ぎいちの戯言 その6:まっすぐ立つ
私の診療室ですと、まっすぐ立つ練習もします。
0)大きな鏡の前で(無ければ夜の窓ガラス)、何も考えずに立ってください。肩
の高さの違い、顔の曲がり具合、ズボンのセンターラインの位置などチェックし
ましょう。
1)肩幅に足を開き、つま先の前後的な位置、角度がそろっているか確認します。
(おそらくズレているはず)2〜3回ジャンプして余分な力を抜きます。
2)腰(第3〜4腰椎の間にある大腸愈というツボがあります)に親指を当て、腹
筋を引き締めながら、骨盤がニュートラルになるようにします(ズボンのセンター
やベルトのラインでチェック)。胸は軽く張る感じ。
3)ここで、鼻から息をゆっくり吸ってゆきます。臍の下に送り込む意識で。
4)腰がニュートラルなら、ここで肩の高さがそろってきます。
5)頭の前後的な位置は、その姿勢から手をまっすぐ横に挙げて行き、人差し指を
耳の穴に入れて修正します。横から見たときに肩の上に耳の穴が来ます。出っ歯
の人は前にずれますね。
簡単そうですけど、難しいです。
腹筋の弱い人は、夜寝るときに、仰向けになって膝を揃えて腰の上まで上げ、前後左右に振って鍛えてください。(腰痛の時はしないでくださいね。)