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「報連相」をいつまでもやっていたら、人は育たない
NO.BIZ05-01
虹色ビジネスサプリ <人を育てる>

 ◆「報連相」をいつまでもやっていたら、人は育たない

 自分で決めずに、わざわざ上司の判断を仰ぐ。そんなことをやっていたら、社員はちっとも育ちません。ところが、相も変わ  らず、多くの会社でこの「報連相」が繰り返されていて、「ちょっとよろしいでしょうか?」と上司に声をかけ、上司との報  連想を行うことが“美しい”と考えられている会社が多いそうなのです。いまだOJTの段階のある新入社員なら別です。  しかし、そうでないなら、「報連相」などというものは、上司にとっても部下にとっても百害あって一利なしだと思います。  何かあるごとに上司に相談し、上司の指示を仰いでいたのでは、部下はいつまでたっても、自分で考えることができないから  です。むしろ指示待ち人間を作り出すことになります。  しかも、上司によっては「報連相」に頻繁にきてくれる部下ほどかわいい、なんてことを言う人がいる。ありえないことです。  いつまでたっても部下を半人前で置いておきたいということなのでしょうか。これでは、組織を育てられないわけですから、  そもそも上司として失格です。  「報連相」の慣習の根本的な原因のひとつは、上司がすべての情報をオープンにしていないことにあると見ています。  上司がポケットにいろいろなことをしまっている。だから、部下が上司と同じような判断ができない。あるいは、すべてを  オープンにできていても判断基準が毎回ブレて、ロジカルシンキングに基づいていない結論が出されるということもあります。  だから、上司に「報連相」をせざるを得なくなる。上司は満足かもしれません。でも、これはきわめて危険です。  実は、情報やプロセスがオープンになれば、上司の力量が問われる。というのも事実です。誰もが同じように思考して、結論  を導き出せるようになるからです。もし、上司が間違っていれば、部下は指摘できる。だから、情報公開ができない上司は、  自分に自信がないのかもしれません。自信があるなら、オープンにすればいいのです。そもそも情報やプロセスは、属する部  門が行う仕事というゲームにとってのルールなのです。ルールが明確だからこそ、ゲームが楽しめるのです。ところが、ルー  ルがはっきりしないから、仕事というゲームを楽しむことができないのです。
 

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