CW skimmrの設定と使用方法


CW skimmer導入までの手順(IC-7851,IC-7600は同じ方法で導入しました)

 説明
  TelNetに接続し、CTESTWINも同時に立ち上げBand Map Mainに表示された局をクリックすると
  リグはその周波数に移動するとともにコールサインはCTESTWINの入力部分に自動的に入ります。
  TelNetの設定は、本来の設定かアドレスを自分のCW Skimmerにすることができます。
  つまり、自分の見えている局(コールを受信できた局)を簡単に特定できます。




1.機器の購入と接続
@SDR RSP1A(赤いキャップ外すとSMA メスコネクタ 後ろにUSBコネクタ)



 ラジオパーツジャパン https://www.radio-part.com/ca182/713/
 私は上記から購入しました。 今24,000円位するのですね。

AリグとRSP1Aを接続するためのスプリッター(ダイアモンドSS500)
 アマゾンで7,540円位です。



Bスプリッターとリグ、RSP1Aとの接続

 スプリッターとリグの接続に必要なもの
  MオスとBNCメス変換コネクタ(自分の環境に合わせる)+両端がBNCオスのケーブル(2m×2)
   ※個々の環境で長さは変更
 スプリッターとRSP1Aに必要なもの
  MオスとBNCメス変換コネクタ(自分の環境に合わせる)+BNCオス−SMAオス(自分の環境に合わせる)

CリグとRSP1Aをスプリッターと接続する
 画像はIC-7600のものですが、概念はIC-7851も同じです。
 他のリグも同じ構造なら同じように使用できます。
 ・OUT側にスプリッターの1個側のMコネクターに接続
 ・スプリッターの2個側の1つとINを両端BNCのケーブルで接続
 ・スプリッターの2個側の1つとRSP1AをBNCコネクタ−SMAコネクタのケーブルで接続
 ※リグのアンテナ設定は、受信時はスプリッターを通す設定にする(取説参照)



2.ソフトウエアの導入方法

 VB-Audio Virtualケーブルのインストールと設定 http://icas.to/sdrplay/digital/cwskimmer/index.htm
  ケーブルのインストールのみここのページを参考にします。CW skimmerは設定が違うので参考にしません

 HDSDRをRSP1Aと接続する本体ソフト http://www.hdsdr.de/
  インスートル方法については下記のアドレスが分かりやすい。
   ※RSP1Aの接続のタイミングも書いてある http://icas.to/sdrplay/hdsdr/index-hdsdr-rsp1&2.htm
   ※説明しているソフトのverが私と全く同じもの【SDRplay_HDSDR_Installer_2.76a.exe】 v2.76

  2021/5/20現在のバージョンは2.80ですが、設定が変わってしまい私にはよくわかりませんでした。
  数年前に使用を開始した【SDRplay_HDSDR_Installer_2.76a.exe】 v2.76の使用を継続しています。
  このソフトは全てが一度のインストールで終わるようなので便利です。
  RSP1 RSP1A RSP2と3種類のアイコンができるので、3種類のSDRの使い分けもできます。
  インターネットで探したのですが、このバージョンはどうも見当たらない。
  どうしてもこのverが必要な方はe-mailでご連絡ください。

 VSPE http://www.eterlogic.com/Products.VSPE.html
  64bitは有償で複数のソフトで同時に同じcom番号を使用できるようになります

 CW skimmer はここからダウンロードします。 http://www.dxatlas.com/
 これは有償ソフトです。試用期間があり、まずは試用してみて気に入ったら購入することができるようになっています。

  IC-7610のCW skimmer導入を見ると無償のソフトをVSPEの代わりに使っているようなので試す価値はありそうです。
  IC-7610取説(IC-7610をHDSDRに使用するには)を参照
  ※Null-modem emulator(com0com) 
   https://ja.osdn.net/projects/sfnet_com0com/downloads/com0com/3.0.0.0/com0com-3.0.0.0-i386-and-x64-signed.zip/

  OmniRig http://www.dxatlas.com/omnirig/
  同時に複数のソフトでリグのモードや周波数を制御する。
  ※CW skimmerインストールで同時にインストールされたかもしれない(失念 備忘録にならない(笑))





3.ソフトなど設定方法
 VB-Audio Virtualケーブルの設定

 ※16ビット 96000以外の数値に何らかの理由(windows ver up)で変わると、CWSkimmerのモールスをクリックしたときに
  モールスの波形が上下に微妙にずれる症状になります。何度かクリックすると動かずに特定できる。
  私の場合は24ビット 48000に変わってました。






 HDSDR本体ソフトの設定
 F5の設定


F6の設定 96000


F7の設定
@Select Input → SDRplay RSP


AVisualization 初期設定のまま


BInput Channel Mode for RX


COutput Channel Mode for RX


DMisc Options 初期設定のまま


EMouse Wheel


FDDE to HDSDR 初期設定のまま


GCAT to Radio(Omni-Rig)


HCAT to HDSDR Port


ICAT to HDSDR Baudrate


JリグとHDSDRのSメータの数値を合わせることができる


KLNAのスライド調整で受信感度を調整できます(ExtIOを左クリックで調整画面が出ます)



LRF front-end frequency option 初期設定のまま


MRecording Setting Scheduler 初期設定のまま



 VSPEの設定
 立ち上げ直後の画面



HelpersからSplitterを選びます



次へを進めると下記の画面。Settingsを押し詳細を設定
COM3はリグの若いほうの番号(CAT用)
COM9は何でも良いが、今後他のソフトと共有で使う番号
RTS,DTRはチェックはいれてない(理由は不明)



設定終了後の画面



CW skimmer と Omni-Rigの設定

 CW skimmer を立ち上げて View → Settingでこの画面がでます





Configを押しここではOmni-Rigの設定もします