1997.2 【BMWを買いに行こう】2 |
かねてよりこよなく愛したギャランVX(S62年式
2000ccツインカム
140Ps)が10年目の車検を迎え、各部の痛みも激しいことから、買い替えを決断。
「次はドイツ車!」の意気込みで休暇をもらっていざ車探し。私の故郷千葉で車を捜す。
赴任地である山梨もターゲットにしていたのだが意外とE30の中古車が少ない。「これは!」というものがあっても価格で納得できない。結局、千葉まで出かけるはめになってしまった。
三日間の休みのなかで、車探し購入までをやってしまおうという無謀なまでのタイムスケジュールで朝9:00から浦安、行徳方面を物色する。価格は納得できるのだが程度が「どうもなぁ」という車が多い。
私は車探しに際して、次のような信条をもって行動することに決めていた。
・ 2ドア、4ドアにはこだわらない。
・ 右ハンドルを考えるが、左でも程度が同じで安いならこだわらない。
・ エンジンは1.8あるいは2.0とし2.5は狙わない。(税金高いから)
・ 初期モデルは安くてもマイナートラブルが多そうなので買わない。
・ 色は白以外とする.(白は不精な私には似合わない。以前、白のギャランをずっと灰色だと思っている娘がいた。)
・ 100万以下で購入する。
1日目は14件の中古車屋をまわった。ドルフィンメタリックの2ドア88年式、左
66000キロ、ダイヤモンドブラック 2ドア
90年式 左78000キロ(平行輸入物)が印象に残った。黒のE30はオプションも結構ついていて、心を動かされたのだが、平行輸入というのがひっかかった。(サポート面でね。)
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1997.2 【今日もBMWを買いに行こう】 |
2日目、ギャランの車検切れまでほとんど日数がないので、「今日こそ決める!」の意気込み+「今日中に山梨まで帰らなければならない!」の使命感(?)で再び中古車屋めぐり。
中古車外車さがしの雑誌で以前から目に付けていた比較的近所の中古車屋へ向かう。
紺のE30 318iと、ドルフィンメタの320iがあった。とりあえず、社長と話す。紺はすでに売約済み。
「右ハンドルはないか」というと時間をくれれば探すという。時間はないので、また来ると言って他の店を何軒か回る。やはりいいものがない。
また、店にもどって社長と話す。一応車の素性を調査。89年式、4ドア、ドルフィンメタ、左ハンドル、2リッター、走行距離48000キロ、アルミ付き、フィンタイプのリヤスポも付いている。(CDとか、サンルーフとか、SPパッケージはもちろん無い)。車検を付けて100万ちょい。かなりぐらっとする。
お約束で「まけて」というがここは関東。「この価格だからねぇ」とあっさり断られる。
私は自分の直感を信じることにしている。
「決めます。書類まとめてください。」私は、車を見つけてから30分で購入を決めた。試乗もなしで。 |
1997.2 【ガソリンが漏れたの巻】 |
納車日。週末をつかって車を取りに行く。初めての左ハンドルなので少し緊張する。
エンジンの掛かりが幾分悪いが細かい不満点は気にしないことにする。自宅までの20分のドライブでいろいろ試す。
店で社長に症状を告げるとすぐ後部座席のシートをバラし始めた。およそ20分で症状が治まる。
どうも、後部座席下のパッキンが劣化していたようだ。
とりあえず、「お亡くなりになっているE30のパッキン」で代用して済ます。
その後症状は出ないので、山梨に向かい首都高速にのる。
はじめての左での高速はけっこうナーバスにさせる。
たとえカローラクラスの車体でも、視点が変わるというのはけっこう神経を使わせられた。
一番印象に残ったのが「力のなさ」。ファミリーカーといえど国産2リッター
4気筒ツインカムに比較するとスポーティーな印象は薄い。ちょっと「2.5リッターにすればよかったかなぁ」などという思いがかすめる。
ガススタンドでガスを補給してから自宅で車の周りを調査。車下からなにか液体が漏れている。
「ん?」液体を指ですくって匂いを嗅ぐとひどく危険な香りがした。
「げ、ガソリンがもれてる」すぐに店に戻る。その間も、ぽたぽたとガスが漏れる。非常に不安な気分だ。 |
中央高速に入り、かなり慣れてきたので、とりあえずアクセルを踏んでみる。加速感は国産2リッターにはとてもかなわない。
思わず「首が前に出る」ような状態である。しかし、その安定性は抜群である。けっこうスピード出しても車体のびびり音も、ハンドルのぶれもない。
うるさいのは国産とさして変わりが無いので気にならない。直進安定性は良い
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1997.3 【静岡までドライブしてみた。燃費悪いのね】 |
静岡までドライブ。燃費 7リッター/km。納得がいかない。
それと3000回転前後で出る「うおん、うおん」という不協和音が気になる。
でも、気にしないことにする。
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1997.4 【ワイパーブレード交換しました】 |
雨が降るとワイパーの拭き取りがやたら悪い。
これはさすがに「おっかない」のでDSでワイパーブレードを換える。¥2300。
ワイパーブレードも外車用は高いので、国産のブレードで流用できるものを今後は探すことにする。 |
1997.5 【知人のE36 318iに乗ってみた】 |
会社のバーベキュー大会に出かける。
同僚のE36 318i乗りと交換で乗せてもらう。やっぱり新型は良い。吹けも、加速感も「グー」である。
ハンドルも軽い。何より高級感があったりする。
私の車に乗った同僚曰く「ブレーキが効かないよこの車。」うーむ。
そう言えば、乗り出し一番で踏むブレーキが何だか甘い気がする。何度か踏んでいると自分では効く気がするんだけれど。
事故を起こさないうちに点検してもらうことにしよう。
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1997.5.16 【バッテリー交換しました】 |
雨が降っているので買い物に車を使おうとアパートの駐車場にゆく。ドアを開けたとき、いつもと違う。「ん?」集中ドアロックが働かない。「!」エンジンも掛からない。ぐるりとインパネ周りを見る。ヘッドライトがスモールのところでとまっている。
そういえば先週、昼間トンネルを抜けたことがあった。あのときランプを点灯したままにしていたのか!と、涙する。仕方なしにバッテリーを買う。¥20000円也。
(充電も考えたが、「持ちが悪くなるのもちょっとなぁ」と考え、思い切る)取り付けはもちろんDIYでやる。固定ネジがちょっと外しにくい。 国産のバッテリーに比べて値段が高いことを念仏のようにぶつぶつ唱えながら30分程度で交換。エンジンをかけるとちゃんと唸る。ひとまず安心。
おかげで当初の買い物のための費用は消えてしまった。 |
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1997.6.05 【暑さは修行の巻】 |
会社の職場の元同僚たちが、先輩の送迎会を催す。
次の日、車で昼飯を食いに出かける。車の中は35℃の猛暑である。エアコンが効かないことに気づく。
頭のなかがくらくらしながらも精神修行と考え我慢する。そう言えばギャランもエアコンが故障したまま3年乗り続けた。
その時に根性が出来上がっているから無理できそうだった。
しかし、隣と後部座席の客人はもちろんグロッキー寸前だった。
おまけにカセットデッキ(SONY製)がエンジンをかけるごとに音が出たり出なかったりする。デッキ内でカセットが回っているのだが、音が出ない。おまけにFM、AMすら音がしない。
より一層精神修行に打ち込めそうだ。
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1997.7.5 【エアコン
ガス注入の巻】 |
仕事が忙しくなって、エアコンの不調を直す時間が全く無かった。その間、修行のつもりで我慢するがそれにも限界が来た。
仕事に自分なりに一段落が付いたので、休みを取る。
ディーラーへ出かける。サービスマンに事情を説明し、エアコンを見てほしいとお願いする。
「盆前までに直さなければならない車がこんなにあるので」と手を広げられた先に20台近くの車が置いてある。
「やっぱり外車って壊れ安いのね」って変に納得してしまう。
「とりあえずガスをいれることは出来ますがそうそう安いものでもないし。」と乗り気でない。
仕方なしに再度修行のため灼熱のドライバーズシートに座り込む。
そのまま、通勤に使う道沿いにある中古外車販売店(新車も扱ってるかも)に向かう。
ここはVWとAudiをメインに取り扱っているが、ネオンの看板にBMWの空とプロペラのマークも流れていたので「えいや」で入る。
事情を説明し、とりあえず冷却ガスを入れてもらう。
ガス漏れチェッカー(ほんとは何ていうのかは知らない)がところどころでピーっと鳴る。
「やっぱりガスが漏れているから注入したガスがどの程度持つかわからない。3ヶ月かも知れないし半年かも知れない。ガスが抜けたら痕跡が残るのでまた来て」と言われる。
半年経てば冬なのでわからないいんじゃないかなぁと思いつつも、涼しい風にオアシスを感じる。
値引いてくれて工賃、ガス代で¥10000円だった。
帰り道、ガスが漏れているのだということを考えると
「私もオゾン破壊を進めてしまっているのだぁ」とひどく罪悪感に駆られる
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1997.7.19 【1DIN
CDデッキ買うの巻】 |
カセットデッキがまた不調である。
個人的な予定が狂ったこともあって、久しぶりに思い切りパチンコをする。数万円勝ったので珍しく財布が重い。
「よし、思い切ってCDデッキを車におごろう!」と石和のオートバックスへ出かける。
物色していると、富士通テンのデッキ が何だか安い。¥19800円。すぐに決めてしまう。最近はカセットに録音する時間もないので、カセットデッキはいらない。(E30は1DINのデッキしか付かないのだ。うーむ)
接続キットと工賃を含めると3万1700円(税別)。何だか詐欺のようだ。自分で付けてしまえば良いのだが、自作AT互換機ほどには自信がない。「ええーい」と払う。
そうだ、今日はパチンコの勝った金があるのだ。気にするなと自分に言い聞かせる。
1時間半ほど時間をつぶして店に戻ると、すっかり取り付けは終わっていた。
いそいそと乗り込む。少しばかりデッキが出っぱている。ちょっと格好悪いが気にしない。
私は基本的に形やネームバリューから惚れ込んだりしないのだ。(本当か?)
気のせいだろうがFMの感度も良いようだ。帰りにジャズのCDを購入。聞きながら帰る。
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1997.9.06 【オイル交換するの巻】 |
暇な休みに車のオイル交換を考える。オートバックスとかを考える。
でも、山梨のオートバックスは外車のオイル交換をしないとの話を聞く。
「ほんとか!?」と思わず叫ぶ。いまどき、国産車なみの普及台数を誇るドイツ車のオイル交換をしないなどというのは、馬鹿たれオーナーの私利私欲に起因してるとしか思えない。仕方ないので新聞の広告を見直す。
ドライバーズスタンドは外車のオイル交換をしてくれる。(ただし、上抜き)
さっそく車を持っていく。
どれにしようか迷ったが少しやわらかめのオイルを選ぶ(カストロールLTTXライト)
工賃込みで3000円でおつりが来る。20分ほど待つと呼ばれる。
さっそく走る。なーんかエンジンの回転が軽くなった感じ。(感じだけどね。)
思わずそのまま100Kmほど走ってしまう。
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1997.9.13 【東北道を走るの巻】 |
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仙台に住む友人宅に向かう。途中で埼玉の朝霞に住む同じく友人を拾う。
外環を抜けて東北道へ。期待通り混んでいる。
これでは12時間コースかもしれない。
日光のあたりで空き出す。ここぞとアクセルを踏んで先行する。
かなり「とばした」つもりだったが、後続の真っ赤なフェラーリが矢のように突っ込んでくる。
思わず、逃げるように通常走行車線にもどる。フェラーリってのは「速い」って聞いていたが「ほんとに速いんだ!!」と妙に納得する。
仙台の先の古川で降りる。朝9時に甲府を出て、夕方6時だから、ひどく疲れる |
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1997. 9. 14 |
仙台を少し観光する。良い街だと思う。「ここなら異動してもいいかな」とも思ったりする。 |
1997.9.15 【甲府に帰る】 |
渋滞よりちょっとずつ前に抜けていたので、東北道では、少ししか渋滞にはまらなかった。
朝9時に出て甲府に4時過ぎにつく。行って帰って1000キロを超えていた。
硬いシートのおかげで腰痛に悩まされることはなかったが、やはりロングドライブは疲れる。
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1997.12.7 【タイヤ交換するの巻】 |
今月の給料が少し残り気味だったのでタイヤ交換を決意する。
すぐ冬なので「スタッドレス」も考えるが、甲府は思いのほか雪は降らない。もったいないのでノーマルとする。
現状は前タイヤがピレリ、後タイヤがGoodYearと、前後違うのが気に入らないのと、前タイヤのゴムのひび割れがいやらしいのでぜーんぶ(当たり前)交換することにする。
「タイヤ館」で購入を考える。理由はない。
一本100円、200円高くても安くてもあまり意味がない。
ふと通りかかったところに「ここにございます」ってな感じで、「デーン」とあったのが気に入る。
B65というドーナツタイヤを選択する。パパ乗りな運転では高性能なタイヤはそれほど必要はない。
5分ほどで決めてしまう。
20分程度、煙草を吸って時間をつぶす。
その間、カタログを見ていると「GR5000にも同径タイヤがある!」
これにしたかったのだが、サイズがないと勝手に考えてB65にしたのだった。
「ちょっと待て、やっぱりこいつにしてくれ」
と言い出そうと立ち上がったときには「出来上がりました」とのお言葉。
素直にあきらめる。さっそく乗る。
けっこう良い感じ。同じ道を走ってもロードノイズが少なくなっている。
パパ乗りなタイヤの溝の切り方は比較的静かなのかもしれなかった。
交換前は少し左に取られ気味だったハンドルも中立にある。
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1997.12.07 【リコールの手紙】 |
実家からTELがかかってくる。
どうも、E30のリコールの手紙 がとどいたとの内容だ。
中古車屋(ディーラーではない)から買ったものなのにどうやってわかったんだろう。
なーーんて親切なメーカーなんだぁと思う。でも、山梨ではやらない。
夏の対応がわるかったから。(今度行って、対応よかったら訂正するけどね。)
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1997.12.23 【またもオイル交換】 |
正月前にオイル交換することにする。
カストロールのライトをぶち込む。前回はエレメントを交換していなかったので今回はやる。
もちろん、お店におまかせだ。しめて、5000円弱。
ボーナスをもらうとなんだか、平気でばんばん金をつかってしまう。
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1998.1.15 【大雪はやっぱり車はだめなのよの巻】 |
この日は全国的に希にみる大雪だった。仕事の関係で車で15分ほどの客先まで行くことに。
さっそく、旧マイカーのギャランで利用していた非金属チェーンを320iの後輪に取り付ける。(ギャランも、E30も、195/R14)
FR車のチェーン巻きは初めてだったので、意外と手間取る。いやー、意外というより、すげーかかった。(何と1時間半)
装着し終わる頃は、私はほとんど雪だるま状態であった。さっそく、(どこがさっそくなのだか...)乗り込みエンジン始動。
ゆっくりと前進。前進、ぜんしんだよ、前進。こらぁ動けってば。
まったく動かない。けっこうアクセルを吹かすと後輪が空回りしながら、2mほど動く。
でも、そこからはまったく動かない。仕方なしにバックに入れるが、動かない。進退極まる。
んー、っと困っていると雪かきをしていた近所の人たちが車を押してくれる。(前から)
「おにーちゃん、今日は車やめといた方がいいよ。歩いて行った方がいいって」
仕方なしに歩きました。片道1時間半かけて。まるでドロンズみたいにコンビニの「かっぱ」着て。
歩きながら考えました。「やっぱりスタッド買えば良かった」と。
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1998.5.16 【ハザードスイッチめり込むの巻】 |
用事があって、休みの日だというのに会社に車で出かけた。
それはいい。問題は路肩に駐車したとき起こった。いつものようにハザードのスイッチを押す。
ほんの5分程度の駐車だ。おまわりさんに捕まるのは宝くじに当たる確率にほぼ等しい。
なんだか、いつもとスイッチを押したときの感触が違う。「ん?」と思いスイッチをじっとみる。
−−−スイッチがめり込んでいる。スイッチガメリコンデイル...
もう一度押せば解除になるので押してみる。やはりめり込んでいる。このままではハザードつけっぱなしで街中を走らなければならない。とんでもない間抜けと間違われ、パッシングをやたら食らうのを想像したらげんなりした気分になった。
仕方無しに会社のビルに同居している関連会社に精密ドライバーを借りにいく。精密ドライバーはなかったが小さなマイナスドライバがあったので、借りてしまう。
インパネのスイッチ部分に突っ込み「テコの原理」で「よいしょ、よいしょ」と引っ張り出す。
まるで、車上狙いの窃盗犯のようだ。横をあるく、家族連れがじろじろ見る。
仕方無しに怪しさを帳消しにしようと、さわやかに笑顔を絶やさぬまま、鼻歌を歌う。冷静に考えると「なおいっそう」あやしい。
10分ほど苦闘していたら出てきました。スイッチのユニットだしたまま何度かON−OFFしてみたが大丈夫なのでもとに戻す。でも、ちょーっとスイッチに傷がついてしまった。
でも、良いのだ。気にしない気にしない。
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1998.6.3 【エンブレムGet!の巻】 |
会社の上司にBMWのバイクを乗る人がいる。車も好きで、解体屋のパーツ集めて作ったりしようと目論んでいたりする。そんな人と話をしていて、「いやー、僕の中古のE30、小石がはねたんですかねぇ、フロントのエンブレム所々剥がれちゃってるんですよ。おまけに左の前輪のアルミのナットのエンブレム、あれもいつのまにかなくなっちゃって」
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などと、煙草を吸いながら話をしていると、「んじゃねぇ、解体屋に行ったとき探してきてやるよ」とのお言葉。「お願いしますー」とすっかり頼んでしまいました。
上の写真を見るとわかるとおり、「W」の文字の一部と下の部分の黒字の一部が欠けちゃってます。おまけにアルミのエンブレムもこの通り剥がれちゃってます。
数日すると、僕の散らかったデスクに白いビニール袋が置いてありました。引っぱり出してみると傷ひとつないエンブレムが入っています。おまけにアルミ用のエンブレムまでも。」
しかも、タダでくれました。おー、サンキュー課長
今度ビールぐらいおごりますよぉ!と感謝の意を伝えました。さぁ、いつ交換しようかなぁ。 |
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1998.11.1【事故りました】 |
10月の終わり、出張するのに電車(こっちは未だに「汽車」って言う人多いんだけどね)
の最終が行っちまったんで、中央高速乗って東京へ帰りました。
問題は、帰りでした。日曜、渋滞を考慮して9:30ぐらいに家を出たのですが、京葉道路から首都高、中央道とぜんぜん渋滞に捕まらず、けっこう良いペースで上野原を越え大月に近づいてきました。時間はAM11:30くらい。こりゃアパートで洗濯してからどっか遊びに行けるな、なんて考えていました。と、トンネルにさしかかったところで、ハザード。「お、やっぱり、日曜日。渋滞だぁ」と、ブレーキ踏んでスピードを落としました。スピードメータは50から60キロ程度を指していますが、全体はその速度程度で流れています。
「ききーっ」私の前の前の車がものすごい勢いで急ブレーキ!
音がした瞬間、思い切りブレーキ踏み込んだんですが、私の目の前にいたクレスタの尻にオカマほりました。ぶつかった瞬間、目の前が何も見えなくなりました。
メガネが吹き飛んで、フロントガラスにあたり、後部座席まで転がって行っちまったからです。
「うわぁ、やっちまったぁ」と思って降りると、なんと四重衝突。すぐに警察が来て、話を聞いてみると、一番前の車に2番目の車が追突し、(これが急ブレーキの音の元)。
ここに私の直前の車が突っ込み、そこへ私の車がさらに突っ込んだようです。
けっこう、全部の車がひしゃげてたんですが、怪我人はゼロでした。不幸中の幸いです。保険屋に任せて、地元の修理業者にレッカーで運んでもらい、修理の見積もりをしてもらうことにしました。
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1998.11.14【最終回 けっこうするのね修理代って】 |
修理お願いしたお店に出かけ、修理代の見積もりの話を聞くとMAX60万くらいかかるみたいな話が出る。おいおい、これで2月に車検来るわけだから合計80くらいの金額になるじゃないの。酷な話だわ。
聞くと、追突したとき、エンジン周りのパーツ(ま、ボンネットの中身ですわな)が、10cmくらいドライバー側に押されたみたい。フレーム修正までかけなきゃいけないような話もぽつりと出る。見た目はひどくはないんだけどね。
ここで計算、10年目の車検を迎える車にそれも、車体購入価格なみに修理代を払うってのはけっこうきつい。→ならば廃車か...
「廃車にします。代わりの車さがしてください」
車ないと生活できないのよね、山梨って。
てなわけで、BMW日記はこれで最終回になります。
読んでくださった方ありがとうございました。
また、車買ったらレポートします。
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