この秋もACの走行会に参加してきました。
天気にも恵まれ、非常に楽しい一日でした。
■2004年11月13日。半年に一度開催されるACの走行会に参加してきました。
日頃の「欲求不満」を解消する意味でも、是非参加したいイベントだったので、ちょいと忙しい時期ではあったのですが、時間をやりくりしお邪魔した次第です。
■朝5:00過ぎに起床し、シャワーを浴びて髭をあたった後、6:10ほどに、まだ薄暗い甲府の市内へと走りはじめました。甲府昭和インターから長野・名古屋方面に乗り、40分ほどで、諏訪SAに到着しました。そこには、当然のようにAC山羊先輩がおりました。(笑)
■7:00過ぎにSAで、AC小川氏他メンバーと合流し、朝から「ラーメン」を食し、のんびりとした後に伊那に向かって出発したのでした。


■ラリーキッズ伊那に到着すると、早速、走行前準備。参加者は各々、トランク搭載物、タイヤ交換などを開始します。もちろん、クラッシュ時のパーツ散乱を想定してヘッドライト、ウィンカー類、テールランプ類をテーピングします。今回は、小生は前回走行から何もパーツ交換、チューンアップされたものもないので、とりあえずスペアタイヤを搭載したままにしてみました。

■要は、トラクションを稼ぐ方向に振ってみたのです。BMWは基本的に前後50対50に近い重量配分にこだわっていますが、それはスペアタイヤも含めての話。スペアタイヤ1つといっても結構重量があります。今までスペアタイヤを外すことで軽量化を考えていたのですが、今回は、あえてそれをやめて車両のバランスを生かしてみようと思った次第です。

■今回も、通例のようにAC小川氏、山羊氏による走行ルールの説明が行われ、その後、記念撮影になりました。今回は、BMW MAGライターの前田氏の他、全日本ラリー選手権 上位入賞者の松本氏も来られていたので、そのドライビングテクニックのご披露もあるとのこと。非常に「ワクワク」してしまいました。

■で、さっそく走行会開始。今回はクラスをA〜Eまで設定し、Aはドリフトクラス。B〜Eは走行会参加回数やスキルなどでクラス分けが行われました。前回までは、午後はフリー走行ということで、各クラス混走でしたが、初心者の方々が、入りにくいということもあり、今回は最後までクラス分けを守ることになったのでした。途中、同乗走行の時間も設けられているので、違うドライバーの「技」を盗むこともできる楽しみも用意されています。

最近、頭頂部が「やばく」なってきました(涙)■小生はBクラスだったので、Aクラス第一回走行が終わった後の9:45分ほどからサーキットに入りました。1年ちょいで走行会数回参加のNEOVAが「ヘタって」来ていたので少々不安があったのですが、まぁ、「ぼちぼち行きましょ」ってな感じの走行でした。Sタイヤ連合(MARU氏(IDING 2.7)、TAKE氏(AE101超軽量)、くれ氏(AC S2 M3))は、追いかけても「ぐんぐん」離されてしまいます。しかし若干トラクションが良いのと路面が冷えていて、タイヤ自身の「持ち」が良かったので、この初回はけっこうグリップしました。
結果、念願の52.362が出ました(高笑い)。2年かけて初回より2秒縮まりました。次回(秋の走行会ね。涼しいから)は、51秒を狙います。

5穴になったマッキー号。唯一のツーリングでの参加です。かなり足回りをいじったので、さすがに感覚が違う様子。リアのE36 318tiMスポのバネも良さげです。相変わらずの快音を轟かすエンジン。けっこう、踏んでました。
で、途中でくるりとスピン。ちょいとボディを傷つけてしまいましたが、果敢に攻めていました(笑)

■山羊ちゃんは、ノーマル足のM3でひょーんって感じで普通に走ります。でも、ベスト更新。(それも二人乗り...)やはりM3ってば、速いのねって感じさせてくれました。
■昼過ぎ。同乗走行のタイミングが来たので、M3の横に乗せてもらいました。いやぁ〜、自分と違うドライバの走行に同乗するのは勉強になります。「え、ここも、そのギアで行っちゃうの?」とか「え、その縁石も完全に乗っちゃうの?」ってな新鮮な驚きがあります。後は、同乗走行は首が痛いってこと。自分がドライブしているときはステアリングを握って押さえ込んでいるので良いのですが、いざ同乗となると、首が前後左右に振られるので参ります。
■さだ氏のALPINA B10 4.0.今回はタイヤをハイグリップラジアル(前RE−01R、後RE−01)、ブレーキをプロジェクトμのユーロスポーツに変更しての参加です。やはり、タイヤが良いとグリップしますねぇ。でも、その分、スピードが乗るので、前回まで平気で行けたコーナーが難しくなるろのこと。うんうん。そうだよねぇ。だから楽しいねぇ。
で、小生と同じようにスペアタイヤを再登載してアタック。何かこっちの方が良かったみたい。結局53秒台に突入。1.8tのボディをショートコースで操るのはかなり厳しいのに、「素晴らしい」です。次回は52秒台を狙う様子。うーむ。あなどれん。

■「じま氏」のM3。今回はACの車高調、リアタワーバーを装着しての参戦。
■AC脚を入れた「ついで」にレーシングスーツも購入。「やる気マンマン」です。(笑)
■おまけに、PC用の動画カメラを助手席に固定し、走り回る様を自分自身で収めようという「ブラボ〜」なお考え。うーん、小生もこの考えが出来れば、もう少しタイム縮まるのかも知れないなぁ。


■「たかの君」の318i改isも参加。ちょこちょこモディファイされています。前回はボディ同色でなかったフロントバンパー、サイドスカートを同色に塗装。あえて、エアロをつけず、「羊狼」を目指します。
■でも、なんかコーナーでは、「すんごく」ロールしてるのね。ってな感じのショット。特に右ハンドルだからか?こういう写真を見せられると車の姿勢について、荷重などについて考えさせられてしまいます。

■AC山羊先輩のお友達「おさだ氏」のS13 180SXと、その弟さんの「CR-Xデルソル」。相変わらず、180SXは、タイヤを消しゴムのように減らしながら横向いて走っていました(笑)。
■弟さん(名前わからん)は、CR-Xで兄者(あにじゃ)とは違う正攻法で走っとりました(笑)
■全然お話は出来ませんでしたが、次回も遊びに来てください。やはりハデなドリフトは見ていて楽しいですからねぇ。

■AC仲間の「くれ氏」が連れてきた車仲間たち。妙に陽気な面々です。
■プジョーは、タイトなコーナでタックインして、コースアウトしても、突き進む「果敢」な攻めを見せていました(笑)
ショートホイールベースのFFって難しそうだなぁ〜と思ってしまいました。
■ロドスタは、やはり車重の軽い車らしい「ヒラリ」とした走り。個人的にはユーノス・ロードスターが好きですが、マツダ・ロードスターも素敵な車だと思います。
■インプレッサも良いね。いつ見ても綺麗なブルーだ。やはりインプは現行型より一世代前の方がカッコウ良いね。
いつも来ているシルバーのインプが今回お休みだったのですが、次回は「青対銀」の対決が見られそうです。楽しみだなぁ。

■AC仲間の「くれ氏」もACでフルにエンジンチューニングしたM3+Sタイヤで走りまわります。
今回もトップタイムをマークしました。脅威の「納豆走り」です。
小生の車両から見てタイトなコーナーで離されていくのがわかったので、コーナーワークをお勉強することにします。っていうか、小生の場合は「ひぃ〜る・あんど・とぅ〜」を覚えなければ話になりません(涙)
■らでさんも、M3で走行会参加です。今回はタイヤが街乗り用だということで、タイムは期待できないと言っていたのですが
けっこう良いラップを出していました。

■遠く小田原から参加の「たにぐちさん」。何だか、夜中に家を出て、遠く長野県までやって来てくれました。愛車はE30 325iM-Tech。
小生が探しても手に入らなかった車です。
(良いなぁ〜ABSとか。)で、ATですが、果敢にタイムアタック。かなり楽しんでいらっしゃいました。次はお泊りでお越しください。ロングドライブは帰りが疲れますから

■AC仲間の「ふじもり氏」も参加。前回は、欠席だったので、6気筒はMARU氏と小生だけでしたが、今回は復活。この車両も325iM−Techですが、足回りをACの車高調に変更。ATだった車両をMTに変更しています。エンジン以外は小生の車両と変わりません。
■おまけにマフラーをヤフオクで叩き落とし交換。排気効率を上げてきました。うーむ。「ふなごろ危うし...」
■今回も楽しんでお帰りになりました。あ、そうそう、この車両、ヘッドライトが「髭付」ではないですか。うらやましい。小生も髭付き欲しいですわ。うん。
■TAKEちゃんの「モウモウ号」と、お兄ちゃんのMKUGTツインターボ。連中、おかしいですわ。TAKEちゃんはいざ知らず、お兄ちゃんのMKU、前回は普通の車だったのに、GTウィングは生えてるわ、追加メータービシバシだわ、驚愕の短期間弄り倒し。ブラボ〜というしかありませんな。

■自分の走行グループが始まるまでは、みんな和気藹々です。タイムに一喜一憂したり、コース取りの話をしている人、調子が悪くなった車両の世話をしている人、寝てる人、食べてる人。いい年した大人たちが、晩秋の一日をたっぷり楽しみます。

■ALPINA B10 4.0のi−car氏(AC名 さだ氏)が、小生の車両で同乗したいというので、ちょいと走ってみました。けっこうタイヤがグリップをなくしていたので、ズルズルしてしまい、怖い思いをさせてしまったと思います。でも、「うん、全然怖くないですよ。」とジェントルなクールさ。大物です。

■MARU■15:00ほどから再度、同乗走行のチャンスが来たので、MARU氏のIDING 2.7に乗ったのですが、やはりSタイヤの威力を知りました。温まる前までは、ズリズリしているのですが、いったん暖まると、ラジアルとは格段に差のある「グリップ」をします。まぁ、これは「反則」です。ラジアルでは「敵いません」。小生の後、i−car氏(さだ氏)、TAKE氏の義兄氏が同乗を申し込んだので、走行が終わった後のMARU氏は「酒に酔った」のようにフラついていました(爆)

■楽しい時間は経つのが早いものです。夕刻16:30ほどには日が沈んでしまい、各々にタイム表が配布され、閉会となりました。その後、いつものように近くの施設に宿泊し、「酒宴」に身を投じるのでありましたぁ。