簡易学習帳(スクリプトエディター)での辞書の作り方
■学習帳とは?
めぐみちゃんに会話を教育するためのウインドウです。
スクリプトをいちいち書かない分、作成はかなりらくだと思います。
ビシビシ教育して賢くしてやってください。(^^
教育した会話データは辞書ファイルに追加更新されます。
ネットサーフィンで収集した会話データについて教えることも可能です。
・語句の説明
入力する言葉・・・会話メニューでの問いかけ、及び人工無能のテキスト入力。
予習中データ・・・インターネットのサイトから収集した予習用の会話データです。
ウインドウでは869個の会話データが収集されています。
ネットサーフィンすることで予習用会話データが新しくなります。
プルダウンメニューから言葉を選択することが可能です。
デフォルトの探索用サイトは、めぐみちゃんの休日、他下記サイトが
設定されています。
朝日新聞
http://www.asahi.com/
日刊スポーツ
http://www.nikkansports.com/
テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/
めぐみちゃんの返事・・・5つまで記入することが出来ます。
返事の出力はランダムですが、若干No1の返事が出やすく
なっています。
返事をするときの動作・・・プルダウンメニューからめぐみちゃんの動作を選択します。
声・・・プルダウンメニューからめぐみちゃんの声を選択します。
入力する言葉にリンクする次の言葉・・・会話メニューに現れる次の入力候補を記入します。
記入がない場合、会話データは初期化されます。
ファイル追加ボタン・・・新しい会話データを追加します。
記入例ボタン・・・記入例が書いてあります。
教育するボタン・・・データをセーブします。
閉じるボタン・・・教育を終了します。
この画面のデータをセーブした場合辞書ファイルに作成されるスクリプト
[Dic]
input=どうやって言葉を学習するの?
output1=ええっと〜 人工無能-PaseAの搭載機能なんです
output2=ユーザー様の教育次第ってところもありますね〜
output3=それは、普段の努力と教育の成果によります・・・
output4=にゃははーーん・・・って感じで学習します(笑)
output5=わたし、ガクシュウ、わっかりませーーーーん(^0^
list1=学習するのって難しくない? めぐみちゃん
list2=
list3=
list4=
list5=
anime=actNiko1
voice=voiceAha
category=
time=
option=
memory=
■エディターでの辞書の作り方
めぐみちゃんの辞書はテキストデータになっています。
・・・と言うことで結構簡単に編集可能です。
通常、めぐみちゃんの辞書ファイルはユーザーとの普段の会話で
教育用のウインドウに言葉の意味などを書き込んでやれば
自動的に作成されますので特に意識する必要がありません。
ただし、もっと凝った会話データを作りたいときはこの辞書ファイルを
メモ帳、ワードパッドなどのエディターで直接編集することが出来ます。
エディターの<ファイル>から<すべてのファイル形式で開く>を選びます。
・めぐみちゃん1.1辞書ファイルの構成(各30000語まで。)
Dic.atk ・・・めぐみちゃんのメイン辞書ファイルです。
このファイルをメモ帳で直接編集して会話データを
作ることが出来ます。
Dicuser.dtk・・・ユーザーが教育した会話データはDic.atkと
Dicuser.dtkに追加保存されます。
このファイルはユーザーそれぞれに異なる
オリジナルデータになります。
配布するばあいは、適当なファイル名に変更
して送付します。例)料理に詳しいめぐみ.dtkとする。
このデータは、学習ウインドウのファイル追加ボタンを
押すと読み込むことが出来ます。
Dictemp.atk・・・めぐみちゃんがインターネットで収集した予習用の
データです。これも編集することが可能です。
メイン辞書の構成
・語句の説明
[Dic]・・・言葉の区切りになります。
input=人工無能に入力する言葉、または会話メニューに出てくる問いかけの言葉。
output1〜5=めぐみちゃんの返事。1のみでもOK。たくさん書くとその中から
ランダムに選びます。
list1〜5=次の会話メニューに出てくる言葉。1のみでもOK。
input=で書いたことに関係する話題を記入します。
ここに記入されていないと、話はここでおわりです。
会話メニューは初期化します。
anime=actWarau めぐみちゃんを笑わせます。
voice=voiceKya きゃ〜としゃべらせます。
このあとの設定は次回以降のバージョンで対応します。(多分)
今回は記入しても無視されます。
category=
time=
option=
memory=
参考例1
[Dic]
input=アホとはなにか考えてみよう☆
output1=アホとは何よ〜・・・って私の事じゃないのね(笑)
output2=アホは阿呆と書きます、その語源は江戸時代の武士の刑罰と言うことです
output3=アホじゃないもーーーん
output4=アホは日本語です アポは馬場さんです ヤホは検索サイトです(笑)
output5=アホとAnpontanとはどういう関係があるのでしょう(^^
list1=むーーーん、天才とはなんぞや・・・
list2=三角関数ってなんだっけ、なんだっけ・・・?
list3=アホに付ける薬
list4=先天性の天然ぼけ現象
list5=
anime=actWarau
voice=voiceKya
category=
time=
option=
memory=
この最初のデータを会話にするとこうなります。(一例)
<ユーザー> アホとはなにか考えてみよう☆
<めぐみ> アホとは何よ〜・・・って私の事じゃないのね(笑)
<ユーザー> むーーーん、天才とはなんぞや・・・
そして、次の[Dic]によって話しの続きを書きます。
ユーザーが最後に話した、むーーーん、天才とはなんぞや・・・
をinput=に書きます。同じようにして会話をどんどんつなげることが出来ます。
参考例2
[Dic]
input=三角関数ってなんだっけ、なんだっけ・・・?
output1=えーーと、sin(α+β)=sinαcosβ+cosαsinβです・・・
output2=cos(α+β)=cosαcosβ-sinαsinβです・・・・
output3=あははははははは、ボキャブラリにインプットされていません・・・・
output4=はう〜
output5=あいたぶしゅ・・・
list1=sinα
list2=cosα
list3=tanα
list4=
list5=
anime=actWarau
voice=voiceKya
category=
time=
option=
memory=
[Dic]
input=ぺけぺけが○○○で△△△だってさ・・・
output1=×××・・・なんだかH(笑)
output2=いやん・・・・・な話題ですね・・・・
output3=その件についてはノーコメントとさせて頂きまーーす
output4=あうあうあう・・・・
output5=ふーーーん、<国会審議>が<野党の追及>で<一時中断>したんですか・・・
list1=ぺけぺけな話しはやめて次行こうか(^^;
list2=いやん・・・・・な話題についてもっとしゃべろ〜よ
list3=
list4=
list5=
anime=actMeten
voice=voiceAhaha
category=
time=
option=
memory=
[Dic]
・・・以下続く・・・
■VOICE関数 めぐみちゃんの声を設定します。
使用方法
voice=voice○○○
voice=voiceAha
voice=voiceAhaha
voice=voiceArigatou
voice=voiceDame
voice=voiceGaan
voice=voiceHai
voice=voiceIyan
voice=voiceKonbanwa
voice=voiceKonnichiwa
voice=voiceKusukusu
voice=voiceKya
voice=voiceMou
voice=voiceNee
voice=voiceOhayou
voice=voiceOkaeri
voice=voiceOmatase
voice=voiceOtukare
voice=voiceOyasumi
voice=voiceSayounara
voice=voiceSirimasen
voice=voiceUn
voice=voiceWakattawa
voice=voiceWasurenai
voice=voiceZikandesu
■ACTION関数 めぐみちゃんの動作を設定します。
使用方法
anime=act○○○
anime=actCoffee
anime=actGaan
anime=actHondasu
anime=actKamikakiageru
anime=actKigenteika
anime=actKya1
anime=actKya2
anime=actMabataki
anime=actMemoHiraku
anime=actMeten
anime=actNiko1
anime=actNiko2
anime=actPunpun
anime=actSyaberikei
anime=actSyaberu
anime=actUrei
anime=actUruuru
anime=actWarau
■プログラムの基本的な動作
辞書ファイルDic.atkというファイルに上記のようなテキストを記入することで
会話データを作成します。[Dic]から次の[Dic]までが一つの会話データになります。
これは30000語くらいは入れられるはずです。(^^;
めぐみちゃんの画面をクリックするとポップアップメニューが開きます。
input=の後につづく文字をデータから検索しランダムに表示します。
output=の後に続く文字が記入されているとそれをめぐみちゃんの返事として出力します。
anime=actWarau
voice=voiceKya
等の関数があらかじめ用意されているのでそれを記入し動作や音声を付けることが出来ます。
output=の後に記入がないと、良く分かりませんと返事します。
また、list1=の後に別の話題が記入されているとそれが次にめぐみちゃんの画面をクリックし
たときにポップアップメニューに表示されます。その話題をユーザーが選択すると、またその話題が
辞書ファイルにないか検索しあればめぐみちゃんの返事を出力します。
■人工無能のテキスト入力について
ポップアップメニューによる会話とほぼ同じです。
テキスト入力された文字を含むデータが辞書ファイルにないか検索し、あれば返事を出力しま
す。
例えば、
[Dic]
input=おはよう
output1=おはようございます ユーザー様
(・・・以下略)
という会話データを作成した場合
テキストに<おはよう>、と入力しても<おはよう、めぐみちゃん>
と入力しても<おはようございます ユーザー様>という返事が
出力されます。