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あとがき

 いや−、まいちったな。(笑)一応麗美は、公式設定で言うところの、もう一人の妹という事にします。本来、この話は一美がバーチャル・リアリティ・ゲームを開発する5年も前の話です。つまり、一美が20歳、麗美が16歳という設定です。公式設定では一美が25歳です。そして麗美が16歳………。9歳も開いているのは超外伝では最初の設定上問題あるんです。
 自分の作品で麗美を出したいという方は、未崎一族の次女、つまり冴香の妹という設定が宜しいでしょう。未崎一族の中では珍しく肉弾戦を得意としており、様々な中国拳法をマスターしています。後述のデータに提示してある白蛇艶拳(足技主体)・草遊蟷螂拳(手技主体)・蓮花蝶拳(華麗な技が多い)は僕の自作ですんで、中国拳法の技なんて分んない! という人は勝手に技を作成して下さい。リアリティにこだわる人は、陳家太極拳と八極拳は実在の拳法ですので、文献を調べて見て下さい。また、《タンキー》としての能力は、後述しますんで参考にして下さい。性格は至って温厚です。しかし、正直者なので、簡単に人にだまされてしまい、楽天家なので、結構感情的に行動してしまいます。
 えっとそれから、どうでもいい事ですが、今回の小説のサブタイトルは全て、B'zの2枚組CDの[The 7th Blues]の曲名から取ってきたものです。気付いた人はいたかな?

 

追加設定

《タンキー》

 小説の中でも説明している通り、《タンキー》は、意図的にトランス状態を作り出し、この間に神や構霊を召喚し、その体に宿して神や精霊自身として行動できる者。《タンキー》の語は《占いをする若者》を意味する、です。召喚出来る神や精霊は、《タンキー》の実力によって異なりますが、以下に、麗美が好んで召喚するものを挙げておきます。

四霊(しれい)

 四霊とは、北方の守護聖獣《玄武》・南方の守護聖獣《朱雀》・東方の守護聖獣《蒼龍》・西方の守護聖獣《白虎》の事です。麗美は四霊との相性が良く、短い呪文詠唱とトランス状態で、己の身体に召喚出来ます。ただし、現時点では、麗美は東方の守護聖獣《蒼龍》を召喚する事は出来ません。理由は、蒼龍召喚の項を御覧下さい。

1・[朱雀召喚](魂兮帰来 入修門些 朱雀招君……) 2・[白虎召喚](魂兮帰来 入修門些 白虎招君……) 3・[玄武召喚](魂兮帰来 入修門些 玄武招君……) 4・[蒼龍召喚](魂兮帰来 入修門些 蒼龍招君……)

 この他にも、麗美は色々召喚出来ますが、それは又、機会がありましたら、DATA提示致します。それから、前例に挙げた奥義は一部ですので、皆さん勝手に作ってもらっても構いません。

芭蕉扇(ばしょうせん)

 麗美が中国から持ってきた退魔法具です。赤い羽根で造られた扇で、仰ぐと聖炎が巻き起こります。下級の妖魔等は簡単に浄化出来ます。雑魚払い、相手の出端をくじく牽制として使用します。

 

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