成に乗り換えるが、もう時刻は5時半ですっかり日は沈んでいる。そして柴又駅へ。商店街を通り抜けると今日の最終目的地である柴又帝釈天に到着する。もう夜になったとはいえ門は開いていたので中に入って境内を徘徊。柴又駅に戻ると、来た時には気付かなかった「フーテンの寅の銅像」が目についた。どうも最近出来たものらしい。そんな柴又に感銘を受けつつ、帰路についたのだった。