NO.JIN05-34 |
虹色人生サプリ <自分を変える> --- 2022/12 |
◆「あいつのせいでオレは不機嫌だ」は、自分のことを自分で解決できていない証拠
被害者意識があると、なんでも人のせい、社会のせいにして、年中不機嫌になっていきます。不機嫌な人というのは、別の言
い方をすれば、自分に取り組んでいないため不満が大きい人。自分に患っているので、人のことに関心を向けるどころじゃな
い。常に、自分のことでいっぱいなので、子供に対しても、パートナーに対しても、友達に対しても、関心が薄いんです。い
つも、自分の気持ちや感情に自分に借りをつけないで、人のせいばかりして文句を言い続けているです。人生がうまくいかな
いという人に共通するのは、うまくいかないその原因が外側にあると思っていることです。相手のせい、社会のせいにして、
「私は不機嫌にさせられたのだ」「私の人生は狂わされたのだ」と思っている。
でも、人のせいにしている限り、自分の中に原因があることがわからないから、いつまでたっても人生はうまくいかない。常
に人間関係ではトラブル続き出し、経済的にも潤わず、家族仲も悪い。そんな状態がずっと続きます。外側にあるものが自分
を苦しめていると思っているので、本人はもちろん不機嫌。すべてが何かのせいになっているので、本当は目の前に広がって
いる幸せが見えません。住む家はある、家族は健康、子供たちも問題なく学校に通っている、毎日食べるものがある…。なの
に、不機嫌なのです。
自分を不機嫌にさせる原因は、自分の内側にあることを認めない限り、ずっと感情に振り回されることになります。しかも周
りにまで気を遣わせ、いやな雰囲気をまき散らすなんて、空気汚染機です。自分の不機嫌さをどうにかしたいと思うなら「自
分を知ること」。それ以外、不機嫌さから解放される道はないのです。
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