ぎいちの戯言 その13:看板


  開業する時に、知り合いの歯科医から、「看板の数の多いヤツ、看板の大きいヤツほど、下手くそだ。」と、言われました。

 で、私は、診療所の近辺に3枚。心配してくれた、おばちゃんの家の庭に1枚にしてます。いずれも、面積は小さいです。(笑)

 あと、標榜といいまして、看板には診療科目を書くことができます。これは医療法という法律で決められており、歯科に置いては「一般歯科、口腔外科、歯科矯正」の3つだけです。インプラントとか審美歯科というのは、大学など許可を受けた特殊な場所にだけ許されます。(街中の診療所ではあり得ない。)

 問題なのは、歯科医師免許を持っていれば標榜は自由である、という点です。歯科矯正の研鑽を5年以上受けている人間とそうでない人間と区別する法律はないわけです。それでは困りますので、「○△矯正歯科医院」という名前にするわけです。こういったところでは、虫歯も削りませんし、歯も抜きません。ご了承下さい。


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