NO.JIN01-02 |
虹色人生サプリ <覚悟の決め方> --- 2022/08 |
あなたは、自分の人生設計をどこまで立てていますか?
活躍している人たちの中には、早くから明確かつ具体的な人生の目標と計画を立て、それに沿って着実に努力を重ねて、
目標を達成してきた人がいます。
たとえばスポーツ界では、野球のイチロー選手やサッカーの本田圭佑選手が「野球選手になる」「サッカー選手になる」
と卒業文集で書いていたというのは有名です。他にもフィギュアスケートの羽生結弦選手などが挙げられます。最近では、
大谷翔平選手がプロ野球選手になるために必要なことを「マンダラチャート」を作成してそれを実行したことが話題にな
りました。
確かに目標や計画を立てることは大切です。すべての明確な目標、計画があってこそ努力の道筋が立ちます。ただ、特定
の目的ごとに目標や計画を立てることはできても、人生そのものの目標や計画を明確かつ具体的に立てることができ、そ
の人生設計どおりに生きられる人は、むしろ例外的・超人レベルな存在と言っていいでしょう。
ですから、皆さんが「10年後、20年後にどうなっていたいか」を明確に思い描けないからといって、「夢も目標もな
い自分はダメだ」などと思い悩む必要はまったくないのです。大事なのは、いかなる時でも「今この時」です。「今この
時」をどう生きるか、いかに一生懸命になるか、その積み重ねによって人生は作られていきます。10年、20年先のビ
ジョンがあろうとなかろうと、人生で重要なことは、目の前の瞬間、瞬間を、一生懸命に生きられるかどうかなのです。
もし皆さんが、明確で具体的な人生計画を立てられる例外的な人で、なおかつその設計に従って「今この時」を懸命に生
きることができる人ならば、それは言うことなしの人生の歩みです。他方、そんな人生設計が立てられなくても、「10
年後、20年後はどうなるんだろう」などと思い悩むのではなく、自分という人間の商品価値を着々と高めていくために、
とにかく目の前の現実を懸命に生きていてほしいと思います。それがチャンスをつかむ道だというのが私の人生経験から
の学びです。
まず、「どのように生きたいのか」を決める!!生き方を決めずに生きると、振り回される。
みんな、「より良く生きたい」とは思っているのですが、「どう生きるか?」は、決めていないのです。生き方を決めず
に生きると、もっともらしい他人の意見に振り回されて、どうすればいいのかがわからなくなってしまいます。わかって
いながら、誘惑に負け、いつも同じ失敗を繰り返してしまいます。どれも大事で、どれから手をつけていいのかがわから
なくなります。どの道も捨てがたく、捨てれば後悔しそうで、迷ってばかりいることになります。あれも欲しい、これも
いいな、やっぱりこっちにしようかな!と、とにかくすべてが欲しくなってしまいます。人と比較しては喜んだり、落ち
込んだり、恥ずかしい思いをしたりするようになります。知らない人の買い物につき合わされるように、他人のリズムで
焦らされてしまいます。上手くいかないと、自分のやり方に自信が持てずに、すぐに変更したくなります。
しかし、「人生戦略書」を持つと、人生は一変します。人生の軸が明確になり、本当に強く生きていくことができるよう
になるでしょう。もう小さなことで迷わなくなるでしょう。どうでもいいことが明確にわかるようになるでしょう。
誘惑に惑わされなくなるでしょう。「必要なもの」と「欲しいもの」が区別できるようになるでしょう。優先順位がハッ
キリしてくるでしょう。「こっちの方が大事!」とはっきり言えるようになるでしょう。他人の言葉に振り回されなくな
るでしょう。聞き流しても不安でなくなるでしょう。自分のやるべきことが確信できるようになるでしょう。他人のリズ
ムを気にせず、焦る必要がなくなるでしょう。そして、「念い」がますます固まってきます。この「念い」の強さに応じ
て、あなたの未来の開け方が確定してくるのです。「人生戦略書」とは、自分はどう生きるのかを明確にすることです。
何を目指して生きるのかをはっきりさせることです。この「人生戦略書」こそが、自分の人生を決めるのです。そして、
これだけは、自分で創らないといけないのです。
ぜひ、あなたも、自分の「生き方」を再検討してみてください。
今まではどうあれ、これからどう生きるかを一日も早く決めることが大事なのです。
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