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5.これでバッチリ!惑星画像撮影


ビデオ撮影から惑星画像作成まで
 (機材は主に、シュミカセとTOUCAM)
項目(予定)

1.ピントを合わす

おっと、その前に、..言うまでも無く鏡筒の光軸調整は完璧にしておいてください。
光軸調整は、バローレンズやTOUCAMを取り付けて、PCの画面で行います。
これは、接眼部の取り付け精度などで、眼視の場合とTOUCAMccdの場合で狂いが生じることがあるからです。
光軸調整方法の詳細は「シュミカセのコーナー」を参照してください。

反射望遠鏡では色収差はありませんが、拡大レンズ系で色収差が発生することがあります。
最終的に仕上がった画像をRGB分解画像で確認すると、
シャープに写っている色とボケている色があったりします。
RGB全てがピントズレ許容範囲に収まるよう、時間をかけて正確に合わせましょう。
機材によって色収差の出方が違い一概に言えませんが、
たとえば、TOUCAMソフトでRとBレベルを0ゼロにして、G画面にしてピント合わせしてみるのも良いでしょう。

木星の場合、衛星で合わせます。
土星の場合、カッシーニの隙間で合わせます。
火星の場合、火星本体で合わせます。

他の方法として、惑星の色と似た色の恒星で合わしても良いでしょう。
そのときは露出を落として、恒星がピンポイントになるようにします。

あまりに気流状態が悪く、ユラユラボケているかとおもったら瞬間ピシッと見えたり、ということがよくあります。
どうにもピント位置がつかみ難い、そんな時は、
この「ボケた時間」と「ピシッと見える瞬間」の比率を確認しながらピント合わせします。
「ピシッと見える瞬間」が最も多くなるピント位置に合わせます。




2.露出調整
  感度、シャッター速度、fps、ガンマ、色調整、録画時間
3.画像処理下準備
4.画像処理
5.画像処理仕上げ

1〜5まで数々の裏技が登場します。
より良い画像作りの参考にしてもらえれば幸いです。
今後少しずつ内容UPしていきます。
2008.01


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