墨迺江酒造
石巻市千石町8-43
江戸時代、北上川西岸の住吉地区一帯には、「水の神」を奉る墨迺江神社と、支流の墨迺江川が流れる地に墨迺江町がありました。清酒「墨迺江」は、弘化二年にこの地で造り始められたのです。現在の五代目蔵元の杜氏・伊藤亮一は、南部杜氏発祥の地岩手県紫波郡石鳥谷町出身、その下で作業を進める四人に蔵人が、長年の勘と経験をたよりに、淡麗にして芳醇な酒質を旨としています。
****2011年3月11日の東日本大震災のため御注文はお受け出来ませんよろしくお願いいたします***
平成10年11月20日 平成10年度東北清酒鑑評会 優等賞受賞
平成10年 4月XX日 平成11年度東北新酒鑑評会 優等賞受賞
平成11年11月16日 平成11年度東北清酒鑑評会 優等賞受賞
平成16年 平成15酒造年度全国新酒鑑評会 金賞受賞
平成17年 平成16酒造年度全国新酒鑑評会 金賞受賞
平成18年年度 全国新酒鑑評会金賞受賞酒
特別純米酒・春陽・墨迺江
原料米 | 精米歩合 | 酸度 | アルコール分 | 日本酒度 | 1.800ml | 720ml |
サトホナミ | 60% | 1.5 | 15 | +1 | 税込 2.447円 | 税込 1.260円 |
とても、スッキリしていてコクがあり、おいしいお酒です、石巻には墨迺江の他に「日高見」がありますが飲んだ感じで「日高見」より若干コクがあります、「日高見」が新潟系のお酒とするならば「墨迺江」は青森県の「田酒」といった感じでしょうか、この墨迺江はその「田酒」の味に似ているような気がします、宮城県にかぎらず海の近くにある蔵元が優秀な酒を造っているような気がするのは私だけでしょうか、墨迺江を買っていったお客さんは皆、必ず 旨いと言ってくれます、東京近隣の専門店でも扱っているお店は少なくありません、吟醸、大吟醸は下記の通りです
原料米 | 精米歩合 | 日本酒度 | アルコール | 容量 | 税込価格 | |
吟醸「吟」 | 美山錦 | 55% | +4 | 17 | 720 | 1,418 |
吟醸純米 | 蔵の華 | 55% | +2 | 17 | 720ml | 1,470 |
大吟醸岬弁慶 | 山田・美山 | 40% | +5 | 15.9 | 720ml | 2,789 |
私の感想としては「蔵の華・吟醸純米」の価格設定は間違ったのではないかと思う位の価格になっております、蔵の華の米を使って、それも精米55%ですよ(吟醸は使用米が美山錦ですがやはりそうだと思います....................)「この価格はないんじゃないの墨迺江さん?」明日にでも電話掛けて聞いてみようっと、もし間違っていたらHP直すからね、その時は高くなりますので早い者勝ちって所かな、電話で聞いて「間違ってません」と言われたらこのままにしておきます、本当だとしたらかなりのお買得商品でしょう、この吟醸関係についての御注文はメールにてお願いいたします。
****2011年3月11日の東日本大震災のため御注文はお受け出来ませんよろしくお願いいたします***
<新製品>墨迺江・純米吟醸
使用米=山田錦・蔵の華 精米=50% 日本酒度+4
720ml 税込価格\1,785
****2011年3月11日の東日本大震災のため御注文はお受け出来ませんよろしくお願いいたします***
「弁慶岬」墨迺江大吟醸720ml
使用米=山田錦・美山錦 精米=40% 日本酒度+4 720ml 税込価格 \2,783
****2011年3月11日の東日本大震災のため御注文はお受け出来ませんよろしくお願いいたします***
秋限定「ひやおろし」2005年9月発売分
原料米 | 精米歩合 | 日本酒度 | アルコール | 容量 | 税込価格 | |
吟醸純米 | 蔵の華 | 55% | +2 | 17 | 1.800ml | 売れ切れです |
限定生酒純米 | 五百万石 | 60% | +2 | 16-17 | 720ml | 売れ切れです |
限定生酒純米 | 五百万石 | 60% | +2 | 16-17 | 1.800ml | 売れ切れです |
限定生酒純米は「中汲み」といわれ特別純米酒の最良部分「中垂れ」のみを汲み上げ火入れ殺菌を一切せず生酒のまま瓶詰めしたものです限定商品です、品切れの際は御容赦下さい。
2007年しぼりたて吟醸純米生酒「 墨迺江」限定商品!!
BY-1号
使用米 秋田県産「吟の精」
精米歩合 55%
使用酵母=宮城酵母
日本酒度 +2
1.8L 税込\2,835
720ml 税込\1,470
2007年分は完売いたしました、有り難うございました!!
仙台市青葉区国分町3-8-20(資)松平商店m-daira@msj.biglobe.ne.jp
******醸界協力新聞2002年3月11日(宮城県特集)より*****
2月にしては暖かいようですね。
去年は寒すぎました、ちょうどいい感じですよ。
蔵に戻られてから、何年になりますか。
あれは、平成元年、バブルの頃でしたね。
高い酒がやたら売れたんじゃないですか。
いえいえ、当時この蔵は、95%が普通酒でしたもの、まったく縁がなかった、そんな酒で1市9町をエリアにしてたんですね。
若大将として、困った?
ええ、それで研究しまして、仙台の小売店に売り込みに行ったんですが、墨迺江の酒銘が読めないとか、吟醸酒なんてうちにはいらないよ、とさんざんでした、流通システムがよく判らなかったせいもありますけれども、
若さ故の失敗?
そうでした、滝乃川の醸造試験所で、自己紹介の時に「私はそれほど日本酒を飲んで無い」と言って、同期の連中の失笑を買ったこともありましたから、でもそれからは毎晩、鑑評会出品酒を飲みまくりましたね、これが今思えば勉強になってたんですね。
負けん気が強い?
そうですね、時代背景もあると思いますけど、悩みましたから、でも私は、体育会系の人間で、ラグビーをやってましたし、負け一方は嫌ですよ、
軽くあしらわれた小売店に、墨迺江が欲しい、といつか手を上げさせてやるんだ、と?
はい、いま蔵の酒は、普通酒が10%、あとは全て特定名称酒ですよ。
様変りしましたね、何かキッカケでも?
ええ、ある東京の熱心な小売店の方が、ふらりと当蔵を尋ねてきたんです、お話を伺って、私には眼からウロコでした、そこで又ある方に手紙を書いたんです、必死でしたね、
なるほど、普通酒だけじゃ、時代に取り残される恐怖みたいなものが?
はい、たとえ地方都市でも、日本酒はこんなものじゃないはずと考えてましたから。
どんな酒質の追求を?
火入れ熟成で。米の旨味が充分乗った、保守本流の酒とでもいいましょうか、とにかく造りは一に蒸米、二に蒸米、三に蒸米ですよ、キチッとやれば、後の行程をコントロールしやすくなるんです。
酒米では、どんなものが面白いですか?
当蔵では、秋田の「吟の精」が大きく化けますね。それと広島の八反錦を始めて使いましたが、どうなるのでしょうか。
PB商品は?
委託醸造と同じ倫理ですから、造りません、蔵の主体性が問われますから。
あくまでも地酒ファンに酒を届けたい、と。?
生きがいですからね、