人は、期待しているほど、あなたのことを見てはいない

NO.JIN01-19
虹色人生サプリ　<覚悟の決め方＞   ---  2022/12
　◆人は、期待しているほど、あなたのことを見てはいない
　人は人とのつながりを求め、人から認められたいとか、愛されたいとか、関心を持たれたいと思っています。では逆に、
　あなたはどれだけ周りの人に関心を持っているでしょうか？　例えば中学校の卒業アルバムを引っ張り出した時に、あな
　たなら誰を探しますか？　ほぼ１００％の人が、自分を探します。そう、人は自分に一番関心があるものなんです。だか
　ら期待しているほど、他人は自分のことを見てくれません。みんな自分を理解してくれる、注目してくれている、応援さ
　れていると勘違いすると痛い目にあってしまうわけです。「自分のことがわかってくれているはずだ」という期待と現実
　のギャップ、これが人を憂鬱にさせてしまっています。自分だって人のことを理解できていないのだから、人から理解さ
　れなくたっていいじゃないですか。思っているほど人から見られていない、このことに気づくと、ある大事なものが手に
　入ります。

　それは「開き直り」です。一般に開き直るというと悪い意味でつかわれることのほうが多いですが、要は覚悟が決まると
　いうことです。人にどう思われるかではなく、自分はどうしたいか、正直になれる。人の評価ばかり気にして生きるから、
　自分の想いや理想に正直になれなくなっているのです。実は、人は思っているほど自分のことなんて気にしていない。そ
　う思ったら、気持ちが楽になりませんか？　恥ずかしさを捨て置けるようになりませんか？　失敗を恐れる理由なんてな
　くなると思いませんか？　開き直って、自分の理想に向かって進んでいきましょう。

　　他人を気にせず、開き直ろう！