歯科矯正専門医のよい点

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研修

 同じ大学を出ても、個人の能力には違いがあります。また、卒業後の研鑽の内容によっても変化します。
 現在の歯科大学や国立大学歯学部の学生教育では、歯科矯正治療の一般的な知識のみで、実際の治療については講義もあまりされておりませんし、実際に患者さんを見ること(実習)もありません。
 このため、歯科矯正治療を一生の仕事にしようと考えた人は、大学などの研修機関に在籍し、研修をするほかに矯正専門医になることはできません。

 ブラケットをつけて歯並びを治してゆく治療は、約2年かかります。その治療が、ちゃんと安定しているかどうか確認するのに2年かかりますから、計4年もかかるわけです。まさか、一人の症例だけで開業する訳にはいきませんから、数十人の患者さんを診ることになり、そうすると6〜7年もの長い間、研修期間に在籍することになります。 この間の身分としては、研修医、研究生、大学院生のどれかひとつしかありません。研修医は給料が出ますが、後ろ2つは、お金を払わないと在籍できません。

 日本矯正歯科学会の認定医の基準のひとつに「5年以上の研鑽」という項目がありますが、「それぐらい患者さんを診ないと認定医とは呼べませんよ。」ということです。

 大学をやめて開業しても、学会や講演会などに出席して、知識の補給をしたり、自分の治した症例を点検したりして、研鑽を続けてゆきます。矯正専門医なら普通のことですけどね。日本矯正歯科学会では、5年ごとの更新制度があります。学会に出席して勉強し、患者さんの症例のチェックを受けないといけません。当たり前のことだと思います。

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