NO.JIN05-17 |
虹色人生サプリ <自分を変える> --- 2022/12 |
◆お金は「欲しい気持ち」を測る物差し
あなたは、「お金とは何ですか?」という質問をされたら、どう考え、どう回答しますか?
安心無事の人生を送るために、家族を養うため、家や車のローンを払うため、教育費を稼ぐため、老後の不安対策のため、病
気した時のために保険をかけなければいけない、老後のために貯金をしなければいけないとなると、生きる意味に疑問を感じ
ることもなく、働き詰めの毎日を送るようになるのです。。こうして働き続けた結果、人は「お金の奴隷」になります。これ
は永遠にお金に縛られている人生だということに、気づいていますか?
お金を使わないと楽しめないタイプの人は、大いに稼いでお金持ちになれば良いし、お金を使わないでも人生を楽しめるタイ
プの人は、あくせく働く必要はないというのが私からのアドバイスになります。いずれも、自己満足を追求していることでは
同じであり、自分の価値のために生きている。その価値の自分にとっての実現が、つまりは自由の達成であり、幸福というも
のになるでしょう。この場合、お金は、どちらも同じだけ役目を果たしています。その目的に対して、過不足のない状況で良
いというだけである。ゼロでは困るし、余分にあっても意味がないということです。
日本人の多くは、「お金の話をするな」という古来の空気に支配されているとことがまだありますが…。お金は、単なる数字
です。長さや重さを測るように、価値を測る数字なのです。価値というものは、人によって違うわけですが、それでも、値段
で大体のところを伝えることができるでしょう。「いくらなら買うか」という数字が、つまり「欲しい気持ち」を測ったもの
になる。その気持ちは、人によって異なるし、また、同じ人でも、時間とともに変化します。そういった気持を、ある一瞬で
測ることが、お金という物差しの役目なのです。
お金がどれだけ必要なのかは、生活するために必要なもの、やりたいことを実現するため、将来のため等々ですが、それは人
それぞれで違います。自分の生き方、価値観によって決まるものです。だから、単純に他人と比較して「金持ち」、「貧乏」
なんて言い方は、あり得ないと私は思います。
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