NO.JIN08-04 |
虹色人生サプリ <覚悟の決め方> ---- 2022/12 |
◆健康法は、自分の体質で選ぶ
あなたには、何か健康法で実践しているものがありますか?
朝起きたら、散歩、ジョギングなどオーソドックスなものから、青汁、サプリなどを飲む人。また、ヨガ、ピラティス、瞑想
法、乾布摩擦、ラジオ体操まで、ありとあらゆる健康法があります。あなたにも、書籍、テレビやネットでも、新たな健康法
が紹介されているのを見たことがあるでしょう。例えばバナナやリンゴを食べたら痩せるというダイエット方法から、1日1食、
ローフード(生食)、炭水化物抜きの食事など、その方法は様々です。フルーツだけがいい、断食がいいという一方で、朝ご
飯は食べないと体に悪いということを書いている本もあります。肉食がいい、ベジタリアンがいいなど正反対なものが、どち
らも真実のように、明快に語られています。菜食主義の本に影響を受けて、しばらく野菜だけの生活にしてみたけれど、肉を
食べないと元気が出ないというテレビ番組を見て、次の日から肉を再開したという人がいます。
ところが同じ人が、ひと月後、雑誌でモデルの女性がローフード(生食)ダイエットを実践しているという記事を読んで、今
度はサラダばかりを食べていたりします。健康に気を使って、ある本の通りにやってみたとしても、その数年後に、「あの方
法は実はあまり効果がなかった」というようなことが学会で発表されたりもします。同じものを食べても、太る人もいれば、
まったく太らない人がいるようにエネルギーの消費の仕方は、人それぞれです。それは体質が違うということもありますし、
職種や仕事の仕方によっても変わってくるでしょう。その意味では、万人に聞く健康法はないということだと思います。自分
の健康法は、自分の体質と生活スタイルをよく考えて選んでください。
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