2011年3月5日(土) ▲ ▼
中国新聞が電子版配信を始めた件

 中国新聞が3月から朝刊の電子版配信を始めたらしい。

 これにより、インターネット版に掲載される情報が簡素化される模様だ。つまり、カープ情報の掲載がほぼなくなるということだ。
 既に「話題」欄の行進は止まっており、「試合結果」欄についても今週のオープン戦では見出し程度の文章が載る程度で詳細な情報は記されていない。
 中国新聞カープ情報はネット上のカープファンの間で「大本営」※と呼ばれるほど、中国地方以外に住む人物にとっては貴重な情報源である。私自身も、昼休みに弁当を貪りながらこのサイトを眺めるのが日課になっていた。球場や酒場で仲間らと話をするときも、そこで書かれた記事が話題にのぼることが盛んであった。しかし有料でないと読めない、入会しても閲覧にひと手間かかる…こういうスタイルになってしまうと「そこまでして読む必要はない」と感じる人が多数ではないかと想像する。
 平たく言うと、カープファン同士がネタを共有するための手段をひとつ失ってしまったことに等しい。

 先般、カープ関連でいえば現役選手ではもっとも人気のあるマエケンがフライデーされてしまい本人のブログも更新は自粛気味。非現役では選手に近い日記や写真で支持されていたトレーナーの鈴川卓也さんもカープを退団してブログを更新終了されてしまった。

 カープファン同士の話題共有。これからは個人運営のサイト、ブログにかかるところも大きいのではないか?




 …などということを勝手に考えながら、私自身は何もしません。

 古葉竜史が毎朝、通勤時に電車の中で目を通しているのは神奈川新聞です。数年前まで読んでいたトーチュウに比べれば随分とおとなしいものですが、それでも今年のベイスターズが非常に楽しみに見えます。
 新聞に書かれている特定球団のヨイショ記事は…やはり人をワクワクさせる「何か」を持っていると思うのです。


 ※大本営…戦時下において操作した虚偽情報を発信した機関になぞらえて、支持する勢力に有利となる情報しか報道しないメディアのこと。カープ情報は記者によっては辛口コメントも発するが、毒としては薄い。



何のために生きているかなんて考えてはいけない

 勤め先が年度末のてんやわんや状態。
 今いる部署は現状のストックビジネスをこなすだけでは予算達成に満たないのでスポット案件を数多くこなさなければならいのだが、そうすると苦しいのが諸企業や官公庁が予算の使い切りに動く期末で、特に年度末。つまり今の時期。作業者数は少ないのに売上げが小さくて量の多い仕事をたくさんこなさねばならない。SI系の企業に比べればまだそこまで想像を絶するようなブラックスケジュールは要求されないだろうが、昨年まで所属会社ではないところへ派遣されていたための「極力、残業は避けること」といった方針のもと働いた環境とは間逆の状況に置かれてしまった。
 おまけに今月中は社屋の移転まで予定されている。昨年度まで派遣に出されていた親会社からもらっている、今の部署では私にしかできない仕事だって2件の納品日もそれより前に迫っている。土曜出勤はすでにそれ以外の仕事で抑えられてしまった。
 この年齢になっていうのも非常に恥ずかしいが、今月は未知の領域に突入しそうである。同人用のマンガを描いて無茶していたときですら、(自宅だから)すぐに寝られるという安心感はあったが今回はそうはいかない。
 仕事の前後に通勤という人生を見つめ直しかねない1時間の独白タイムが発生するが、一度でもテンションが崩れたらこのひと月は乗りきれない気がする。今は何のために生きているかなんて考えてはいけない。何も考えずに、今は目の前の作業を片付けるだけのロボットにならなくてはならない。死にたい。



2011年2月7日(月) ▲ ▼
番狂わせ 警視庁警備部特殊車輛二課

警視庁警備部特殊車輛二課――通称レイバー隊は、二足歩行ロボットで警備を受け持つ、警察きっての特殊な部署であり、“お荷物”部署でもある。そのレイバー隊に、日本で行われるサッカー親善試合でのテロ予告の情報がもたらされた。
<中略>
迫り来る試合の日。レイバー隊の隊員たちは、テロリストに対し、起死回生の行動に出る! あの“パトレイバー”の外伝が書き下ろしで遂に登場!


 2日で全部読んだ。
 押井守作品は過去にパトレイバー2の小説版と、立喰師列伝を読んではいたけど、どちらも途中で面倒くさくなってしまい、内容が頭に入らないまましぶしぶ最後まで目を通す感じで読み終えていたのだが。本作はそこまで退屈とならずにラストへたどり着けた。
印象として「なんだ、読み手のストレスを考慮しないような難しい熟語を濫用しなくても一冊書けるのではないか」。

以下、感想。
  • 初っ端からレイバーの存在意義を否定。パトレイバーファンとしてはがっかりだ。
  • パトレイバーの世界観を流用するなら現実世界とのリンクは相応しくなく、サッカーの実際のエピソード(特にここ数年レベルのリーグ戦やW杯など)や社会的な事件(9.11や地下鉄サリン事件など)を持ち出すのは世界観の混同といえてよろしくないと思う。
  • 登場人物。本作オリジナルのキャラクターを用意するのなら既存シリーズのキャラ名をもじるようなマネはしてほしくなかった。名前をもじった以上、どうしても元のキャラの性格と重ね合わせて本作を読んでしまう。
     (それが著者の狙いだったのだろうが)
  • 1回読んで気づく誤字等のミスが3、4カ所。その場にいないはずのキャラが会話に参加するというミスが1回あったが校正してなかったのか?これ。
  • サッカーうんちくはよくわからないが、作者の好みを強く押し付けられている感覚がとれた。
  • 航空機や兵器に関するうんちくは著者の嗜好上、出てきて然る部分であるとは思うが、やはりあまり考えず目を通すだけにした。
  • 作品全体をネタのひとつと捉えれば、まあ悪いもんじゃあないけどね。
    (少なくともライトなパトファンを軽く驚かせるアイテムにはなるかと…)



2011年1月30日(日) ▲ ▼
プロスピ2010 グランプリモード

 ペナントが育成モードに入って久しく、退屈になってしまったので放りっぱなしだったグランプリモードを再開。

 しかし監督プレイで駆け引きや采配を楽しむのが趣旨のモードといっても最終的には運任せな気がする。
 だから最近では専ら自分でプレー(拡張オプションで可能)。

 ベースが千葉ロッテとはいえ、選手獲得は運任せなので基本は完全なオリジナルチーム。
 ゲーセンでベースボールヒーローズやっている人はわかると思うけど。

 チーム名がベースとなる球団の名称でなくて、「サカつく」みたいにオリジナルチーム名をつけられたらいいのにねえ。



2011年1月28日(金) ▲ ▼
文理・佐渡センバツへ、初の県勢2校

 野球不毛の地・新潟県からセンバツ出場校が2校。


 高野連が壊れた、かと思ったね。



 通常、北信越地域からの出場校は2校。
 仮に北信越大会で優勝・準優勝が同一県から出ても地域的な配慮で準優勝校のかわりに3位校が選ばれそうなもんだから、この地域から2校が出場すること自体が非常に珍しいものだと思う。神宮大会枠とか21世紀枠とか。「例外」を取り入れたここしばらくの高校野球は本当によくわからないんだわ。
 社会人となって「夏休み」「春休み」のなくなったころから高校野球を満足に見られなくなって寂しい。いや、見る人は会社から帰ってからでもビデオで見るもんなんだけど。そこまでのパワーも私にはないというだけのこと。



2011年1月24日(月) ▲ ▼
高津臣吾投手入団決定のお知らせ

 正直、独立リーグにこれほどの実績を持つ人物を呼べるとは思えんかった…。
 いや、伊良部とかマエカーとかも四国ILに行ったりしているけどな。
 不祥事起こした選手が出直しのために地方リーグから出直しって話とは違うからなこれ。
 あくなき現役への執念、悪く言えば固執。「MAJOR」の主人公・吾郎もそんなキャラに見えたけど。
 これまでの実績・名声で引退後の仕事もそれなりに選択肢はあるはずの彼にそこまで現役へこだわらせる動機というのは何なのだろうか。



2011年1月吉日 ▲ ▼
ご無沙汰しております、古葉竜史です。

大変恥ずかしながら、更新を再開したいと考えております。
とりあえず3月まで。
続けられるものかどうか、試してみたいと思います。

気がついたらでよいので、たまにはアクセスしてみてください。