症例1:乳歯う蝕(虫歯)によって、第一大臼歯(6歳臼歯)が前にはえてきた症例
初診は7歳3ヶ月。上顎の永久前歯もまだはえてません。
初診時。第二乳臼歯(E)が虫歯で半分以上欠けて、第一大臼歯(6)が手前にずれてきてます。結果として、第二小臼歯の萌出場所が少なくなっています。 | ||
![]() |
![]() |
![]() |
第一乳臼歯を固定源として、第一大臼歯を後方へ移動。その後、足りない部分は拡大床でさらに後方へ移動。 | ||
![]() |
|
|
第二小臼歯の萌出場所を確保。第一大臼歯もまっすぐになってます。下顎の第一大臼歯とちゃんと向き合うことで、しっかりと咬むことができるようになります。 | ||
![]() |
|
|
放置すれば、第二小臼歯の萌出が困難になるだけでなく、第一大臼歯の近心傾斜により、その部分の歯みがきができなくて、すぐに虫歯を作ったでしょう。矯正治療は、虫歯を作らない良い状態も作り出すことができます。
ホームに戻る | Q&A(良くあるご質問のコーナー)へ戻る |叢生の歯科矯正治療TOPに戻る |