生きる目的が「生存」になると、すべての不安が成立する |
NO.JIN01-10 |
虹色人生サプリ <覚悟の決め方> ---- 2022/11 |
私は学生の頃、就職活動をしている友達に、「やりたいことはないの? 夢はないの?」と聞き続けてきました。すると友達
は皆、キレ気味に「はあ!? やりたいことをやるって、できるか!家族は誰が養う!?ガキじゃあるまいし現実を見ろよ」
と言うので、私は「バカじゃあるまいし、夢を追えよ!」と言い返していました。
なぜ「夢」と「お金」はイコールじゃないのでしょうか?なぜ「やりたいこと」と「お金」はイコールじゃないのでしょうか?
それは、人類が「生存すること」を無条件で一番の価値に置いているからです。つまり生きる意味が「生存」になっているの
です。だから、生きるためにはお金が大事、就職が大事…という価値観になってしまう。でも残念ながら、皆さんは生存でき
ません。あと何十年かすれば、みんな100%、死にます。「生存」に一番の価値をおいても、どうせ死ぬのです。なのに、
なぜ生存することが一番の価値になるのでしょうか?生存を第一に生きている以上、すべての不安が成立します。死にたくな
い。だから、死なないために、あらゆる不安対策をする…。この構造が、今の私たちの社会をつくっているので、不安ばかり
増大し、幸せを、愛を感じられるにいるのです。
繰り返しますが、人は生存するために生きているのではありません。愛を経験するために、やりたいことをやるために、人生
はあるのです。やりたいことをやりながら、愛を積んで、魂を成長させて、命を輝かせて進化するために生きているのです。
どうせ死ぬのだから、夢を叶えるべきです。やりたいことをやるべきです。人生とはそういうものなのですから。「夢」や
「やりたいこと」を前提に、なぜ勉強するのか、なぜこの仕事をするのかを考えてみる。生きがいや愛というガイドラインに
沿って考えてみると生きる意味が変わってくるはずです。
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