BMW 320i M-technic type E30
Rev04.01.02(第1.4版)
E30 MT CLUBのオフミに参加してきましたので、顛末を報告しますぅ。
E30 MT CLUB Number.6 OFFLINE MEETING in NAGANO(2000/06/10)
■6/10(土)早朝。心配した雨は降っていなかった。昨日から梅雨入り宣言がされており、個人的に非常に心配していたのだった。AM7:30、山梨出発組の「らでぃげ」さん、「ゴーゴ」さん、小生で20号を韮崎まで走る。時間的なこともあり、韮崎からは中央高速で現地へ向かった。諏訪南ICから、らでぃげさんのトレインのもと、集合場所である「長門牧場」にひたすら走り続ける。途中、濃厚な霧に視界をさいなまれる事態もあったが、10:00前に無事到着した。
■曇りで、今にも雨が降ってきそうな天気でしたが、いやぁ、いたいたE30の面々が。ずらりと並ぶE30は、さすがに壮観でありました。30台近くの様々なカラー、様々な仕様の車が集まりました。

■Royさんも、やってきてくれました。この320i、右ハンドルなのですが、MT化されています。我々AT乗りの夢「MT化」を実現された方です。
イリジウム(山梨では販売されているところが見つからなかった)を、わざわざ購入して来てくれました。効果のほどは、お楽しみ。Royさん曰く、「エンジンをかけた瞬間から違う」そうです。ちなみに、同じく購入したべむ夫さんは、その場でプラグレンチ出してきて取り付けてらっしゃいました。
E30のオフィシャルカーです。現物を見るのは初めてでしたが、愛着がにじみ出ています。

児玉さんご兄弟にも初めてお会いしたのですが、気さくで、楽しい方でした。昨年、茨城でのオフに行くことが出来なかったのが、くやまれました。

おいおい、地元にこんな車が...仲間になろう!■ほんとに様々なE30が集合しました。「らでぃげさん」のM3は、フォグの装着されている部分をダクトに変更しています。いつみても、E30−M3は独特のオーラを持っていますね。うらやましい限りです。それと、10年たっても美しさの衰えない「レッド」のE30が2台来ていました。たいていは、赤色は日に焼けて、ぼんやりとしたオレンジ色っぽくなっちゃうんですが(塗装色として弱いのでしょうね)、この2台には色あせは皆無でした。ここまで大事にしてやれば、車も「本望」ってもんでしょう。右は、同じ山梨県から来たゲスト「山羊ちゃん」の87’320i−2dr MTです。この車、前期型の特徴である、金属製バンパーの部分が、ボディ同色のドル・メタで塗装されてました。この部分をペイントしてある仕様は初めてみました。
大学の自動車部のステッカーを苦労して自作したそうです。そうそう、小職は世間を忍ぶ「仮の姿」でこの大学に「営業」に出かけてますので、お気軽極楽にお声をおかけください。飯でもおごります(笑)。
それと同時に、MT−CLUBにも入部(?)してね。帰り道、ぶわーんと加速していく姿がほれぼれしました。

らでぃげさんのM3綺麗なんだなぁ、このレッド!

E21も、魅力的ですなぁ■基本的には、E30の仲間同士の交流というのが趣旨でした。たしかにこれは、有り難いもので、Royさん、べむ夫さん、らでぃげさん、やすさんをはじめ、ネット上でしか知らなかった方々、ここで初めてお知り合いになれた方々と貴重な情報の交換が可能なのは、やっぱりオフミだけだろうと思いました。
■昼食を済ませた頃、MT CLUBでも販売をしている「バナーのバッテリー」の紹介がありました。なかなか良いもののようなので、今後お世話になっちゃおうかとも思っています。続いてチャイルドシートの説明も行われ、お子さんをお連れの方々が、興味深げに話を聞かれていました

■その後、ビンゴ大会が催され、BMW グッズが次々と参加者の手に渡っていきました。最初はのんびりとした感じで、大きかった人の輪も、次第にヒートし、最終的にはビンゴの商品が置かれた場所のすぐそばまで、輪が小さくなり、ひとつ数字が読み上げられる度に歓声があがっていました。

私は、BMWの旗が縫い込まれた白いキャップを頂きました。
お、山羊ちゃん、何当ったの?

mikeさんの「シロクマE30号」(笑)■いやぁ、すんごいですねぇ。はじめてみました、E30のカスタムカー。ここまでやっちゃうんですね〜。
これ、以前「針千本」仕様の320iに乗っていたmikeさんのNewCarなんですが、凄すぎです(大爆)。

「超弩級的大迫力」で...320iベースなんです。(おお、おどろいたぜぇ、いや、ホント!)
後輪なんか、245−50履いちゃってたりするんですよ。ホイールはウルトラディープリムで、普通の工具ではホイール外せそうもありません。特殊な工具が必要そうです。どうやら、この車体、初期型のE30−320iベースで作成されたもののようで、改造前は「緑色」だったようです。
でも、綺麗にパーツが組まれていて、おまけにオールペンが良いのでちょっとやそっとじゃ見抜けません。ドアなんか、ぐっと張り出した部分、FRPじゃなくて鉄板叩きだしです。凄すぎます。その分、重くなっちゃってるんでしょうけどね。
mikeさんに、「ちなみに最高速ってどれくらい?」って訊いたんですが、どうやら使えるところは60Km/hくらいまでみたいです。それ以上はタイヤが太すぎて、出せないそうです。(確かにそうかもなぁ)。いっそ、3.5リッターエンジンとか積んで、ぶっ飛んでいたらこりゃ、みんな逃げちゃいますね。
いや、いっそのこと「愛国&Love Japan」とかテールにステッカー貼ってても、速攻まぴおは逃げます(笑)こりゃ、BOHP−4のスタコンにも参加してくださいね。期待してます。
そうそう、このmikeさん、マッキントシュのコレクターでもあって、なんと旧モデルを50台も揃えているそうです。「何でも鑑定団」に登場する日も近いでしょう!

■E30 MTC オフに出かけて、もうひとつ収穫がありました。IDING Tuneの320iを見せてもらう機会が与えられたことです。
これは、「MARU」さんの車両なのですが、E30 6気筒も、「ここまでは出来る」ってお手本のような車でした。
外見は、90’320i Mテク以外の何ものでもありません。私の車両と色も年式も履いてるホイールも同じです。なのに中身はチューンされた、まったくの「別物」です。エンジンルームにはヘッドカバーをブルーの結晶塗装にされたIDING TUNEのM20が搭載されています。ボア、ストロークともに拡大され、最高出力は220馬力だそうです。加えてエキマニはシュニッツァーの等長のものが装備されています。これは改造された車体を購入したのではなく、320iを購入し、チューンに出したそうです。ボア、ストロークとも2.0も2.5も可能な許容量は同じだそうです。2.0からのチューンはギア比が低い分、最高速では325iにかなわなくても、加速で凌駕しますね。
■インパネまわりもなかなか、格好良くVODの3連メーターが追加され、主要なメータはホワイト、針はレッドになっています。よく見てください。メーターが300km/hまで刻まれています。化け物ですねぇ。フルオープンさんを横に乗せ、同乗試乗に出ていく時、簡単にホイルスピンしていたのには、正直驚きました。これでATなのだから、なお、びっくりです。
320iでも望めば、ここまでは行けるのです。おお、がんばらねば!!(何を?)

とてもファンキーな、「やすさん」■それともうひとつの収穫。「やすさん」と、やっと会うことができました。
アイドリング時の車体の振動の問題なんかで、何通かメールのやりとりをし、MINEさんと同じ会社の方とわかり、その上、CG−DAYオフで会えると思っていたのですが、それが叶わず、やっと会えました。
楽しい方で、非常に楽しい時間を過ごさせて頂きました。

■車いじりが非常にお好きで、何でも自分でやっちゃうところが、うらやましく思えました。たとえば、下のエアクリ。ちょおっと一般のやつと違うでしょ。これ、国産のTOYOTA マークU用のを無理矢理付けちゃってるんですね。すんごいですねぇ。小生やべむ夫さんが「諭吉数枚」使ったのに「漱石数枚」で同じ効果Getしちゃってるんですから。レッドに塗装したヘッドカバー、フジツボのレアモノ、エキマニ、マフラーの改造、HONDA NSXのシートをレールごと移植など、普通、我々では持ち得ないアイディアを高い次元で、それもDIYでやり遂げるところに、妙に感動しちゃいました。

また、オフに来てくださいね。(笑)
マークUのキノコを強引に装着。15:00を過ぎ、散会しても、みんなその場を離れず、いろいろと情報のやりとりを続けました。
そして、少しずつ仲間が去っていき、私は「山梨組」が帰っても居残ったのですが、しばらく経ってから帰路につきました。 また、E30の仲間とお会いしたいものです。今回ご紹介できなかった方々、申し訳ないですぅ。次回にみなさんに登場してもらいますね。