NO.JIN04-05 |
虹色人生サプリ <三日坊主>--- 2022/08 |
◆スモールステップを刻めるか
目標達成という「成果」を出すための行動を起こそうとするとき、今までやっていなかったことを「新たにやる」必要があり
ます。すでにやっていることでは成果が出なかったわけですから、より高く成果を求めていくために、「新しい行動習慣」を
身につける必要があるのです。
「毎日、ジョギングで絶対30分走るぞ!!」。こう思って始めたら、なかなか続けられません。普段から運動している人は、
それでもいいかもしれない。でも、運動習慣がない人は、続かないことが多いでしょう。意気込んで立派な目標を立てても、
どこか無理を感じるなら、結局、続けられません。続かないことには、絶対に成果は出ない。成果が出ないどころか、「こん
なにすぐにやめちゃうなんて、やっぱりこれは自分なんかには無理なんだ…」と、せっかくやり始めたことも嫌になってしま
う。それならば、たとえすぐに成果が出ない小さな小さな目標でも、ずっと続けられるほうがいい。ジャージに着替え、とに
かく外に出る」。まずは、それでいいんです。疲れている時は、「ジャージに着替えて、ぶらぶら散歩するだけ」「ジャージ
に着替えて、コンビニまで行くだけ」。それでいいんです。
でも、だんだんと、それに慣れてくると、「今日は調子がいいから、少し速めに走ろうかな。もう一周だけ公園を走ってみよ
うかな〜」となってきます。そして、実際に走ってみたら、案外 気持ち良かったりします。そうすると、「また明日も走ろ
うかな〜」と、心のハードルが下がる。人間1回、2回とできたことは、だんだん心のハードルが下がる。そのうち、公園を
1周走るのに、心が慣れてきます。公園を1周走るのに慣れたら、次は2周、その次は3周と、少しずつ増やしていける。気
が付いたら今は、ジョギングは日常の行為になります。こうやって、気軽にできる小さなことから、少しずつ増やしていく。
これを心理学では、「スモールステップの原理」と言います。このスモールステップの原理、やりたいことをやり始める時は、
特に重要な考え方です。
短期間でつい無理をしてしまいがち。睡眠時間を削って、毎日3時間勉強するぞ!」「どんなにしんどくても、必ずやり遂げ
るぞ!」、こういうのは、最初は盛り上がるのですが、正直、多くの場合続きません。そして、結果が出ないうちにやめてし
まい、「こんなにすぐにあきらめてしまうなら、やっぱりやりたいことじゃなかったんだ…」と、せっかくの好きなこともま
た心のごみ箱に入れてしまう。何より、しんどくなると好きで始めたことすら、嫌になってしまいます。それはあまりに残念
です。どんな事でも、続けないことには結果は出ません。そして、続けるためには。無理せず気軽にやるのが大事。だから、
最終的には、無理をしない人のほうが、結果を出せるのです。まずは気軽にできること。1日5分でできること。しばらく、
続けてみませんか? そのほうがきっと、結果を出せるはずですよ。
モチベーションは最初にあげすぎると失敗しやすい!
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