おきざりの ちいさな・・・

大切な思い出は 箱の中   お願い   見ないで  いいえ 見て
こわくてこわくて   フタをする   見るのも こわくて   フタをする
傷ついた心が   もう 捨ててしまえと

かくせない   箱の中は 熱い息   小さな子供の 熱い息   ひそめた小さな 熱い息
のばしたい やわらかな両腕   ちぢこまらせて
私を愛して   私を愛して   私を愛して   私を愛して

大丈夫 出ておいで   そっと 強く   抱きしめてあげる
そのままでいい   そばにいた   いつも見ていた
大丈夫 泣いていい   あたたかい胸に   そっと・・・ 強く・・・

作詩/鰰沢友恵  朗読/井出富次代  作曲/植松伸夫   アルバム 「PHANTASMAGORIA」 より


なんとなく切なくなるようで温かいメロディーに乗せて、女性が詩を朗読している曲です。女性というか子供の声をイメージした感じなんだと思いますけど・・・。ネットで調べた結果、どうやら詩と朗読は上記のお方らしい・・・違ってたらごめんなさい(>_<)

いつの間にかアダルトチルドレンになってしまった上に、母親はいい歳こいていまだに自分の理想像の娘を愛していて私自身を愛してくれてはいません。それでも私に向かって「愛している!この親の愛をどうしてお前はわからない?」と言って、私に自分の理想の娘になるように迫られるので、だったら私も母の理想の娘像を愛するのじゃなくて、理想とは違っちゃったけど現実に生きている「私を愛して欲しい」とどうしても願ってしまいます。
無邪気に生きていることがただ楽しく嬉しかった幼い日々がいつから辛くて悲しくて死んでしまいたい人生にすり替わっちゃったんでしょう?
でも親は私自身を見てくれなくても、親の理想通りの娘には育たなかったけど、ありのままの私を心配してくれて愛してくれている人は居ると思うととてもありがたいです。そんな私の普段からの思いがそのまま表されてるような詩で、これを最初に聞いた時、とてもビックリしました。そして、親はありのままの私を見てくれないから辛くて苦しいので、できるだけ親から離れて独りで生きていこうと決意したんだけど、本当はありのままの私を抱きしめてくれる母の腕が欲しいと思っている自分に気付きました。

癒されたいと思ったら緑の羽根が描きたくなりまして、こんなイラストになりました〜。
癒された気分になれる色は紫なんだそうですが、疲れたときに心を落ち着かせてくれる色が緑です(^_^)